パパネッツ(9388)が福岡証券取引所Q-Boardに新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。地方上場なので内容を詳しく確認したほうがよさそうです。


主幹事はフィリップ証券が務め公開株数200,000株、オーバーアロットメント30,000株です。上場規模は想定発行価格960円から計算すると約2.2億円になります。


パパネッツ(9388)IPOが上場承認
※パパネッツ公式サイト引用


フィリップ証券が2025年2本目のIPOを行います。今回も「TOKYO PRO Market」からの市場変更となっています。


上場ラッシュ中なので地方案件をパスする方が多いかもしれません。個人投資家主体の売買になると思うので参加される場合はしっかり考えましょう。


幹事団に大手店頭証券は含まれていません。フィリップ証券に強力な営業力があるとは思えません。


上場規模は地方上場としてはやや大きめのようです。業績から考えると問題はありませんが地方上場なのでもったいないと思います!


パパネッツ(9388)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日3月21日
市場福岡証券取引所Q-Board
業種サービス業
事業内容物件定期巡回サービス等の不動産管理サポート事業、全国ツーマン配送ネットワークサービス等のインテリア・トータルサポート事業
ブックビルディング3月05日~3月11日
想定価格960円
仮条件3月04日
公開価格3月12日
初値結果
企業情報https://papanets.co.jp/
監査人Mooreみらい監査法人
手取金の使途基幹システム構築費用の一部として充当する予定


項目株数データ
公募株数100,000株
売出株数100,000株
公開株数(合計)200,000株
オーバーアロットメント30,000株
上場時発行済み株数1,825,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約17.5億円
幹事団フィリップ証券(主幹事)
松井証券
SBI証券
アイザワ証券
東洋証券
あかつき証券
Jトラストグローバル証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


パパネッツ(9388)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格960円を基に吸収金額を算出すると約1.9億円となり、オーバーアロットメントを含めると約2.2億円規模の上場となります。


同社は不動産管理会社、マンスリーマンション運営会社、ハウスメーカー及び不動産流通会社等取引先のサポート業務として「管理会社サポート事業」と「インテリア・トータルサポート事業」を大都市圏中心に展開しています。


取引先からの要望を汲み取り、サービス展開することを「御用聴き」と称して事業展開しています。


パパネッツ(9388)の業績
※有価証券届出書引用


管理会社サポート事業として、取引先のマンション、アパート、ビル並びにコンテナといった管理物件について同社と契約している多数の事業者に業務を委託し、巡回による点検等を行っています。


建物定期巡回サービス、レンタルコンテナ点検サービス、マンスリーマンションサポートサービスにわかれています。


パパネッツのコアバリュー
※有価証券届出書引用


インテリア・トータルサポート事業として、二人体制で大型商材の運送、開梱、組み立て、設置までを独自の配送ネットワークを用い展開している他に、インテリアコーディネートサービス等を行っています。


全国ツーマン配送ネットワークサービス、インテリアコーディネートサービス、カーテン・ブラインドメンテナンスサービス、インテリア素材調達サービスにわかれています。


この2つの事業の他に不動産の賃貸等を行っているそうです。


パパネッツの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


パパネッツ(9388)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は1995年12月11日、埼玉県越谷市越ケ谷一丁目5番17号9階に本社を構えます。社長は伊藤裕昭氏(1973年3月05日生まれ51歳)です。※2025年2月18日調べ


従業員数100人で臨時雇用者0人、平均年齢41.5歳、平均勤続年数4.5年、平均年間給与3,978,000円です。


セグメントは御用聴き事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
(株)花明55,000株34.48%
中本久富31,900株20.00%
伊藤裕昭14,500株9.09%
二田泰久13,300株8.34%
宮崎恵子12,100株7.59%
早坂貴幸10,300株6.46%
柳沢謙介10,300株6.46%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2025年9月16日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けはありません。


パパネッツ(9388)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


【独自初値予想】
  • 第一弾900円~1,200円
※上場ラッシュ中なのでスルーされそう?


幹事名割当株数引受割合
フィリップ証券(主幹事)-株-%
松井証券-株-%
SBI証券-株-%
アイザワ証券-株-%
東洋証券-株-%
あかつき証券-株-%
Jトラストグローバル証券-株-%


フィリップ証券が20225年2本目の主幹事を引受けます。私は証券口座がないため申込できません。


前回はバルコスを引受け何とか公開価格を死守した状況でした。今回はどうでしょうか?意外と業績が良いため底堅く推移しそうだと考えています。


kimukimu

多くの方が松井証券とSBI証券からの申込みを優先する感じだと思います!



ところで最近米国株に投資する方が多くなっています。手数料などを考えると躊躇しますよね。


moomoo証券なら米国株売買手数料が6ヶ月無料です。その後も他社比較で割安な手数料で売買することができます。


それに1万円以上入金すると最大10万円相当の株が必ず貰えます。詳しくは公式サイトに書かれています。また実際に使ってみました。




ROBOPROに投資して利益が30%以上出ていました。小額投資なのでお小遣いにしかなっていませんが凄くありがたいです。


進化版ロボアドになりAIのレベルが高いと言われています。現金が貰えるキャンペーンが行われているため投資チャンスだと思います。詳しい内容は下記記事にまとめています!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2021年6月01日~2028年3月22日20,700株2,000円
2021年6月01日~2028年3月22日207,000株200円


ストックオプション(新株予約権)は227,700株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数1,725,000株に対する新株予約権の割合は13.2%に相当します。新株予約権による潜在株式数は227,700株です。


パパネッツIPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

パパネッツのIPOは様子を伺いたいと思います。


上場規模に対して業績が良いため問題はありません。しかし地方上場銘柄に投資する物好きは少ないと思います。


パパネッツIPOのまとめ
※パパネッツ公式サイト引用


フィリップ証券が実績を積み上げているため気になります。


「TOKYO PRO Market」からの市場変更(昇格)が主だと思いますが短期間に主幹事を続けて行うため侮れません。


ただ投資したいか?と言われたら微妙です。インカムゲインがあれば考えたいと思っています。配当は出るようですが2025年2月期は無配となっていました。


前期実績では20円なので配当利回り2.08%と低めです。個人的にはパスする可能性が高いかも?と考えています。


kimukimu

SBI証券のIPOチャレンジポイント狙いで良いかもしれません!



短期運用で高利回りを提供しているマネーファームをご存知でしょうか?金銭債権をトークン化して販売しています。1ヶ月案件が多くお試しで投資する方も多いようです。


1万円から投資できインターネット完結型の投資になります。口座開設費用や出金手数料は無料です。日本初のサービスになります。


上場企業のCREAL(クリアル)に口座開設するだけでアマギフが貰える

Amazonギフトカード2,000円分をプレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

CREAL(クリアル)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、平均利回り4.3%で償還実績は100%、元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。