2023年もIPOで儲かりました!と言いたいところですが2024年は厳しい年になる可能性があります。
2023年10月の「IPOにおける公開価格の設定プロセスの見直し」いわゆるIPOルール変更が行われたあたりから初値が飛ばなくなりました。
IPO当選数を数えてみると49個、当選銘柄は27銘柄です。
2023年のIPOは下半期に上場した銘柄を積極的に取りに行けばさらに当選数が増えていたと思います。
しかし、ファンド案件が多く上場サイズも大型化され公募組には微妙な下半期でした。
- カバー×2枚
- アクシスコンサルティング×2枚
- モンスターラボホールディングス×2枚
- AnyMind Group
- 住信SBIネット銀行×2枚
- Fusic
- トランザクション・メディア・ネットワークス×4枚
- ispace
- 楽天銀行×9枚
- シーユーシー
- オービーシステム
- ブリッジコンサルティンググループ
- ARアドバンストテクノロジ
- AeroEdge
- GENDA
- 笹徳印刷
- オカムラ食品工業
- ニッポンインシュア
- KOKUSAI ELECTRIC(辞退)
- 全保連×2
- 笑美面
- QPS研究所×3
- S&J×2
- エスネットワークス
- マーソ(辞退)
- 早稲田学習研究会×4
- ヒューマンテクノロジーズ
個人的な感想は今年もやりきった感があります。
夏くらいまでは2023年の成績が400万円を超えるのでは?と思っていましたが、まったくとどきませんでした。
公開価格割れとなった銘柄も複数当選し反省するところもあります。逆にセカンダリーが上手くいった銘柄もあります。
ブリッジコンサルティンググループ(9225)では初値売却せず、上場1日目から2連続ストップ高となり公開価格1,300円の株を6,000円で売ることができました。
IPOのセカンダリーは年間トータルでとんとんとなることが多い私ですが、何とか今年は30万円くらい利益を出せています。
2023年の初値騰落率1位から3位を調べてみた結果
2023年の初値騰落率の1位~3位は以下のようになります。- アイデミー(5577) 公開価格1,050円 初値5,560円(騰落率429.52%)
- ジェノバ(5570) 公開価格470円 初値2,106円(騰落率348.09%)
- ispace(9348) 公開価格254円 初値1,000円(騰落率293.70%)
2023年の上半期はAIバブルなどが起き資金流入につながった銘柄も複数あります。
投資的な資金が向かい実力以上の初値となった銘柄も複数ありました。
また、上場タイミングが悪く可哀そうだと思った銘柄は楽天銀行(5838)でした。仮条件が低くなり過ぎてはたから見ても可哀そうだと感じました。
SVBショックも起こりましたからね。
その影響もあり、公募組は楽天銀行のIPOでぼろ儲け状態となり積極的に投資していた方は1銘柄で100万円以上の利益を得た方も多かったようです。
ちなみに公開価格1,400円で初値は1,856円でした。1単元で4.56万円の利益です!
2023年のIPO利益はいくらだった?過去何番目の利益になったのか考察
今年は400万円を超える利益になると思っていましたが、結果は税引き前利益で約342.2万円になります。ざっくり計算したため少し数値がずれている可能性もあります。これに通常の株式売買の損益を合算しても完全勝利になります。
IPO投資は1年間申込を行い続けて結果を出します。
知人にも教えましたが仕事が忙しくIPO投資はやめてしまいました。しかもIPO当選で利益が出ているにも関わらず続けることができないようです。
その割にお小遣いがないと言っています。気持ちはわかりますがローリスクに利益を得るには仕方がありません。
大きな資金があれば店頭でIPO株を貰えるため楽なんですけどね。
また、過去の成績から今年が何番目の利益総額になるのか調べると3番目でした。2013年に422万円という利益がありました。
10年前のことなので忘れています。銘柄別に精査しなくても利益が見込めた時期なので片っ端から抽選に参加していました!
ということで17年~18年間IPO投資を続けて2023年は3番目の成績となっています。
株式市場が好調となっていますがREIT(リート)IPOは出てきませんでした。
まとめ!2024年のIPOはどうなってしまうのか?新ルール適用で心配が増した
2023年は上半期に大きな利益を得た方がたくさんいました。私もその一人です。ただ下半期は軟調になりこれといって大きな利益は出ていません。1単元10万円も稼げないとは驚きです。
某紙で新興市場が低迷しているためIPOに資金が流れていないと観測されているようです。
しかし、明らかにIPOルール改定からより資金が入らなくなっています。しかも上場規模が大きくなっている銘柄が多かったですからね。
新ルールで仮条件から20%上乗せされて公開価格が決まった銘柄にも資金が思ったほど入りませんでした。公開価格を割った銘柄もあります。
このままの状況が続くのであれば上場しようとする企業が減りそうです。既にグロース市場への上場基準を厳しくするニュースも出ています。
ファンド案件は上場規模を大きくできるため自社の収益を考えるといいタイミングなのでは?と思うところもあります。
新ルールが適用されこのまま改善されないのであれば2024年は公開価格割れ続出となりそうです。
ただIPOに投資する人が減ると資金調達面のデメリット、さらには証券会社などで商品が売れなくなる可能性もあることから、なにかしら対策が考えられるのかも?と考えています。
取り合えずIPOしかまとまった利益を出せないので続けるしかありません。IPOが駄目なら店頭でPO(公募増資)を狙うしかないかもしれません。
店頭取引だとホントに疲れるためあまり気が進みませんけどね!
ということで2023年のIPOはボチボチ良かったようです。2024年は状況を見ながら参加することになりそうです!!
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