フロンティア・マネジメント(7038)の初値予想暫定記事になります。公開価格割れするようなIPOではないため抽選に申込んでおいてよい銘柄です。同社は専門的な人員を幅広くそろえており、様々なクライアント要望に対応できる環境が整っています。事業は、経営コンサルティングやM&Aアドバイザリーなどを手掛けています。


主幹事はみずほ証券となり、公開株数520,000株、OA78,000株、上場による資金吸収は約13.5億円となります。人気事業と言えるため積極的な抽選参加スタンスでよいと思います。また、業績も急拡大しています。


フロンティア・マネジメント(7038)初値予想暫定


項目株数データ
想定価格2,260円
仮条件9月06日
公開価格9月18日
公募株数270,000株
売出株数250,000株
公開株数(合計)520,000株
オーバーアロットメント78,000株
幹事団みずほ証券(主幹事)
SMBC日興証券
SBI証券
岡三証券 岡三オンライン証券
岩井コスモ証券 ←後期型IPO抽選
いちよし証券
丸三証券


初値予想3,500円~4,000円


2018年12月連結業績予想は売上11.3%増、経常利益81.5%増(2億700万円増)の大幅な増収増益となります。EPS107.67を基にPERを算出すると約20.99倍となります(想定ベース)


ベンチャーキャピタル出資はなくストックオプションも行使期限を迎えている株はありません。公開株式以外の株流通は少ないと思われます。代表取締役の大西正一郎氏と松岡真宏氏、創業メンバーは産業再生機構の出身が多く、数多くの案件を通じて経営コンサルティング、事業再生及びM&Aの各業務についてノウハウをそもそも有しています。


フロンティア・マネジメントの詳細は下記に書いているのでよかったら参考にしてください。

⇒ フロンティア・マネジメント(7038)IPO新規上場と初値予想


経営コンサルティング、事業再生及びM&Aの案件において、様々な課題を解決しながら円滑に業務を遂行するためには、ビジネス、金融、会計、法律等、多分野にわたる複雑で高度な専門知識やノウハウを組み合わせて「全体最適」な解を導き出す必要があります。


同社では経営コンサルタント、産業アナリスト、事業会社出身者等のビジネスの専門家、投資銀行出身者等のM&Aの専門家、弁護士、公認会計士、税理士等の制度関連の専門家等、多様なバックグラウンドを持った専門家を一つのコンサルティングファームに集めることで、ニーズに対応しているそうです。


今後の事業展開で、日本企業は人口減少による市場縮小に対応することになり、海外M&Aの増加が予想されるそうです。そのサポートを行い一貫して提供することにより事業拡大を狙うようです。また、中堅・中小企業の事業承継型M&Aも増えていることから獲得を目指すようです。


同社のデメリットは上場日前後に多くの銘柄が上場するため、資金分散などの懸念があるだけでしょう。みずほ証券主幹事が多くなっていますが、なかなか当たりません。店頭からの申し込みは控えていますが、そろそろ考えたいと思います。ある事件により電話しにくいんですよね(涙)


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岩井コスモ証券

※岩井コスモ証券のIPO抽選ルール詳細はこちらの記事へ

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