三機サービス(6044)IPOがジャスダックに新規上場承認されました。創業37年と信頼ある企業ですが、ちょっと地味なIPOとなります。主幹事は野村證券となり50万株の公開株式とオーバーアロットメント7.5万株なので公開価格は超えてくると思われます。
業種:サービス業
市場:ジャスダックS
公開予定:04/24
BB期間:04/08~04/14
【事業内容】
当社グループは、当社及び連結子会社2社により構成されております。当社と上海三機大楼設備維修有限公司は、空調機器をはじめとし厨房機器・電気設備・給排水衛生設備等のトータルな設備メンテナンスを主な事業としており、国内(東京都江東区)と中国上海市にそれぞれコールセンターを設置することで、緊急修理にも24時間365日対応しております。なお、上海楓雅日式餐飲有限公司は中国市場におけるメンテナンスのモデルケースの実演を目的として上海市にて平成25年5月まで飲食店経営事業を営んでおりましたが、業績が低調となり回復が見込めないため、現在清算手続き中であります。
まとめると⇒ 空調機器・電気・厨房・給排水衛生設備などの設備メンテナンス事業
【資金使途】
手取概算額347,200千円については、「1 新規発行株式」の(注)5.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限106,260千円と合わせて、メンテナンス技術習得の短期化、多能工化(特定の設備機器のみならず数種の設備機器を扱うことができるメンテナンスエンジニアの育成)の向上を図るため、新規に開設予定の研修センターの建設・設備に200,000千円、コールセンターシステムの機能強化及び効率化の向上のためのITシステム強化に50,000千円を設備資金として平成28年5月期中に充当予定であります。ITシステム強化の具体的な内容については、トータルメンテナンス事業の収益拡大のために顧客ニーズに対応する機能を充実させること及びコールセンター業務の効率化や当社メンテナンスエンジニアの作業管理の効率化によるコスト削減を目的として開発する予定です。上記以外の残額は、平成27年5月期以降に今後の成長のための人材採用及び人件費、教育研修費等の運転資金に充当予定であります。
100株単位
公募株数 250,000株
売出株数 250,000株
合計株数 500,000株(5000枚)
想定価格 1540円 ⇒ 15.4万円必要!
仮条件 1440円~1540円に決定
【幹事団】
野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券
SMBC日興証券
みずほ証券
高木証券
エイチ・エス証券
エース証券
■ 三機サービスIPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出し75,000株
想定発行価格1540円を基に吸収金額を算出すると約7.7億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約8.9億円となります。
三機サービスHP⇒ コスト削減と環境改善を実現!
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売上は順調で利益も大幅赤字から黒字へ転換しています。
パナソニックグループ会社が製造・販売を行う大型空調機器を中心としたメンテナンスを
メーカーサービス指定店として行っています。
パナソニックES産機システム株式会社から受託する定期点検、修理対応を行い、事業は
拡大傾向にあるようです。
24時間365日体制のコールセンターや、全国8拠点にセンターを設け、総合ビル管理を含む建物
設備のメンテナンスに係るすべての業務を一括して請け負うことができる体制だそうです。
会社設立は1977年と実績はあります。
兵庫県姫路市野里に本社を置き、社長は中島義兼氏となります(61歳)
従業員数は241人となり、平均年齢は38.8歳、平均勤続年数は11.6年、平均年間給与は
約551万円となります(臨時雇用は年間37人、連結従業員267名)
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【ロックアップ状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人である中島義兼、株主である株式会社中島産業、中島薫子、中島諒子、中島悠希、中島杏菜、北村源英、大橋一彦、中田安紀、松本邦雄及び中島陸子、並びに新株予約権者である竹谷隆明は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成27年7月22日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)は行わない旨合意しております。
ロックアップは90日間となりロック解除倍率は記載なし。
ベンチャーキャピタル保有株は無く社長親族と関係がありそうな株主構成のようです。
パナソニックES産機システム株式会社や株式会社プレナスへの販売割合が高くなっています。
省エネインバータ化に関する専門的なノウハウを専門としていますが、メンテナンスから派生
する省エネ設備工事領域にも事業展開していく方針。
あまり人気になるようなIPOでは無いので程々の参加スタンスです。
他のIPOと被ればさらに不人気化もしれません。
個人的には嫌いな銘柄ではありませんがどうでしょうか。
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