伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2というファンドがCOZUCHI(コヅチ)で組成されます。実は旧WARASHIBE時に募集が行われていたファンドになります。


償還されると考えていましたが、希望者にはフェーズ2として投資できる内容のため詳しく調べてみました。独自性のあるファンドになっています。


COZUCHIの伊東市川奈リゾート開発用地EXITプラスファンド
※COZUCHI公式サイト引用


本ファンドは物件の売却不能リスクを低く抑え、高いリターンを目指すファンド設定となっています。


丁度1年前から運用が行われ償還を迎える予定となっていました。しかし、なぜフェーズ2に移行するのか疑問なので調べました。


簡単に説明すると、コロナ禍に不動産を仕入れているためかなり安く購入することができています。そして売却先となるホテルディベロッパーからの引き合いが多数あり、売却の確実性が高まっている状況と聞いています。


よって、想定されていた内容を変更し投資家に利益を得られる機会の提供を行うことになっています。


利益を投資家とフェアに共有するスタンスには好感があります。ただし注意事項があるため気を付けてください!


伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2の募集内容を確認してみました

伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2の募集内容はフェーズ1からほぼ変更がないようです。


伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2
※COZUCHI公式サイト引用


公式サイトでは過去のファンド内容を確認できる状況のため気になる方は確認しておきましょう。前回の応募人数は458人になり2.5億円が完売しています。


まだCOZUCHI(コヅチ)として運営される前の話になります。


当時の2.5億円はかなり大きな金額設定になります。今ではそれほど大きいとは言えませんが、1年前は驚いたことを思い出します。


また、今回のフェーズ2の募集内容は下記のようになっています。


項 目その内容
想定利回り(年利)8.00%
運用期間12ヶ月
募集金額250,000,000円
利回り内訳
  • キャピタルゲイン7.90%
  • インカムゲイン0.10%
最小投資金額10,000円
最大投資金額25,000,000円
募集期間2022年7月01日~7月07日


同社によれば、「伊東市川奈エリアは静岡県の伊豆半島東側に位置し、東に伊豆エリア、北に熱海エリアに隣接する、由緒あるリゾート地」となっています。


伊東市川奈エリアは落ち着いた環境にあるため富裕層に特に人気みたいなんですよね。


太平洋を一望できる高台の立地が特徴、さらに温泉地でありファンド対象物件は敷地内から源泉が出ているそうです。


また、地理的に川奈ホテルゴルフコース富士コースが近くにあり観光エリアとして人気が高いようです。


伊東エリアの温泉イメージ
※COZUCHI公式サイト引用


新型コロナウイルス感染症によりリゾート開発用地を安く手に入れることができたため、売却益がかなり見込める案件のようですね。


本ファンドではキャピタルゲインの25%を上限として優先出資者に割り当て配当されることになっています。そのため大きな売却益となった場合は投資家に還元されます。


万が一、売却先が見つからない場合はキャピタルゲインが発生しないためインカムゲインの想定利回り0.1%になることもあり得ます。もしそうなれば同社の信用や信頼と関係してくるでしょう。


これまでそのようなファンドは出てきていないため個人的には安心しています。


投資を行う場合の注意点を確認!既存投資家のみ出資できる仕組みだった

伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2のファンドに投資ができる方はフェーズ1に出資を行っている方のみです。


また、前回の出資分を上限として募集されます。公式サイトによれば下記のような投資ポイントがあるそうです。


【投資ポイント】
  • アフターコロナを見越した売却候補が多数あり利益が十分期待できるため、ファンド再組成
  • 現状で既に有力な売却先と交渉中
  • EXITプラスを再度採用
  • 既存投資家のみ前回出資分を上限として募集、新規募集は行わないファンド
  • 再投資がされない部分はLAETOLI追加劣後出資


そうなんです!


これから口座開設を行っても本ファンドには出資できません。また既存口座開設者でもフェーズ1に出資した金額分しか再投資に回せません。


かなり強気設定になっているようですが、本ファンドはフェーズ1で投資を行った方限定のファンドになっています。


フェーズ1に投資を行った方以外にも募集を掛ければ満額成立となることは容易だと思います。ただこれをやってしまうとCOZUCHIのブランドイメージが悪くなるため今回のような措置になっていると考えられます。


2.5億円の募集で8%の利回りなので早い段階で満額成立になることが容易に想像できますよね。


劣後出資はLAETOLIが実施
※COZUCHI公式サイト引用


また、全ての方が再投資を行うとは限りません。再投資されず残った部分はLAETOLIが劣後出資を全額行います。そのため劣後出資が増加することになります。


本ファンドの場合はフェーズ1でTRIAD社に売却する出口が決まっていましたが、フェーズ2では出口が決定している訳ではなさそうです。


ただ売却候補先がありファンド化することで投資家に還元できると考えられたファンドだと個人的に考えています。


公式サイトでは「TRIAD社への売却金額より高い金額で第三者に売却できると考えている」と表記があります。


前回募集時に書いた記事があったので興味があれば下記記事も参考にしてください。※フェーズ1の内容




伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2は需要調査なのか?まとめ

伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2のファンド組成で個人的に感じたことがあります。


旧WARASHIBEから新しくCOZUCHIの新体制になり、明らかに事業レベルが高くなっています。そして不動産投資型クラウドファンディング業界では最注目企業と言えそうです。


伊東市川奈リゾート開発用地【EXITプラス】フェーズ2まとめ
※COZUCHI公式サイト引用


COZUCHI(コヅチ)は最終利益を投資家とフェアに分配することを目的としています。自社だけが儲かろうと考える企業が多い中で投資家にもできる限り還元したいと伺っています。


本ファンドはリゾート開発に適したポテンシャル高い立地となっているそうです。そもそも安く仕入れることができているため収益見込みは高いと思います。


ホテル開発や運営は行わず、アフターコロナを期待したホテルディベロッパーへの土地売却で利益を狙っています。


そして気になるのはフェーズ1で投資を行った458人のうち、どのくらいの方が再投資を行うのか?といったところです。同社にとって2.5億円の募集は簡単だと思いますが今回は特殊な事情があります。


フェーズ2投資のシュミレーション
※COZUCHI公式サイト引用


1年前にフェーズ1に投資を行った方は上記画像を参考に投資を行うとよさそうです。振込代金も無料みたいです。


既におわかりだと思いますがフェーズ1に出資を行った方しかフェーズ2に投資できません。既存投資家を大事にする姿勢が伺えますよね。


ファンド組成を行い高利回り設定にすれば即満額成立となることも考えられますが、同社はそれを行いませんでした。知名度も高まっているため競合も都度確認しているはずです。


そして今回のような取り組みで需要調査的なことも行われるのかな?と個人的に考えています。


COZUCHI(コヅチ)運営のLAETOLIがファンド化せず全額を引受けてもよかった案件だと考えられますが、実績を作るためにも優先権的な案件を実施してきたように思います。


アフターコロナ期待はクラウドファンディング業界にも吹いているようです!


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