香陵住販(3495)の初値予想暫定記事になります。JASDAQスタンダードに上場する不動産業を行っている企業です。主幹事はみずほ証券が務め、上場による資金吸収はOAを含め約7.2億円となります。茨城県を中心として事業を展開していることからそれほど初値が高くなることはなさそうです。


東京へ進出していますが、基本的に地場に強い企業です。営業スタイルも普通の不動産業を営んでいることから、それほど買い需要は発生しないと思われます。公開株数は369,000株、オーバーアロットメント55,300株となります。


香陵住販(3495)初値予想暫定


項目株数データ
想定価格1,700円
仮条件8月24日
公開価格9月04日
公開株数(合計)369,000株
オーバーアロットメント55,300株
上場時発行済み株数1,248,000株(公募分を含む)
想定ベースの時価総額約21.2億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
水戸証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
野村證券
大和証券
SMBC日興証券
岡三証券 岡三オンライン証券
いちよし証券


初値予想2,200円~2,500円


2018年9月期の連結予想は売上2.16%増、経常利益2.74%(1,200万円増)の増収増益になる予想が出ています。想定発行価格ベースのPERは約5.88倍、PBRは0.85倍となります。類似企業は同じジャスダック市場の東武住販(3297)あたりになると思います。


ロックアップは90日間となり、ロックアップ解除倍率は1.5倍となります。また、ベンチャーキャピタル保有株はなく、上場時点においてストックオプションで行使期限を迎えているものはありません。株主構造的に公開株式以外の株が流通する確率は低そうです。


香陵住販の詳細は下記記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ 香陵住販(3495)IPO新規上場と初値予想


同日上場のマリオン(3494)に人気が集中しそうですが、香陵住販も初値を超えてくる予想となっているため、申し込み忘れがないようにしておきましょう。初値形成目標は発行価格の1.5倍あたりでしょうか。


同社は不動産売買の他にも、不動産の仲介(賃貸・販売)、コインパーキング、コインランドリー、太陽光発電による売電なども行っています。今期は日本銀行のマイナス金利政策継続などによる影響で、不動産へ資金が流入していることから、同社においても「仕入れ販売」や「不動産管理戸数の拡大」に努めているそうです。


平成30年6月末時点で管理する居住用(事務)物件は14,028戸、エリア別では「水戸エリア9,461戸」「ひたちなかエリア2,072戸」「東京エリア635戸」「つくばエリア748戸」「日立・東海エリア1,112戸」になります。駐車場台数は6,661台となります。


これと言って買い需要が発生する材料はないため、上場規模が小さいことと今後の配当や株主優待狙いによる個人投資家の買いが見込まれる程度のようです。


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