日本PCサービス(6025)初値予想を考えます。
名古屋証券取引所のセントレックス上場となり、基本的には時価総額5億円以上と
なります。マザーズなどの新興市場と比較すると上場基準が緩い分、取扱い証券が
少ないため売買が限定される傾向にあります。


日本PCサービス初値予想と考察記事


業種:サービス業
市場:名証セントレックス
公開予定:11/26
BB期間:11/07~11/13


【事業内容】
当社の事業は、パソコンやタブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定設置やトラブルに対し、訪問または電話で対応、解決するサービスの提供を行っております。
 事業セグメントは、スマートライフサポート事業による単一セグメントであり、同事業はフィールドサポート事業と会員サポートセンター事業に区分されます。

まとめると⇒ パソコン、タブレット端末、デジタル家電等のネットワーク対応機器に関する設定やトラブルに対して訪問または電話で対応し解決するサービスの提供 



【資金使途】
手取概算額95,050千円及び「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限15,007千円の合計手取概算額上限110,057千円については、平成27年8月期におけるセキュリティ強化のための電話転送システム、スタッフ管理システムの導入費用として51,000千円、事業所の新設費用として9,555千円、人員確保のための採用費として10,000千円を充当する予定であります。また、残額については、当社の認知度向上を図るための広告宣伝費に充当する予定であります。 なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。



100株単位
公募株数 250,000株
売出株数 0株
合計株数 250,000株(2500枚)
※オーバーアロットメントによる売出し37,500株


想定価格 435円 ⇒ 43,500円必要!
仮条件  11/05決定予定


【幹事団】
東海東京証券(主幹事)
SMBC日興証券(副幹事)
SBI証券
マネックス証券
岩井コスモ証券


仮条件が出ていない段階での初値予想になりますが、地方上場という事で
ざっくりの内容になります。社長が翼システムに入社していたので経歴から見てみますと
元々は自動車部品、自動車用品、自動車用付属品の販売を目的として設立しています。
2年後には事業目的をパソコンの修理・販売に絞っており、会社作りの土台となって
いるようです(平成15年7月)
という事でイメージが新規上場記事で悪いと書きましたが、あまり関係ないみたいですね。


日本PCサービス売上と利益
↑クリックで拡大します


売上は順調に伸びていますが、利益が伴っていないようです。
平成25年度の当期利益は経常利益よりも大幅に上回っており、マジですか!?
利益の源を調べてみると有価証券を売却しているようですね。
今後の事業展開では、認知度が低いためにCMやトラブル発生が見込まれる主要都市を
中心に直営店舗の新規出店などを考えているようです。
訪問サポートを行っており知名度が今後の収益ポイントになるでしょうか。




日本PCサービス初値予想 公募価格+10%程度


フィールドサポート事業では前年同期比27.4%増、会員サポートセンター事業では
前年同期比73.4%増となり業績は好調ですが、今後も伸びるのかはまだ解りません。
何処にでもあるような企業ですし、IPO的な新奇性もないので買いも限定的だと思われます。
ただ地方上場銘柄も公募割れはこの頃はありませんので公募価格前後で初値が付き、
その後上下に動いて行くと思います。
配当だけでもあれば違うと思いますが、完全に投機的な売買となりそうです。


【幹事配分】
東海東京証券 225,000(90%)
SMBC日興証券 12,500株
SBI証券  7,500株
マネックス証券2,500株
岩井コスモ証券2,500株


【業績等の概要】
売上高は1,825,890千円(前年同期比29.9%増)
営業利益は18,983千円(前年同期は営業損失15,494千円)
経常利益は18,652千円(前年同期は経常損失14,782千円)
当期純利益は69,126千円(前年同期は当期純損失24,006千円)


ジャパンベストレスキューシステム株式会社は17.48%の保有となっていますが、
日本PCサービスとはパソコントラブル解決並びにパソコン修理・各種設定に係る業務提携
契約をしているようなので株を売却するのも考えにくいでしょうか(上位株主)
ベンチャーキャピタル保有率は全体の13.3%程で株式数は138,400株となります。
上場規模が小さいのでこれだけでも中々のボリュームですね。売却を考えるとすれば
流動性がある上場直後でしょうか。
ただしロックアップは90日間と180日間となり公募価格の1.5倍以上にならないと売却できません。
⇒ 日本PCサービス(6025)IPO新規上場承認記事へ
配当政策項目で、配当を実施した事は無いと記載されています。
EPS56.95を基にPERを想定発行価格の435円で計算すると約7.6倍となります。

 

上場日は11月26日となりシフトIPOから少し期間があります。
このため多少は買いが入りやすいと思いますが、今の地合い的に東証銘柄を買う方が
多いのではないでしょか。地方上場で無名な銘柄に資金を投下するよりも流動性のある
株に資金を投下する時期だと思います。日経平均も大幅に上昇しました・・・
せめてマザーズやジャスダックに上場する銘柄であれば参戦しましたが、個人的には
面白みに欠けるのでSBI証券のIPOポイントだけになるかと思います。
IPOに当選するならば主幹事の東海東京は外せませんが、手数料で終わる可能性も
あり悩みどころでしょうか。


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