サンバイオ(4592)IPOが新規上場承認されました。バイオ銘柄ですが、再生細胞薬を開発する会社となりテーマ性はあります。公開株数が多いためやや警戒してしまいますが野村證券主幹事のため初値利益の可能性もあります。悩ましいIPOですが仮条件決定後に申込スタンスを決めたいと思います。


サンバイオ(4592)初値予想


業種:医薬品
市場:東証マザーズ
公開予定:04/08
BB期間:03/23 ~03/27


【事業内容】
当社グループ(以下、当社及び連結子会社SanBio, Inc.(米国カリフォルニア州マウンテンビュー市)の2社を指します。)は「再生細胞薬の開発を通じて、アンメットメディカルニーズ(未だ有効な治療法がない治療ニーズ)を充たし、ステークホルダーにとっての価値を創造する」ことをコーポレート・ミッションに掲げ、SanBio, Inc.を研究開発の主たる拠点として再生細胞薬の研究、開発、製造及び販売を手掛ける再生細胞事業を展開しております。

まとめると⇒ 医薬品の研究、開発、製造、販売




【資金使途】
①当社グループ製品の脳梗塞以外の疾患(外傷性脳損傷、加齢黄斑変性、パーキンソン病、脊髄損傷、アルツハイマー病)の研究開発段階において発生する研究開発費407,000千円(平成28年1月期188,000千円、平成29年1月期204,000千円、平成30年1月期15,000千円)及び臨床開発費2,436,000千円(平成28年1月期678,000千円、平成29年1月期798,000千円、平成30年1月期420,000千円、平成31年1月期540,000千円)

②当社グループ製品の脳梗塞用途に係る研究開発費1,775,000千円(平成28年1月期431,000千円、平成29年1月期672,000千円、平成30年1月期672,000千円)、臨床開発費3,126,600千円(平成28年1月期1,120,000千円、平成29年1月期1,844,000千円、平成30年1月期162,600千円)及び製造費206,000千円(平成28年1月期182,000千円、平成29年1月期24,000千円) なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。




100株単位
公募株数 4,000,000株
売出株数 2,500,000株
合計株数 6,500,000株(65000枚)  ←かなり多めです


想定価格 2170円 ⇒ 21.7万円必要!
仮条件  1600円~2000円に決定


【幹事団】
野村證券
みずほ証券
SBI証券
SMBC日興証券


■サンバイオIPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出975,000株
想定発行価格2170円を基に吸収金額を算出すると約141億円となり、
オーバーアロットメントを含めると約162.2億年と巨額です。
マザーズにしては規模が大きいので需給に問題が生じる可能性が高いです。
サンバイオHP⇒ 再生細胞薬を開発する会社


サンバイオ(4592)IPO分析 評判  
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赤字から一転巨額の黒字をたたき出しているようです。
これだけでは内容を把握できませんが、赤字上場ではないようです。
アメリカ合衆国カリフォルニア州に連結子会社が1社あり、こちらも再生細胞薬の研究開発を
行っています。
主要な取引先はスタンフォード大学、ピッツバーグ大学、ノースウェスタン大学となります。
収入形態は契約一時金、マイルストン収入、開発協力金、ロイヤルティ収入、製品供給収入と
なっています。


大学等の研究機関から技術を導入し、「製造開発」「非臨床試験」「臨床試験等」を実施し、
医薬品の販売網を有するパートナー製薬会社に開発権及び販売権をライセンス許諾する
仕組みです。


会社設立は2013年2月となり、本拠地は東京都中央区明石町となります。
社長は森敬太氏で48歳となります。
従業員数は2人となり平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は0.75年、平均年間給与は
975万円となります。連結従業員数は13人で臨時雇用などはありません。


株主状況IPO
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【ロックアップ状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人であるバイオビジョン・ライフサイエンス・ファンド1号、富士フイルム株式会社、丸紅株式会社及びニッセイ・キャピタル4号投資事業有限責任組合、並びに当社株主である大日本住友製薬株式会社、帝人株式会社、SBIインキュベーション株式会社、みずほ証券株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、JAIC USSII No.1,LLC.c/o JAIC America, Inc.、WS Investment Company,LLC、岡野栄之、SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合、VentureLending & Leasing Ⅳ,LLC、VentureLending & Leasing Ⅴ,LLC及び住友商事株式会社は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成27年7月6日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等を行わない旨合意しております。
また、売出人であり貸株人である川西徹及び森敬太、並びに売出人であるBrian Frenzel及び古谷昇は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成27年7月6日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びグリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること等は除く。)等を行わない旨合意しております。

 


ロックアップは90日間でロックアップ解除倍率は1.5倍となります。
バイオIPOは2013年に盛り上がりを見せましたが、上場時期が??
昨年度2014年もアキュセラ・インク(4589)というバイオ銘柄が上場しましたが、今では
カスとなっています 
公開価格1800円で初値2300円の騰落率27.8%とご立派でしたが・・・・
サンバイオIPO初値予想は??
有料情報を拝見したうえでブックビルディングの判断をしたいところです。

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