アミファIPOの初値予想と幹事配分記事になります。地味系の企業になりますが上場規模が小さく手掛けやすい価格帯であることから人気になると考えています。複数株を手に入れることが出来ればまとまった利益になりそうです。


ネット抽選であれば野村證券やSMBC日興証券からの当選狙いでしょう。幹事構成もネット派に申し込みやすい環境となっています。野村證券だと200株セットなので当選は少し難しいでしょうか。


アミファ初値予想と評判


項目株数データ
想定価格620円
仮条件8月29日
公開価格9月09日
公募株数455,000株
売出株数500,000株
公開株数(合計)955,000株
オーバーアロットメント143,200株
幹事団野村證券(主幹事)
みずほ証券
SMBC日興証券
岡三証券
岡三オンライン証券 ←前受け金不要で抽選参加
SBI証券


2019年9月の単体業績予想は売上48.3億円となり前期比2.1%増、経常利益は2.5億円となり前期比27.3%増を予想しています。ただし四半期利益が前期比で1億円減り1.64億円で着地する予想が出ています。


想定発行価格620円からPERを算出すると約10.40倍、PBRは1.01倍になります。配当が年間16円予定され配当利回りは2.58%になります。株主優待の設定は現時点ではありませんが上場後株価を意識するのであれば設定してくると思われます。配当性向は30%目標としているそうです。


アミファIPOの取引先と売上状況の画像


大手への販売状況は第3四半期累計期間でセリア44.8%、大創産業28.2%、キャンドゥ10.0%となっており、毎年似たような売上率となっています。新商品投入には100名以上のフリーランスイラストレーターの力を借り共同で商品デザインなどを行っているそうです。


同社は女性を中心とした商品を提供し「おしゃれでカワイイ商品」を100円ショップなどを通して均一で販売しています。日々の暮らしの中でHappyと感じられる時間を想像して買われる商品だと言うことです。


最近は100円ショップでも可愛いと思ったりオシャレだと思う商品が多く企業側の努力も感じます。雑貨の企画や仕入、卸販売と言っても昔と形態が変わりつつあるように思います。男性はあまり可愛さを求めませんからね。


同社の詳細は下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ アミファIPO上場承認と初値予想!100円ショップ御用達の実力は凄い


kimukimu

ターゲット層は主に女性!

季節イベントを盛り上げる季節型雑貨や、一年を通して楽しめる通年型の雑貨を企画開発している企業です。


同社商品は楽天市場やヤフーショッピングでも購入することが出来ます。また自社直販サイトも運営しています。


初値予想700円~1,000円!


幹事名配分単位(株)引受割合(%)
野村證券(主幹事)859,50090.00
みずほ証券38,2004.00
SMBC日興証券19,1002.00
岡三証券19,1002.00
SBI証券19,1002.00


ベンチャーキャピタル出資はなく90日間のロックアップが設定されています。ロックアップ解除倍率の設定はありません。また福利厚生を目的に従業員持株会が45,000株を上限に親引けするそうです。


商品や原材料は国内外の協力企業から仕入を行っているため景気や為替により価格がブレることになります。海外企業からの仕入れは約83%にもなるため為替の影響は大きそうです。安定的な供給が確保されるよう体制を整えているそうですが、仕入れ先の紛争などが起きた場合は大きな影響があるでしょう。


商品の仕入れでは同一商品に対し複数の協力企業から見積りを徴収し、協力企業間での競争環境を形成することにより仕入原価の低減を図っているそうです。


この他、原油価格の上昇や原材料自体の高騰も考えられます。人件費以外にもコストがかさむ場合もあるようですね。為替が円高になった場合は輸入にメリットがあります。83%が輸入になっているため流通の仕方でコストも変わりそうです。


話は変わりますが先日クラウドバンク社長にインタビューさせて頂きました!ソーシャルレンディングへ投資をお考えの方には参考になるかもしれません。コツコツ積み上げてお小遣いGETできる地味な投資ですけどね。


クラウドバンク金田創氏にインタビューした記事へ


目論見にも書かれているように、特定の販売先へ依存しているため販売先の業績や取引量が減った場合に同社も大きな影響を受けるとあります。100円ショップがあたり前にある世の中になり、消費者は便利になりましたが消費税10%引上げの影響は少なからずあるでしょう。


また、同社商品は主にギフトラッピング、デザイン文具、キッチン・テーブルウエア、フラワー関連商品になるためハロウィン、クリスマス、バレンタイン等の行事毎に大きく売上が上がるようです。このため「季節変動」により売上にばらつきが生じるデメリットもあります。


今後の課題として年間を通じて定常的に販売できるアイテムを増加させるため、新商品の企画・開発を進めていくそうです。競合企業もあり課題も多いようですが、上場できる力がある事は間違いないでしょう。上場規模は約6.8億円なので初値プラス30%あたりは余裕かもしれません!


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