東京ボード工業(7815)初値予想とIPO分析記事になります。資金繰りもありますが儲からないようなのでパス案件にしたいと思います。せめて損失を出すよりも良いと考えました。皆さんも自己責任で投資をお楽しみください。東証2部はパフォーマンスが悪いですからね。


東京ボード工業(7815)初値予想 IPO分析


業種:その他製品
市場:東証2部
公開予定:12/25
BB期間:12/08~12/12


100株単位
公募株数 100,000株
売出株数 360,000株
合計株数 460,000株(4600枚)
※オーバーアロットメントによる売出し60,000株


想定価格 2180円 ⇒ 21.8万円必要!
仮条件  1980円~2180円に決定


【幹事団】
東海東京証券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBCフレンド
いちよし証券
岩井コスモ証券
エース証券
岡三証券
極東証券




仮条件は想定価格を上限に決定しており、OA含め約11.3億円の吸収になる見込みです。
類似企業も多々あり新奇性は全くありません。
創業67年は信頼できますが、上場企業の中では地味系ですね。


東京ボード工業(7815)初値予想 
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木材環境ソリューション事業とファシリティ事業の2本柱です。
木材環境ソリューションでは、パーティクルボードや合板の製造販売を行っており、原材料となる
木材チップは、木質廃棄物を加工して自社で製造しているとのことです。
大手ゼネコンや工務店などの排出事業者より利便性が高いとの評価を得ており、原材料である
木材チップをほとんど購入することなく調達できることが強みとなっています。

※パーティクルボードとは、木材の小片(木材チップ)を接着剤と混合し、熱圧成形した木質ボードでありますが、JIS規格の寸法や性能によって様々な種類及び用途があります。



ファシリティ事業では、当社保有不動産の荒川工場跡地及び足立工場跡地の有効利用として
荒川工場跡地は医療機関に土地を貸与しており、足立工場跡地はショッピングタウン「カリブ梅島」
として施設の管理運営を行っているそうです。
大手ゼネコンなどから原材料を有料で引き取り、その材料を加工販売している仕組みを作って
いる事は素晴らしいですが、駆け込み需要の反動から減益だそうです。
大手企業の動向しだいでもありますが、今後も厳しい展開が続く可能性もあり初期投資で
買う方も限定的でしょう。

東京ボード工業初値予想2150円



【幹事配分】
東海東京証券368,000株
みずほ証券  46,000株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券13,800株
SMBCフレンド9,200株
いちよし証券 4,600株
岩井コスモ証券  4,600株
エース証券  4,600株
岡三証券   4,600株
極東証券   4,600株



【業績等の概要】
売上高は5,905,849千円(前年同期比0.9%減)
営業利益848,984千円(同0.7%増)
経常利益811,774千円(同1.3%減)
当期純利益568,733千円(同15.6%減)


ロックアップは90日間となり倍率の記載はありません。
配当は出ないようですね。
申し訳ありませんが、地味に上場して地味な株価推移になると思います。
詳細⇒ 東京ボード工業(7815)IPOが東証2部へ新規上場承認記事へ


PERを算出してみると約10.8倍となり今のとこと妥当だと思われます。
タケエイ (2151)や永大産業(7822)、大建工業 (7905)等が類似企業になるかと思います。
東証2部案件となりIPO初値期待は低いでしょう。
同日上場では3銘柄ありますが、一番不人気となる可能性が高い案件ですね。

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