Japan Eyewear Holdings(ジャパンアイウェアホールディングス)[5889]IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。


公開価格割れも視野に入る銘柄なので個人的にIPO抽選の参加は見送りました。ファンド出口案件であり成熟業態のため初値で利益が見込めない判断です。


Japan Eyewear Holdings(ジャパンアイウェアホールディングス)[5889]の上場直前の初値予想
※JEH公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたJEHの気配運用は下記のようになります。

項 目気配運用の内容
板中心値段1,360円(公募・売出価格)
上限値段3,130円(更新値幅68円、更新時間10分)
下限値段1,020円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲340円以上、5,440円以下


同社は眼鏡の製造販売を行い、金子眼鏡グループとフォーナインズ(999.9)グループで構成されています。


企業の知名度は高いと思いますが、日本企業成長投資(NIC)が筆頭株主で大量の売出を行います。いわゆるファンド出口案件になりIPOでは不人気です。


想定発行価格は1,700円でしたが、公開価格は1,360円に決定していることから機関投資家の評価も低かったようです。


仮条件は30円幅だったこともあり上限に決定しています。業績は堅調に推移していると思いますが上場規模が約103.3億円と大きいため消化不良の可能性がありそうです。時価総額は約325.6億円です。


好材料としてはパリミキ(7455)の決算が良かったことくらいでしょうか。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」Japan Eyewear Holdings[5889]の上場データと初値予想を考察!


Japan Eyewear Holdings[5889]の上場直前の初値予想はこうなる!

Japan Eyewear Holdings(ジャパンアイウェアホールディングス)の上場直前の初値予想を調べてみました。


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は1,360円となっています。幹事引受け価額は1271.60円です。


PERは14.44倍なので割安感があります。上場承認時よりも地合いが良いため公開価格割れは免れるか?とも感じます。


格安眼鏡とは路線が異なるためインバウンド需要を伸ばすことができれば業績期待はありそうです。


割安とか割高の前に上場規模が大きいことが問題だと思います。売出株を減らせばいいけれど日本企業成長投資(NIC)絡みのためそれはNG判断なのでしょう。


kimukimu

財務体質が良くないそうなので個人的にはスルーでした。円安は同社にとってメリットがあるそうです!!

結局は公開価格前後の判断みたいですね。主幹事の営業力不足も指摘があるようです。



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