カヤック(3904)初値予想とIPO分析記事になります。
面白法人カヤックとして既に知名度があることに加えメディアなどにも取り上げられる
企業で業績よりも知名度優先でしょうか。


カヤック(3904)初値予想 IPO分析


業種:情報・通信業
市場:東証マザーズ
公開予定:12/25
BB期間:12/09~12/15


100株単位
公募株数 989,000株
売出株数 390,000株
合計株数 1,379,000(13790枚)
※オーバーアロットメントによる売出し206,800株


想定価格 530円 ⇒ 5.3万円必要!
仮条件  530円~560円に決定


【幹事団】
大和証券
野村證券
いちよし証券
SBI証券
マネックス証券  ←タイアップ特典あり


仮条件は30円の上限アップとなり、530円~560円となりました。
これに伴う吸収金額は約8.4億円~約8.9億円となります。
売上は順調に伸びていますが、利益が追い付いていない状態で不安定さをやや感じます。
代表取締役CEOの柳澤大輔氏は有名であり、業績と関係なく買われるパターンもある!?


カヤックIPO 初値
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事業は3つに大別され、「クライアントワーク」「ソーシャルゲーム」「Lobi」になります。
その中でもクライアントワークは企業設立当時からのサービスで、企業向けにインターネット上で
提供される広告コンテンツの制作を行っています。最近ではWEBキャンペーン領域だけではなく
渋谷PARCO前でオキュラスを使った放課後デートが体験できる明治エッセルスーパーカップ20周年
の記念イベント等のリアルイベントと連動した広告キャンペーンの開発・運営等の新しい試みも
実施しています。


ソーシャルゲームではスマートフォン向けのネイティブアプリとしてソーシャルゲームを提供
している事業になります。
提供先は「Google Play」や「App Store」などのプラットフォームとなります。
また「Lobi」とは、スマートフォンゲームに特化したゲームコミュニティで、チャット機能を
はじめランキング機能、プレイ動画の録画機能等、スマートフォンゲームと相性の良い機能を開発
提供している事業になります。
ゲームやスマホ関連としても意識されそうですね。
カヤックは新しい技術やアイデアを用いた面白いコンテンツをユーザーに提供し自社のブランド力
を高め活動するとあります(強み)

カヤック初値予想1300円


【幹事配分】
大和証券 1,172,100株
野村證券  137,900株
いちよし証券41,400株
SBI証券  13,800株
マネックス証券13,800株


【業績等の概要】
売上高は2,802,883千円(前年同期比11.9%増加)
営業利益は219,979千円(前年同期は営業損失154,990千円)
経常利益は216,484千円(前年同期は経常損失158,402千円)
当期純利益は131,778千円(前年同期は当期純損失122,078千円)


ロックアップは90日間となり、ロックアップ解除は1.5倍となります。
ストックオプション残はありますが、平成28年1月1日から平成35年12月24日まで
となり1株690円とあります。
詳細⇒ カヤック(3904)IPOが東証マザーズに新規上場承認記事へ


PERを算出してみますと約33.2倍となります。配当はありません。
ベンチャーキャピタル保有分も存在しますが、ウエイトは多くなく需給には問題は無いと
思われます。大幅な買い気配になると推測できます。
ただ、知名度が高い反面業績が不安定となっており14年12月経常利益は前期比で
約3割ほど減益になるもようです。IPO日程的にも残り少ないので是非欲しいIPOです♪
来年につなげるためにも大化けしてほしい銘柄ですね。
ドリコム(3793)やオルトプラス(3672)などが参考銘柄



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