STG(5858)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。地味企業だけど実は技術力が高い企業です。
IPOとしては基本的に人気がないと思いますが、現在は「IPOなら何でもいい」と投資家が思っているようなので意外高となる可能性があるようです!
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,870円 |
仮条件 | 3月04日 |
公開価格 | 3月12日 |
公募株数 | 150,000株 |
売出株数 | 160,500株 |
公開株数(合計) | 310,500株 |
オーバーアロットメント | 46,000株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) SBI証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 岡三証券 リーディング証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 岡三オンライン |
主に自動車業界向けに向けにマグネシウム及びアルミニウムダイカスト製品の製造販売を行っている企業です。特にマグネシウムの製造加工に強みを持ちます。
業績規模はそこそこで一定の利益を毎年計上しています。直近売上は伸びていますが業績面のインパクトはありません。
想定発行価格1,870円による吸収金額は約6.7億円、時価総額は約18.5億円です。吸収金額が低いため公開価格割れはないと考えています。
TOKYO PRO Marketからの市場変更になり、株式売買単価3,250円だったと考えるとかなりディスカウントされています。
配当金は25円なので配当利回りは想定ベースで1.34%になります。インカムゲインは低いようです。
STG(5858)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。いつ地合いが崩れるのかわかりませんが、それまではIPOに資金が入ると思います。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度C
注目度は低いけれど資金流入の可能性が高く初値だけは飛ぶ予想が出ています。
セカンダリーは投資家の気分次第だと思います。
トライアルホールディングス(141A)と上場日が被っていることは覚えておきましょう。トライアルHDに資金が流れると初値が飛ばないと思います。個人投資家主体の売買になると予想されます。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」STG(5858)の上場データと初値予想を考察!
STG(5858)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券が単独で務めます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
みずほ証券(主幹事) | 279,500株 | 90.02% |
SBI証券 | 15,500株 | 4.99% |
楽天証券 | 3,100株 | 1.00% |
マネックス証券 | 3,100株 | 1.00% |
松井証券 | 3,100株 | 1.00% |
岡三証券 | 3,100株 | 1.00% |
リーディング証券 | 3,100株 | 1.00% |
2024年3月のIPOはみずほ証券が主幹事を引受ける銘柄が多くなっています。ただ上場規模が小さいIPOが多く当選は困難だと思っています。
STGのIPOに注力するよりもリスクを取ってトライアルHDに申込む方も多いのかもしれません。
ただ、みずほ証券は資金不要でIPO抽選に参加できるためあまり関係がないかもしれません。とりあえず申込んでおく方が多いですからね。
3月に上場するIPOが多いため申込み忘れのないように頑張っておきましょう!!
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STG(5858)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。本来なら初値パフォーマンスが良い銘柄とは言えませんが、大手情報によれば予想以上の利益が出る可能性があるようです。
※STG公式サイト引用
業績を確認すると2024年3月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上52.20億円となり前期46.84億円から11.44%増、経常利益2.90億円となり前期2.85億円から1.75%増となります。
四半期利益は1.95億円となり前期1.91億円から2.09%増と予想されています。
想定発行価格1,870円による指標はEPS234.46から7.98倍、BPS1,780.44からPBR1.05倍になります。
ベンチャーキャピタル保有分は公開価格(発行価格)の1.5倍以上となっていますが、初値形成後の売却となっているため意外高が期待できるようです。
グロース市場には似合わない銘柄だと思いますが、初値だけ考えればプラス要因が多いと思います。初値が高ければ出来高が縮小するにつれ適正価格まで右肩下がりになるのかもしれません。
とりあえず公募組は当選を狙いましょう!
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