ダイブ(151A)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。リゾートバイトの人材サービスは初物ということで人気が見込めそうです。
業績が急拡大し時代にマッチしたビジネスだと感じます。中長期的には微妙でしょうか!
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,710円 |
仮条件 | 3月07日 |
公開価格 | 3月18日 |
公募株数 | 365,000株 |
売出株数 | 250,000株 |
公開株数(合計) | 615,000株 |
オーバーアロットメント | 92,200株 |
幹事団 | SBI証券(主幹事) SMBC日興証券 大和証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 あかつき証券 岩井コスモ証券 岡三証券 極東証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 大和コネクト証券 岡三オンライン |
リゾートバイトに特化した人材派遣や人材紹介をメイン事業にしている企業です。この他、グランピング施設や滞在型アウトドアホテルの運営を行います。
情報システム周り全般のサポートも行いますが、こちらは2023年6月期の売上の1.0%しかないため成長事業ではなさそうです。
リゾートバイト募集はSNSだと心配なので同社のように上場企業が取り組めば信用や信頼面で安心できます。業績が急拡大していることで高い信頼を既に得られているのかもしれません。
リゾートバイトは流行っているようですが、少子化を考えると中長期的には衰退する可能性もあるかもしれません。若者を対象としたビジネスですからね。
想定発行価格1,710円による吸収金額は約12.1億円、時価総額は約47.3億円になります。
今期業績から考えると上場規模が小さく魅力あるサイズだと思います。また、ベンチャーキャピタル保有株にはロックアップ解除条項が組み込まれていないため初値高騰となる可能性がありそうです。
ダイブ(151A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。想定発行価格は割安な株価だと考えられます。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度B
仮条件引上げとなる可能性が個人的に高いと思っていますが、公募組にとって引上げは悪くないと思います。
仮条件上限から20%引上げになると印象が悪くなる可能性もありますけどね。新ルール適用だと不人気銘柄が目立ちます。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」ダイブ(151A)の上場データと初値予想を考察!
ダイブ(151A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で引き受けます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
SBI証券(主幹事) | 523,300株 | 85.09% |
SMBC日興証券 | 30,700株 | 4.99% |
大和証券 | 30,700株 | 4.99% |
松井証券 | 6,100株 | 0.99% |
マネックス証券 | 6,100株 | 0.99% |
楽天証券 | 6,100株 | 0.99% |
あかつき証券 | 3,000株 | 0.49% |
岩井コスモ証券 | 3,000株 | 0.49% |
岡三証券 | 3,000株 | 0.49% |
極東証券 | 3,000株 | 0.49% |
SBI証券が主幹事なのでIPOチャレンジポイントを利用する方が出てくると思います。当選ボーダーは600P~700Pと予想しています。
仮に初値4,000円だと想定ベースで約23万円の利益になります。IPOに資金が向かっているため700Pくらいまでは考えていたほうがいいのかもしれません。200株配分の可能性もありますからね。
大手予想としては初値持越しは考えていないように感じます。1,710円の2.3倍は3,933円なのでギリギリ当日に初値が付くパターンとなりそうです。
IPO抽選に参加する準備はできていますか?証券口座開設は無料なのでまだ口座を開設していない方は準備しておきましょう!
SBI証券や楽天証券の口座開設は多くの方が行っているはずです。IPOでは店頭系のSMBC日興証券の口座開設もお勧めです!
私の場合は店頭系の証券会社の中では一番利用しています。毎月優待取りに使ったり、フロッギーを利用して端株購入も行います。かなり使える証券会社だと思います。
IPOルールを詳しくまとめたのでよかったら参考にしてください。
SMBC日興証券のIPO抽選ルールについて徹底的に調べました。個人的にも過去の当選履歴から一番IPOに当選できている証券会社かもしれません。IPO取扱い数も業界最高水準のため、口座がない方は早めに作っておいたほうがよいと …
ダイブ(151A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。事前評価が高いため全力で当選を狙いたいと思います。SBI証券のIPOチャレンジポイント枠当選は過去の実績から200株かもしれません。100株配分の可能性もあるため自己判断で申込みましょう!
※ダイブ公式サイト引用
業績を確認すると2024年6月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上114.73億円となり前期82.65億円から38.81%増、経常利益4.86億円となり前期1.37億円から254.74%増になります。
四半期利益は3.22億円となり前期1.68億円から91.67%増を予想しています。
想定発行価格1,710円による指標はEPS129.28からPER13.23倍、BPS668.85からPBR2.56倍になります。
類似企業比較だとPER20倍くらいは最低でも期待できそうです。ただSBI証券主幹事は初値高騰後に右肩下がりになる銘柄も多く注意が必要だと思います。
上場ラッシュでなければ相当盛り上がると思いますが、同日3社上場で前後にも複数の銘柄が上場するため日程的なデメリットが大きいかもしれません!
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