綿半ホールディングス(3199)初値予想とIPO分析記事になります。私もブックビルディングを悩んでいましたが、某誌に上昇余地があるような無いような(汗)どうでしょう。主幹事はみずほ証券が務め、公開株式が241万株もある銘柄となっています。公開価格超えの初値は厳しい印象です。


綿半ホールディングス(3199)初値予想 IPO分析


業種:小売業
市場:東証2部
公開予定:12/24
BB期間:12/04~12/10


100株単位
公募株数 1,400,000株
売出株数 1,010,000株
合計株数 2,410,000株(24100枚)
※オーバーアロットメントによる売出361,500株


想定価格 640円 ⇒ 6.4万円必要!
仮条件  540円~640円に決定


【幹事団】
みずほ証券
八十二証券
野村證券
いちよし証券
SBI証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
東海東京証券
岡三証券
極東証券
エース証券
水戸証券
※auカブコム証券で取扱い決定





仮条件が下限方向に下げられています。
IPO銘柄により強弱が付いているようですが、主幹事によりけりでしょうか。
ただ綿半ホールディングスの幹事が多く意外と当選しにくいのではないでしょうか。


綿半ホールディングス初値と利益予想 インヴァスト証券「トライオートFX」
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綿半ホールディングスIPO
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ホームセンター事業、建設事業、貿易事業を営む企業です(ホームセンターは1977年から)
ホームエイドとして長野県 15 店、愛知県 1 店のスーパーセンターやホームセンターがあります。
地元では有名で創業400年というから老舗中の老舗ですね(慶長3年~だそうです)
建設業では内外装工事や自走式立体駐車場建設、土木緑化工事等の各種専門工事、
建築鉄骨・鋼製橋梁上部工の工場加工製作、建築・土木資材販売等の多岐に亘る事業を展開。
貿易事業では医薬品原料であるウイテプゾール、アセトアミノフェン、ダルテパリン、ニトログリ
セリン等化成品原料であるキャンデリラ、ホホバオイル、ユッカ、チクル等及び宝飾品の輸入販売。
その他事業として、不動産の賃貸があるようです。
地方IPOでホームセンター事業なので基本スルーですが、ジョイフル本田(3191)が引っかかる。
上場してから買えばいいんですが

綿半ホールディングス初値予想680円



【幹事配分】
みずほ証券  1,928,000株
八十二証券  120,500株
野村證券   120,500株
いちよし証券 48,200株
SBI証券   48,200株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券24,100株
東海東京証券 24,100株
岡三証券   24,100株
極東証券   24,100株
エース証券  24,100株
水戸証券   24,100株


【業績等の概要】
売上高は853億74百万円(前期比2.0%増)
経常利益は13億78百万円(同35.5%増)
当期純利益は9億58百万円(同27.6%増)


ロックアップは90日間でロック解除は1.5倍になります。
株主上位にはロックアップが掛かっており、ベンチャーキャピタル保有も少ない。
ストックオプションも無いので需給は問題ないでしょう。
ただIPO的な初値パフォーマンスはあまり良くないでしょうか。
詳細⇒ 綿半ホールディングス(3199)IPO新規上場承認記事へ


PERを算出してみると株価640円で約4.33倍となります。
気になったのでモーニングスター社のレポートを見てみたら「特殊要因含みの数字」となって
いて結局公開価格程度の初値か~ と思いました。
類似企業は、直近でジョイフル本田(3191)などがあります。
DCMやコメリ、アークランドサカモトなどたくさん類似企業は存在します。
長期で持てばリスクは少ないでしょうがIPO的には不向きですね。
前期比で約20%の減益で、配当は15円予定となります。

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