フィードフォースIPOの初値予想と幹事配分について調べました。すでに上場1日目に初値が付かないと言われている銘柄なので爆上げ必須と言えるでしょう。主幹事は大和証券になり上場規模はOAを含め約8.1億円と規模も小さく、IPO市場で人気のアドテクノロジー関連となっています。


前期まで3期続けて赤字となっていたことが気になりますが、上場時点では黒字化しているため今後の事業拡大を狙った買いが見込めそうです。


フィードフォース初値予想と幹事配分


項目株数データ
想定価格1,030円
仮条件6月18日
公開価格6月27日
公募株数650,000株
売出株数30,100株
公開株数(合計)680,100株
オーバーアロットメント101,900株
幹事団大和証券(主幹事)
SBI証券
野村證券
エース証券
丸三証券
マネックス証券 ←株数が多いと当選確率高め
東海東京証券 ←幹事引受け増加中
エイチ・エス証券
みずほ証券


2020年5月の単独業績予想は売上9.9億円で前期比42.1%増、経常利益2.3億円で前期比6倍以上となっています。驚異的な増収増益見込みとなり事業の好調さが伺えます。ただし四半期利益は3.47倍程度に下がるようです。営業利益が大きく改善していることから本業による収益のようです。


想定発行価格1,030円からPERを算出すると約31.61倍、PBR6.32倍になります。業種的に高PERになりがちです。フリークアウト・ホールディングス(6094)あたりが類似企業でしょうか。


同社の事業内容や業績については下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ フィードフォースIPO上場承認と初値予想!これ凄いIPOじゃね?


kimukimu

大手EC事業者などが古い情報を「最新の情報」に書き換えることができるデータフィードを活用した最適な広告配信などを行っています。多くのECサイト修正は人件費も必要になるため便利なんでしょう。SNSサイトにも対応しているそうです。

時代の変化に伴い同社のような企業は増えていますよね。行っている事業の内容がちょっとつかみにくいですが、ITを活用した企業になり業績拡大で初値は2倍~3倍の範囲で期待ができそうです。

5,000円予想は行き過ぎかもしれませんが、あり得るかも?


初値予想3,000円~5,000円!


幹事名配分単位(株)引受割合(%)
大和証券(主幹事)625,70092.00
SBI証券6,8001.00
野村證券6,8001.00
エース証券6,8001.00
丸三証券6,8001.00
マネックス証券
6,8001.00
東海東京証券6,8001.00
エイチ・エス証券6,8001.00
みずほ証券6,8001.00
※OAが別に101,900株あります


幹事引受け株数を見る限り主幹事からの当選期待が高そうです。というか平幹事が全て1%引受となっている珍しい案件です。


ロックアップは180日間と90日間にわかれ、90日分にはトランス・コスモス(9715)とマイナビが発行価格の1.5倍で売却可能となっています。どのタイミングで売ってくるのかわかりませんができるだけ高い位置で売却してくるでしょう。


また上場日が7月05日となっているため6月後半の上場ラッシュ後というタイミングもプラス要因になります。単価も低いためセカンダリーへの参加者も多そうです。


公開株数がOA含め782,000株になるため株数が少し多いと思いますが、ネット証券主幹事ではないため個人投資家の成売りも初値2倍程度では少ないかもしれません。


1銘柄当選すれば大きな利益が見込めるIPOが続くため申し込み忘れだけは気を付けておきましょう。1回当選で20万円~30万円の利益もあたり前になってきた感があります。


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