ビギナーズクラウド(Beginners Cloud)の評判や口コミをまとめてみました。福岡市内の優良賃貸物件のみをファンド化し投資家に提供しています。


ファンドは「匿名組合型」と「任意組合型」の2種類が用意されています。相続税を気にする方にも人気がありそうです!


ビギナーズクラウド(Beginners Cloud)の評判と口コミ
※ビギナーズクラウド公式サイト引用


今回もデメリット目線でしっかり調べてみました。


1口1万円から福岡市内の優良物件に投資ができるため面白いと思います。運営企業は株式会社Good不動産です。


私は福岡市内に出向くことがあり天神エリアの開発に驚いています。知らないうちにビルが建っていることもあります。


開発ラッシュが進む九州一の繁華街と言ってよさそうです。


福岡市中心部の開発が進んでいるため不動産価値の上昇も顕著化していると考えられます。若年層の流入が続き人口が増加しているとされ、その受け皿として賃貸需要が高まっているそうです。


しかも、不動産を専門に取り扱う企業がファンド組成を行うため安心した投資ができそうです!地方案件に興味がない方も利回りに期待できそうなので良いかもしれません。



ビギナーズクラウドに投資したら儲かるの?どんな特徴があるのか調べてみました

ビギナーズクラウドに投資したら儲かるのか調べました。


福岡市は人口が増加している国内屈指の成長都市と言えます。そのため不動産の価値が上昇する期待があると言えます。


ビギナーズクラウドに投資したら儲かるの?
※ビギナーズクラウド公式サイト引用


私は熊本市内に住んでいるため福岡市内が魅力的に感じます。東京や大阪、名古屋だとさらに大きな経済力があると思いますが、九州内であれば福岡ですからね。


また、同社では1口1万円から投資できインターネット上で全て完結出来ます。


投資をしたいと思ったプロジェクトにすぐに投資できるため投資機会を逃がしません。


投資なので元本毀損の可能性はありますが、不動産投資型クラウドファンディングに投資をするのであれば劣後出資が行われるため比較的安全な投資ができると思います。


同社の公式サイトには「ビギナーズクラウドの3つの特徴」と表記され以下のように書かれています。


【特徴】
  1. 国内屈指の成長都市「福岡市」に投資できるチャンス
  2. たった1万円からチャレンジできる気軽さ
  3. 高い利回り、安定した配当金を受け取れる安心感


気を付けてほしいのは匿名組合型と任意組合型の2種類のファンドが用意されていることです。


任意組合型ファンドの場合は実物不動産を所有することに近い形で投資できるため所得税の区分が「不動産所得」になります。


メリットも多い投資ですが通常は大きな資金が必要だと考えられます。


個人的には「匿名組合型」に積極的に投資しています。


項 目匿名組合型任意組合型
物件の所有者事業者各投資家
投資家の責任範囲有限責任(出資分のみ)無限責任(出資比率による)
所得の税区分雑所得不動産所得
源泉徴収有(20.42%)


任意組合型の物件の所有者は出資した投資家になりますが、登記名義人は同社の単独名義となるそうです。


また、基本的に確定申告はどちらも必要になりますが、任意組合型の場合は不動産所得になるため自分で確定申告を行う必要があります。


匿名組合型の場合は一定の税率であらかじめ源泉徴収されています。


kimukimu

不動産投資型クラウドファンディングと言えば匿名組合型を指します!



同社ではファンド毎に「組合型」の記載があるため投資をする際はチェックしておきましょう。

優先劣後システムの仕組みについて詳しく調べてみました

出資法により元本保証が禁止されているため、優先劣後システムなどを利用して投資家保護のスキームを導入している企業が多くなっています。


ビギナーズクラウドでも優先劣後システム(優先劣後構造)が取り入れられています。


優先劣後システム(優先劣後構造)の仕組み
※ビギナーズクラウド公式サイト引用


優先劣後の比率はファンド毎に変動するそうです。


既に組成されたファンドを確認すると20%となっているためこの辺りが基準になると思います。


上記のように売却時に対象不動産の価値が20%下落しても投資家の元本は毀損しない仕組みになっています。例えば1億円の不動産が8,000万円になっても投資家の元本は守られます。


2,000万円の損失は同社が負担する仕組みです。


ただし、事業者が倒産した場合は元本毀損となる可能性があります。


kimukimu

基本的に現物不動産を取得するスキームのため不動産を売却すればその分の現金が入ります。このスキームに不安があれば投資はお勧めできません。

事業者選びが大事ということですね!!



運営企業のGood不動産について調べてみました

Good不動産のコンセプトは「不動産×IT×人」になるそうです。不動産とITの掛け合わせは多くの企業が目指しているところです。


上場企業もITを活用できなければ生き残っていけませんからね。


項 目その内容
商号株式会社Good不動産
本店所在地〒810-0041
福岡県福岡市中央区大名1丁目14-45 Qiz TENJIN 9F
代表取締役牧野修司
設立2009年3月06日
資本金1億円
事業内容
  • 賃貸管理事業
  • 賃貸仲介事業
  • アセット事業
  • 売買仲介事業
  • 買取再販事業
  • 資産コンサル事業
  • リノベーション事業
  • 大規模修繕事業
  • プロパティマネジメント事業
免許等
  • 宅地建物取引業 福岡県知事(3)第16367号
  • 第二種金融商品取引業 福岡財務支局長(金商)第69号
  • 不動産特定共同事業 福岡県知事許可第3号
  • 賃貸住宅管理業 国土交通大臣(01)第003962号
  • プライバシーマーク
関連会社
  • 株式会社Goodホームデザイン
  • 株式会社Goodリアルエステート
  • 株式会社Good不動産コンサルティング
  • 一般社団法人民事信託協会
※2024年8月13日調べ


福岡市中央区大名にある企業なので天神エリアになります。


天神エリは「天神ビッグバン」による高層ビジネスビルの建設ラッシュが進み、全国から人と企業が集積する国内屈指の成長都市になっています。


不動産投資環境としては絶好の条件が整う都市のようですね。


福岡市の地価が上昇しているのは計画的に行われている再開発がポイントになると思います。天神ビッグバンの他には「博多コネクティッド」という再開発も行われています。


そのため、Good不動産の収益も伸びているのかもしれません。


ITにも力を入れている企業ということでクラウドファンディングにも積極的だと考えられます!


ビギナーズクラウドの会員登録方法と投資手順を調べてみました

会員登録方法と投資手順について調べてみました。この辺りは他社とかわりありません。


気になるのは入出金関係と入金タイミングだと思います。


ビギナーズクラウドの会員登録方法
※ビギナーズクラウド公式サイト引用


【投資ステップ】
  1. 会員登録
  2. 出資者登録
  3. プロジェクトの選択
  4. プロジェクトへ応募
  5. 抽選(抽選式プロジェクトの場合)
  6. 出資確定
  7. 入金
  8. 運用開始
  9. 配当


会員登録を行うには会員登録ページでメールアドレスの入力を行い、認証用メールが届くためそこに表示されている認証用URLをクリックし会員登録に進みます。


次にマイページから出資者情報登録を行う流れになります。運転免許証などの身分証明などが本人確認のため必要になります。


また、出資者情報登録完了後にプロジェクトに投資できるようになります!


ファンドへの投資は抽選方式と先着方式があるようです。抽選の場合は募集期間内に応募すれば良いため個人的に助かります。


登録投資家(口座開設者)が多くなると先着方式はすぐに売り切れるため申込む側も大変ですからね。


kimukimu

入金の案内は出資確定後に入金口座等をマイページとメールでお知らせするそうです!!



事前入金の必要がないのは嬉しいですよね。


また、配当金(分配金)と元本の振込手数料はビギナーズクラウドが負担することになっています。


投資家は出資金の振込代金のみ負担すると良いため嬉しい材料だと思います。ちなみに同社への振込先は「GMOあおぞらネット銀行」となっています。


GMOあおぞらネット銀行を利用している方は出資金の振込代金も無料になります。


他行でも振込代金を無料にできる方はいますけどね。私は楽天銀行経由で振り込めば無料にできます!


ビギナーズクラウドのメリットとデメリットを考察!任意組合型に投資したらヤバイ?

投資を行うにあたりメリットとデメリットを考察してみたいと思います。


既に組成されたファンドを確認すると想定利回り7%のプロジェクトを確認することができました。利回りは他社比較で高そうです。


【メリット】
  • 1口1万円の小額投資から始められる
  • 自社管理の優良物件に投資ができる
  • 投資金は出資確定後の後入金方式を採用している
  • 優先劣後構造を採用し元本毀損リスクを軽減している
  • 匿名組合型ファンドは配当金(分配金)と元本の振込代金が無料
  • 投資は全てインターネット完結となっている
  • 口座開設費用や維持管理費用が無料


【デメリット】
  • 元本保証の投資ではない
  • 入金時は投資家が振込代金を支払うことになっている
  • 分配金は予定された数値なので確定値ではない
  • 運営企業の倒産がないとは言いきれない


メリット面で他社比較で優位なのは、出資確定後の入金でよいことや配当金(分配金)と元本償還時の振込代金が無料となっていることだと思います。


利回りに関しては自社管理の賃貸マンションがファンド組成対象となるようなので、そこまで高くはならないと思います。


基本的にインカムゲインを狙ったプロジェクトが多いと考えています。いわゆる安定した収益不動産です。


なかには面白案件でキャピタルゲイン狙いのプロジェクトが出てくるかもしれません。他社でもたまにありますからね。


デメリット面で気になるようなところは特にないと思います。地方企業なので心配される方もいると思いますが、従業員数は100人を優に超えているため中堅と言えそうです。


上場企業ではありませんがSDGs(持続可能な開発目標)を意識し事業活動を行っています。


kimukimu

ITや新しい仕組みを取り入れることで、業務の効率化やコスト削減を図ったり努力しているそうです。ITによる効率化で残業を減らすことにも取り組んでいるようですね。



また、任意組合型ファンドのメリットは一般的に現物不動産を所有するのとほぼ同じ効果が得られると言われているため相続税の軽減に有効だと言われています。


特に賃貸不動産は、相続発生時の相続税評価額を圧縮できることが多く結果的に相続税の軽減につながるそうです!


任意組合型ファンドのメリット
※ビギナーズクラウド公式サイト引用


この他、資金効率なども現物不動産と比較すると良いと思います。


たまにヤバイ?大丈夫?と言われる理由は、任意組合型(小口化商品)のリスクにあるのかもしれません。


それは空室発生による利回り低下、又は対象物件が災害などでダメージを負った場合に損失を被るリスクです。


まれな話だと思いますが、無限責任の場合は追加出資を求められる場合もあります。


個人的には匿名組合型のほうが好みですが、投資金が大きくなると任意組合型を選択する方が多いように思います。


私の場合は運用資産が少ないため匿名組合型を選択しています。不動産投資がメイン投資ではありませんからね。


この辺りは投資家の考え方次第だと思います!


ビギナーズクラウドを利用している投資家の口コミを調べてみた結果

ビギナーズクラウドを利用している投資家の口コミを調べてみました。まだファンド組成数が少ないためだと思いますがSNSではそれほど話題となっていないようです。


ただ一部の投資家の方は積極的に投資しているようです。








Good不動産の公式サイトでは2023年10月06日に募集開始のお知らせが掲載されていました。


続くファンドに期待したいと思います。ファンド組成数がまだ少ないためサブ口座で持っておくと良いかもしれません。


ビギナーズクラウドの評判と口コミまとめ!高利回りに期待

ビギナーズクラウドは福岡市を中心とした投資ができるため面白みがありそうです。


また、組成されるファンドは比較的利回りが高いと考えられます!


ビギナーズクラウドの評判と口コミまとめ
※ビギナーズクラウド公式サイト引用


【まとめ】
  • 1口1万円から投資ができる
  • 事前入金の必要がない(後入金方式)
  • 匿名組合型と任意組合型のファンド組成が行われる
  • 不動産のプロがファンド組成を行う
  • 口座開設費用などは全て無料、投資金の振込代金は投資家負担
  • 元本保証の投資ではない


福岡市の商業地の地価上昇率は3年連続で全国トップとなっています。また、住宅地も全国平均で高く推移しています。


福岡市全体の地価が上昇しているため投資先としては面白いと思います。


同社の組成するファンドは、福岡市中心部のGood不動産が管理する賃貸マンションのみを対象としています。素性がはっきりしているため資金回収を考えるとよさそうです。


投資家には安定した収益性が見込めると判断された不動産のみを厳選してファンド化し提供していくそうです!!


最近は都心のクラファン事業者だけでなく、その他の主要都市をベースにしたクラファン事業者が増えています。


投資家も資金分散を行うことでリスク軽減につながるため、複数の事業者に投資しておくと良いかもしれません。


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