ジャパンM&Aソリューション(9236)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。
SBI証券の連続公開価格割れも同社でストップするはずです。このIPOが公開価格割れするようであれば続く銘柄は全滅でしょう。
※ジャパンM&Aソリューション公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,340円(公募・売出価格) |
上限値段 | 3,085円(更新値幅67円、更新時間10分) |
下限値段 | 1,005円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 335円以上、5,360円以下 |
同社は中小企業を対象としてM&Aアドバイザリーサービスを提供している企業になります。
業績水準はまだ低いものの増収増益傾向にあり今期純利益が1億円を超える予想がでています。大手M&A企業には取り組むことが難しい案件も積極的に取りに行く企業のようです。
ただ同社の平均年間給与は約621万円と競合に比べ低いため人材集めに苦戦する可能性がありそうです。
安さを武器にしたM&A総研ホールディングス(9552)の企業情報では平均年間給与が約786万円となっています。大手の日本M&Aセンターホールディングス(2127)だと平均年間給与が約1,114万円になります。※2023年10月23日調べ
上場時が業績のピークではないと思いますが「関係会社の業績作り?」の可能性が某紙で指摘されています。
上場規模は約5.9億円と小粒上場、時価総額は約18.5億円になります。
気になるのはマザーズ指数が年初来安値を更新中となっていることです。個人投資家の買い余力も気になります!
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
「IPO承認」ジャパンM&Aソリューション(9236)の上場データと初値予想を考察!
ジャパンM&Aソリューション(9236)の上場直前の初値予想はこうなる!
ジャパンM&Aソリューション(9236)の上場直前の初値予想について調べました。大手の上場直前の初値予想は2,010円となっています。幹事引受け価格は1232.8円です。
上場規模が小さいことで出来高次第ではセカンダリー期待もありそうです。ただ初値買い意欲の低下が起きていると観測されています!
また、ベンチャーキャピタル出資はありませんが早売りしてきそうな株主も確認できるため、ジャパンベストレスキューシステム(2453)やエアトリ(6191)などは出来高があるうちに処分してくる可能性がありそうです。
ロックアップ解除価格は公開価格1.5倍以上なので2,010円になります。
公募組の売り渋りなども起き好発進すると考えられています。地合いが良いとは言えませんが公募組は利益が見込めるようです。前回予想の上限は3,000円でしたけどね。
競争が激化している業界だと言われていますが、後継者不足などを背景に成長している分野なので注目されるはずです。ただ機関投資家需要はなさそうです。
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