ヤマシンフィルタ(6240)IPO新規承認されました。主幹事は野村證券で、510,000株の公募を行い、オーバーアロットメントは76,500株になります。上場規模は約15.8億円となり、東証2部へ上場します。地味な企業の上場は好きなほうなので参加したいと思います。
業種:機械
市場:東証2部
公開予定:10/08
BB期間:09/19~09/26
【事業内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と連結子会社7社により構成されており、フィルタ製品の製造・販売を主たる事業としております。当社グループは、「仕濾過事」(ろかじにつかふる)を経営理念に掲げ、フィルタビジネスを通じて社会に貢献すべくフィルタ製品の開発・製造・販売をしております。当社グループはフィルタ事業の単一セグメントであり、製品品目は建設機械向け油圧フィルタ(以下、建機用フィルタ)、産業機械向け油圧フィルタ(以下、産業用フィルタ)、プロセス用フィルタの3品目であります。
まとめると⇒ フィルタ製品の研究開発・製造及び販売
【資金使途】
手取概算額738,250千円については、「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限191,058千円と合わせて、収益機会の拡大、経営基盤の充実強化を目的として、研究開発設備に係る設備投資資金として600,000千円、社内基幹システムの再構築のための設備投資資金として300,000千円、に充当する予定であります。
具体的な内容としては、世界的に導入が進んでいる環境規制・排出ガス規制へ対応した製品の開発、当社が得意とする油圧用フィルタの周辺分野である燃料用・エンジンオイル用フィルタの製品拡充、また、IoT(Internet of Things)への対応を見据えた技術開発など、市場の変化や顧客要望を取り入れた製品開発の早期化による収益機会の拡大を目的として、研究開発拠点の建物取得に350,000千円(平成28年3月期 350,000千円)、研究開発用機械装置の取得に220,000千円(平成28年3月期 220,000千円)、及び製品開発に使用するろ材シミュレーションシステム等のソフトウエアの取得に30,000千円(平成28年3月期 30,000千円)、経営基盤の充実強化及び内部管理体制の強化を目的として、社内基幹システム等のソフトウエア取得に300,000千円(平成28年3月期 150,000千円、平成29年3月期 150,000千円)を充当する予定であります。
100株単位
公募株数 300,000株
売出株数 210,000株
合計株数 510,000株(5100枚)
想定価格 2700円 ⇒ 27万円必要!
仮条件 2700円~2800円 (9/17日発表、上げてくるとは予想外です。個人的にパス案件)
【幹事団】
野村證券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
いちよし証券
大和証券
SBI証券
SMBCフレンド
岡三証券
■ ヤマシンフィルタIPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出し76,500株
想定発行価格の2700円をベースに吸収金額を算出すると約13.8億円となり
オーバーアロットメントを含めると約15.8億円となります。
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売上は横ばいで利益は不安定となっています。
IPO的には人気が無い思いますのでヤマシンフィルタ初値予想も公募価格程度
だと思われます。積極的に申し込む事もないでしょうか。
会社設立は1956年となりかなりの老舗企業です。
神奈川県横浜市中区桜木町に本拠地を構えていますが、海外等に連結子会社が
7社あります(海外6社、佐賀県1社)
社長は山崎敦彦氏で61歳になられます。
従業員数は115人を抱え、平均年齢は36.1歳です。
平均勤続年数は6.9年となり平均年間給与は意外と高くて約741万円となります。
連結では334人となり485名が臨時雇用や派遣労働者となっていま。
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【ロックアップについて】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人である株式会社三井住友銀行並びに当社株主であるNIFSMBC-V2006S3投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル2号投資事業有限責任組合及び株式会社三菱東京UFJ銀行は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日含む)後90日目の平成27年1月5日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所取引における売却等は除く。)等を行わない旨を合意しております。
ロックアップ期間は90日間で1.5倍で解除されるとあります。
内容はまだ詳しく分析していませんが初値1.5倍は無理でしょうね~
流石にマザーズIPOが集中している中で東証2部の初値高騰は無いと現段階では
予想できます。ただし、マザーズが連発で初値高騰になれば多少恩恵を受ける可能性は
ありますが、すかいらーく(3197)IPO上場前日なので忘れ去られそうです。。。
この手のIPOは上場後に下落したところを拾うと案外儲かる事が多い気がしています。
配当は今のところ連結配当性向20%を最低目標としているようです。
積極的に申し込みはしなくてもいいのですが、個人的には状況を見ながら申し込む可能性が
あります。
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