カウリス(153A)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。SaaS型の収益構造で今後は安定した収益見込みとなっており好調な発進が期待されているようです。
急成長している企業のためIPOでも人気だと観測されています！
| 項目 | 株数データ |
| 想定価格 | 1,440円 |
| 仮条件 | 3月08日 |
| 公開価格 | 3月19日 |
| 公募株数 | 380,000株 |
| 売出株数 | 1,210,700株 |
| 公開株数(合計) | 1,590,700株 |
| オーバーアロットメント | 238,600株 |
| 幹事団 | SBI証券(共同主幹事) 大和証券(共同主幹事) 楽天証券 マネックス証券 SMBC日興証券 岡三証券 松井証券 |
| 委託見込 | SBIネオトレード証券 大和コネクト証券 岡三オンライン |
同社は法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供などを行っている企業になります。
三井住友銀行や楽天証券が大手取引先となっているためレベルの高いシステムだと推測できます。
想定発行価格1,440円による吸収金額は約26.3億円、時価総額は約87.6億円です。
ベンチャーキャピタル(VC)出資があるものの、ロックアップ解除となる発行価格(公開価格)1.5倍以上の初値予想が出ています。同日上場が1社ありますが問題なさそうです。
他のIPOが上場してみないとどのくらい資金が向かうのか判断しにくいと思いますが損するような銘柄ではなさそうです。
クラウド型不正アクセス検知サービスという事業もIPO向きだと思います。
カウリス(153A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！
大手初値予想の数値を調べてみました。類似企業のPERが高めなのでカウリスの初値も期待できそうです。最新の初値予想は下記のようになっています！
大手初値予想2,500円～3,000円
※注目度A
※注目度A
ソニーグループや電通総研(電通グループ)が出資している企業なので人気だと思います。
売上構成は直近で94％くらいがストック型になるようです。2020年12月期まで赤字でしたが一気に黒字化し今期純利益が3億円を超えてきます。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」カウリス(153A)の上場データと初値予想を考察！
カウリス(153A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券と大和証券が共同で引き受けます。| 幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
| SBI証券(共同主幹事) | 1,249,100株 | 78.53％ |
| 大和証券(共同主幹事) | 238,600株 | 15.00％ |
| 楽天証券 | 47,700株 | 3.00％ |
| マネックス証券 | 27,000株 | 1.70％ |
| SMBC日興証券 | 23,900株 | 1.50％ |
| 岡三証券 | 3,000株 | 0.19％ |
| 松井証券 | 1,400株 | 0.09％ |
引受け割合から考えるとSBI証券からの当選確率が高そうです。
ネット組も申込みやすい引受幹事なので全力で申込みを行っておきましょう。3月のIPOも終盤のため申込みを忘れる方が多いはずです。
また、ダメもとでSBIネオトレード証券からも申込を行っておくとよさそうです。SBI証券からの委託販売が行われるはずです。
公開株数が多いためSBIネオトレード証券の取扱い株数が多いかもしれませんからね。IPOルールは別記事にまとめています！
SBIネオトレード証券がIPOの取扱いを開始することを発表しました。なんと前受金不要でIPOに申し込めるため誰にでも当選する可能性があります。しかも取扱い数が増加傾向にあり、SBI証券が主幹事や平幹事を引き受ける場合に同社でも取扱 …
カウリス(153A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。
※カウリス公式サイト引用
業績を確認すると2024年12月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上13.60億円となり前期9.94億円から36.82％増、経常利益4.63億円となり前期2.93億円から58.02％増となります。
四半期利益は3.10億円となり前期2.60億円から19.23％増を予想しています。
想定発行価格1,440円から指標を計算するとEPS51.86からPER27.77倍、BPS204.88からPBR7.03倍になります。
類似企業だとPER40倍～50倍あたりになるようなので成長性を考えると割安水準にあると考えられます。また、セールスフォース(VC)からの出資も買われる材料になるかもしれません。
kimu 公募組は儲かりそうなので頑張って申込しておきましょう。IPOチャレンジポイントのボーダーラインを狙ってポイントを利用してみるのも面白いかもしれませんね!!
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