ブシロードIPOがどうやら市場で大きく注目されているようです。公開株数が多い割に買い需要が多い観測が出ているようです。業績はしっかりとした利益を計上し事業も投資家に好まれる銘柄です。さらに新日本プロレスの親会社になっていることで初値期待はかなりできそうな雰囲気となっています。
直近の上場で有名だった企業は名刺管理ソフト運営のSansan(4443)でした。こちらはベンチャーキャピタル売り抜け上場とまで言われましたが、上場してみれば公開価格超えになり株価はさらに上昇しています。一概に比較はできませんが、ブシロードの株主にはVCがいないことで安心感があります。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,840円 |
仮条件 | 7月10日 |
公開価格 | 7月19日 |
公募株数 | 2,100,000株 |
売出株数 | 1,683,000株 |
公開株数(合計) | 3,783,000株 |
オーバーアロットメント | 567,400株 |
幹事団 | SMBC日興証券(主幹事) 大和証券 みずほ証券 SBI証券 楽天証券 ←後期型抽選で申し込み忘れ多い マネックス証券 ←完全平等抽選で期待大 エース証券 水戸証券 |
2019年7月の連結業績予想では売上313.5億円で前期比8.5%増、経常利益27.4億円で前期比8.6%減になる予想が出ています。四半期利益は17.1億円で前期比4.6%増で着地するようです。
想定発行価格1,840円によるPERは約14.63倍、PBRは2.59倍になります。配当や株主優待の設定はまだありません。ゲームだけを扱っている企業ではないためディー・エヌ・エー(2432)やバンダイナムコホールディングス(7832)あたりが比較対象になると思います。
指標的には割安なので公開価格よりも初値は高くなると思いますが、株価2,500円のPERが19.84倍なのであり得るでしょう。同社の詳細は下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。
⇒ ブシロードIPO上場承認と初値予想!当選確率高めで人気化?
多分、初値形成のポイントは海外配分がどの程度あるかだと思います。
メルカリが55%でLINEが63%も海外配分があり、国内当選者が少なかったことを思い出します。ちなみにSansanは38%となっています!
初値予想2,000円~2,500円!
幹事名 | 配分単位(株) | 引受割合(%) |
SMBC日興証券(主幹事) | 3,253,800 | 86.01 |
大和証券 | 113,400 | 3.00 |
みずほ証券 | 113,400 | 3.00 |
SBI証券 | 113,400 | 3.00 |
楽天証券 | 75,600 | 2.00 |
マネックス証券 | 37,800 | 1.00 |
エース証券 | 37,800 | 1.00 |
水戸証券 | 37,800 | 1.00 |
新日本プロレスリングを子会社にしていることで投資家の思惑など裁量が入りそうです。新日本プロレスリングの前親会社はユークス(4334)になり子会社の上場観測が出ていました。ユークスは今でもプロレスゲームを中心としたゲーム開発を行っています。
※観測が出ていただけで上場することはありませんでした
ブシロードが新日本プロレスを子会社にしたのは2012年1月なので既に7年が経過しています。その後プロレスカードゲームや新日本プロレスワールド(インターネットテレビ)配信などプロレスに特化したしサービス拡大を行っていました。
現在では北米を中心に興行を行い、同じスポーツ事業としてキックスロードの運営も行っています。こちらはキックボクシングの興行になります。
そもそも収益の多くはトレーディングカードゲーム部門やモバイルオンラインゲーム部門などのエンターテイメント事業となっています。
新日本プロレスリングも16.9%の売上げがあり今後収益として期待しているそうです。キックボクシングの「KNOCK OUT(ノックアウト)」も国内キックボクシング業界でのNo.1団体を目指し活動しているそうです。
カードゲームなどのエンターテイメント事業は各種デバイスの高性能化と通信インフラの発達に伴い市場拡大が見込まれる反面、ユーザー嗜好の多様化と製品寿命の短命化が進んでいることが問題点だそうです。
将来的には同社の事業別売上の大きな変革もあり得そうです。
主幹事のSMBC日興証券は公開株数とOAを含めると3,821,200株も引き受けます!
これは当選チャンスなので忘れないように申し込みを行っておきましょう!年に数回はこのようなチャンスが訪れるためGETしておきたいところです。新規口座開設者は通常より当選しやすくなっています。
海外市場では「アメリカ合衆国」と「中華人民共和国」を戦略地域と認識しているとあります。こちらは主に英語版や中国語版に対応したトレーディングカードゲーム市場を取り込む戦略のようです。スポーツ事業においては映像販売を強化することが課題だそうです。
新しい技術やデバイス、そしてインフラなども劇的に変化していく世の中で同社がこれからどのように戦略を練り市場開拓を行っていくんか実に興味があります。モバイルオンラインゲームに関しては法令整備により課金方法が問題視されているため縮小の可能性はあり得ますが、興行に関しては拡大が続きそうです。
プロレスやキックボクシングの場を提供する企業は限られていますし、同社も収益のチャンスだと思っているように感じます。IPO的にも話題性があり期待できそうです。
ブシロード(7803)IPO主幹事です! 【私はネット口座だけで当選しています】
※SMBC日興証券のIPO概要と当選履歴【画像あり】の記事へ
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