メニコン(7780)初値予想とIPO分析記事になります。コンタクトレンズの製造や販売を手掛けている企業で、その他には動物医療事業や環境バイオ事業、ライフサイエンス事業等を手掛けています。上場規模は45億円程度なので東証1部の上場としてはかなり小粒なほうになります。


メニコン(7780)初値予想とIPO分析記事


業種:精密機器
市場:東証1部 or 2部(未定) ⇒ 東証1部指定確定!
公開予定:06/25
BB期間:06/10~06/16


100株単位
公募株数 1,500,000株
売出株数 800,000株
合計株数 2,300,000株(23000枚)
※オーバーアロットメントによる売出し345,000株


想定価格 1670円 ⇒ 16.7万円必要!
仮条件  1630円~1700円に決定


【幹事配分】
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券    auカブコム証券!?
東海東京証券
みずほ証券
SBI証券
岡三証券   岡三オンライン
マネックス証券


           




仮条件上限が想定発行価格よりも30円アップして1700円となります。
これに伴う吸収金額は約39.1億円となり、オーバーアロットメントを含めると約45億円と
なります。東証一部に直接上場するとされています(まだ記事を書いている段階では未定)


メニコン(7780)初値予想
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メニコン(7780)IPO評判とIPO分析
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企業規模は海外を含み、連結子会社20社、持分法適用会社1社で構成されています。
売上の98%がコンタクト関連事業で、その他事業が2%となります。
コンタクトレンズ関連事業にはコンタクトレンズ分野とケア用品分野があり、コンタクトレンズ
分野において常に新素材・新デザインの開発、製造技術の向上、生産・品質管理体制の
整備を進め、業界をリードしています。


業界初の定額制会員システムである「メルスプラン」を導入し、111万人の会員が存在
しており、入会金と定額の月会費を支払うことで、紛失・破損・度数変更時の保証などを
受けられ、常に安全かつ自身の目に最適なコンタクトレンズの装用を続けることが可能に
なるサービスを提供しています。
(全国1,667のメルスプランに加盟しているコンタクトレンズ店等で提供)
成長カテゴリーである使い捨てコンタクトレンズ「Magic」を発売し、さらに瞳を大きく見せる
サークルレンズ、「2WEEK Menicon Rei」も発売し新製品導入にも取り組んでいます。
また海外市場への積極的な展開も今後期待が出来そうです。


その他事業では、「動物用医療製品等の開発」「販売(動物医療事業)」「稲わらの分解促進剤」
「家畜排泄物の堆肥化促進剤等の開発」「販売(環境バイオ事業)」
「生殖補助医療および先端医療分野の製品開発」「販売(ライフサイエンス事業)」
「販売店スタッフ養成スクールの運営」「当社グループに対する各種総務や営繕」
「人材派遣」などを行っています。
売上シェアが少ないですが、新い事にはチャレンジしているようです。


時価総額は仮上限上限の1700円算出で約313億円となります(潜在株式込み)
インデックス買い需要なども見込まれますが、東証1部上場銘柄の過去データを
見てみますと、パフォーマンスはあまり良くなく公募価格前後で初値が付くケースが
多いです。

メニコン初値予想1770円



【幹事団】
大和証券  1,380,000株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 575,000株    
東海東京証券115,000株
みずほ証券 115,000株
SBI証券  69,000株
岡三証券  23,000株
マネックス証券23,000株


【業績等の概要】
当連結会計年度の連結業績は売上高は62,209,376千円(前連結会計年度比7.4%増)
営業利益は2,294,511千円(前連結会計年度比9.9%減)
経常利益は2,550,614千円(前連結会計年度比11.7%減)
当期純利益は1,010,996千円(前連結会計年度比9.2%増)


【類似企業】
HOYA(7741)PER20.16倍
シード(7743)PER41.67倍
SHO-BI(7819)PER68.33倍


ロックアップは90日間で解除倍率は1.5倍となっています。
ストックオプションの株数は552,000株あるようですが、434,000株が行使可能期間に
入っています。しかしながら企業規模を考えればまったく問題は無いと思われます。
ベンチャーキャピタル保有株数も少なく問題はなさそうです。
⇒ メニコン(7780)IPOが新規上場承認記事へ


PERはEPS103.16を参考に計算すると約16.5倍となります。
配当は30円を予定していますのでこちらも利回りを出してみますと約1.76%とやや低いです。
(第57期連結の配当性向は29.6%)
同日上場のファンデリー(3137)冨士ダイス(6167)に資金分散されますが
メニコンIPOはそこまで気にしなくてもよいでしょうか。
初値が付いた後の動きに妙味ありと言った感じの展開でしょう。
東証1部案件と考えてもIPO初値的にはあまり魅力が無く業績の動向により株価も左右される
傾向が強いと思います(既に企業熟成していますので)

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