中本パックス(7811)初値予想とIPO分析記事になります。東証2部案件では野村證券主幹事が目立ちます。2015年では9社が東証2部へ上場していますが、7社で野村證券が主幹事をしてます。地味企業ですが主幹事は野村證券なのできっと初値後に面白い展開があるかもしれません。
業種:その他製品
市場:東証2部
公開予定:03/03
BB期間:02/16~02/22
100株単位
公募株数 550,000株
売出株数 570,800株
合計株数 1,120,800株(11208枚) ←株数は多めです
※オーバーアロットメントによる売出168,100株
想定価格 1440円 ⇒ 14.4万円必要
仮条件 1440円~1470円に決定しました!
【幹事団】
野村證券
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
SBI証券
エース証券
岩井コスモ証券
高木証券
仮条件上限が1470円となり想定よりやや引き上げてきました。
上限で決まった場合の吸収金額は約16.5億円となり、オーバーアロット
メントを含めて算出すると約19億円となります。
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グラビア印刷の印刷加工、ラミネート加工(ドライラミネート)や
コーティング加工が主力の企業です。
売上の構成比は食品関係で65%を占めており、IT・工業材関連(情報
機器や自動車の内装関係)で13.5%となります。その他には医療関係
や建材などもあります。
特徴として環境対応・衛生管理に配慮した製品技術の開発や素材の
改質などを行っています。
今後は今以上に競争が激化する見込みで、これまでに培ってきた技術
を新製品及び新素材の開発につなげ新たな価値を提供するそうです。
中本パックス初値予想1500円
【幹事配分】
野村證券 980,800株
みずほ証券 78,400株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券22,400株
SMBC日興証券11,200株
SBI証券 11,200株
エース証券 5,600株
岩井コスモ証券5,600株
高木証券5,600株
【業績等の概要】 平成26年3月1日 ~平成27年2月28日
売上高31,379百万円(前年同期比2.9%増)
売上総利益4,256百万円(同1.6%増)
営業利益986百万円(同2.2%増)
経常利益1,165百万円(同7.0%減)
当期純利益596百万円(同19.2%減)
【類似企業】
サンエー化研(4234)PER8.31倍
竹本容器(4248)PER10.72倍
大成ラミック(4994)PER15.49倍
ロックアップは90日間でロック解除倍率は1.5倍となります。
ベンチャーキャピタル株やストックオプション株はありません。
配当は62.5円を予想しており配当利回り4.25%程度となります。
ただ前期比3.8%の減益予想となっています。
⇒ 中本パックス(7811)IPOが新規上場承認記事はこちらへ
EPS204.4を基にPERを算出すると約7.19倍となり、少しは上値余地があるか?
配当狙いの買いが入る可能性がありますが、地合いによっては公開価格を
割れるかもしれませんので、IPOに当選しても喜べないかもしれません
個人的には少しだけ参加してみます!
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