キリンホールディングス(2503)の株主優待が届いたため調べてみると優待廃止(改悪)もあり得るのか?と思う出来事が発生していました。


業績は堅調のようですが費用対策を行っているため優待のことが気になります。


キリンホールディングス(2503)の株主優待はやばい
※キリンHD公式サイト引用


詳しく調べて驚いたのは東証プライム以外の市場で上場廃止を決定していたことです。既に実行されているため今後影響はなさそうです。


さらに増配を決定していたため自己株式取得の効果も出てきているようです。


配当性向も2019年を基準として30%から40%に引き上げられ株主目線で経営されていると感じます。


個人的には株主優待の廃止はないと思っていますが、ビール株で優待廃止を行う企業が出てきた場合は続く企業もあるかもしれません。


キリンホールディングス(2503)の株主優待の詳細を調べてみました

キリンホールディングス(2503)の株主優待について調べてみました。権利確定月は12月のみになります。


配当は6月と12月の年2回実施されています。


キリンホールディングス(2503)株主優待のビールセットが届く


項 目その内容
権利確定月12月
100株以上1,000円相当の自社グループ商品
1,000株以上3,000円相当の自社グループ商品
※100株以上優待相当の金額を公益財団法人交通遺児等育成基金へ寄付することも可


昔は1,000株単位の銘柄でしたが、東証の売買単位が100株に統一されることになり同社株も100株になりました。


そのため1単元あたりの取得単価が下がり株主優待を貰いやすくなっています。ビール株では定番の銘柄だと思います。


その他のビール株だとサッポロホールディングス(2501)やアサヒグループホールディングス(2502)などがあります。サントリーホールディングスに関しては非上場企業です。


少子化によりお酒の消費量が減少していると言われていますが、リキュールなどで新ジャンルを狙った動きが見られます。ビールに関しては年々出荷量が減っていると観測されています。


キリンホールディングス(2503)の株価推移と業績について調べてみました

キリンホールディングス(2503)の株価推移を確認してみると2,000円あたりを推移しています。


ここ1年間だと2,000円~2,200円のレンジ相場が続いています。


キリンホールディングス(2503)の株価推移と業績
※SBI証券公式30年チャート


ビール類では国内首位級のシェアとなっています。海外展開も行うグローバル企業です。


直近業績は2021年をボトムに増収増益傾向となっています。売上は2兆円を超え利益もしっかり出ています。


株主優待にかかるコストがどの程度発生するのかわかりませんが、自社商品となっていることで宣伝効果もあり、株主優待の継続率は高いと思います。


優待で新商品を試してから購入するパターンもありますからね。


キリンHDの株主優待は「ビール」「清涼飲料」「ワイン」「サプリメント」「キリンシティお食事券」から選択することができます。ワインに関しては1,000株からになっています。


kimukimu

私はビールが好きなのでキリンビール詰め合わせセットを注文しました。



キリンホールディングス(2503)の配当が増配傾向なので確認してみました

キリンホールディングスの過去10年間の配当金を確認してみました。コロナ禍でも配当を維持しているのは驚きです。


キリンホールディングス(2503)の配当金の推移
※キリンHD公式サイト引用


2024年12月期の年間配当予想が71円~73円になるため株価2,189.5円算出で配当利回り3.24%~3.33%になります。


100株の1単元保有だと優待利回り0.46%(1,000円算出)なのでインカムゲインが最低3.70%になります。悪くない数値だと思います。


同社は1907年の創立以来、毎期欠かさず配当を継続しているため投資家からすれば応援できる企業だと言えそうです。


また、利益剰余金が1兆円以上あるのは投資先として安心できます!


キリンホールディングス(2503)の株主優待まとめ!優待廃止は近いのか?

キリンホールディングス(2503)の優待廃止は現時点でないと考えています。ただ優待を廃止する企業が多くなっているため気になる部分もあります。


キリンホールディングス(2503)の株主優待まとめ
※キリンHD公式サイト引用


公式サイト確認では「418,846名」の株主数と書かれています。優待品の送料や管理を考えると大きなコストだと思います。


1人1,000円のコストが発生した場合は約4.19億円ですからね。儲かっている企業じゃないと大きな負担だと考えられます。


同社は地方市場の上場廃止を行いコスト削減に取り組む姿勢を見せているため、さらなる費用削減を行ってくる可能性もあるかもしれません。


配当性向40%以上を基本としている企業なのでコスト削減を考えると株主優待廃止がないとは言えません。優待廃止となった場合は増配されると思いますが優待族にとっては貴重な株主優待なので続けていただきたいと思います。


kimukimu

優待廃止を実施し増配する企業が増えているため優待クロス(つなぎ売り)に注力している方は危機感があります。株高で改革を行う企業が増えているため個人的にもやばいと思います!



クラウドバンクに1万円投資すると2,500円分の楽天ポイントが貰えます。最大4,500円分にもなるためお得です。


マイページにアクセスすると1日1ポイント貰えるポイ活もできます!私もポイントを貰い続けています。キャンペーンの詳しい内容は公式サイト、又は下記記事をご確認いただけたらと思います。


入出金も無料にできる企業なんです。


上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

CREAL(クリアル)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。