KOKUSAI ELECTRIC(コクサイエレックトリック)[6525]IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。一言で言えば不参加で良いのかもしれません。
何しろIPO時に大幅な減益予想が出ているため参加しにくいと思います。今期は売上もかなり落ちるため上場タイミングが悪いようです!
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,890円 |
仮条件 | 10月10日 |
売出価格 | 10月16日 |
公募株数 | 0株 |
売出株数 | 58,847,600株 国内売出株式数28,394,000株 海外売出株式数30,453,600株 |
公開株数(合計) | 58,847,600株 |
オーバーアロットメント | 8,827,100株 |
幹事団 | 野村證券(共同主幹事) SMBC日興証券(共同主幹事) みずほ証券(共同主幹事) 三菱UFJモルガンスタンレー証券(共同主幹事) ゴールドマン・サックス証券(共同主幹事) 大和証券 東海東京証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 auカブコム証券 DMM.com証券 |
同社は米投資ファンドのKKR傘下になり、成膜技術を軸とした半導体製造装置の専門メーカーになります。
米半導体製造装置最大手のアプライドマテリアルズが同社を2021年に買収しようとしましたが上手くいかなかったと観測されています。
買収を断念した理由の一つに「米中ハイテク摩擦」があると言われています。良くも悪くも注目されている企業であることは間違いなさそうです。
想定発行価格1,890円による吸収金額は約1279.1億円、時価総額は約4354.6億円になります。
某紙によれば2023年秋の上場前株価が2,400円弱のため昨年に上場していれば・・・と言った声もあるようです。大幅な減益予想なので今更感もありますよね。
2023年の半導体関連株は急騰した銘柄も複数あります。米エヌビディア(NVIDIA)の影響を受けて半導体関連やAI関連に資金が入りました。
しかし、ここ3ヶ月程度はどこもパッとしないようです。競合はオプトラン(6235)やサムコ(6387)あたりになるようです。
KOKUSAI ELECTRIC[6525]IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度S、想定価格は1,890円
注目度が「S」となっています。個人投資家よりも機関投資家のほうが注目していると思います。
東証プライム市場に直接上場するため利益期待はあると思いますが、投資市場の勢いがない状況が続きどうしても積極的になれません。
とりあえずは仮条件待ちでよさそうです。現時点で積極的にブックビルディングに参加しようとは考えていません。
コクサイエレックトリックは製品ラインナップが少ないみたいなんですよね。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」KOKUSAI ELECTRIC(コクサイエレックトリック)の上場データと初値予想を考察!
KOKUSAI ELECTRIC[6525]IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券とSMBC日興証券をはじめとした5社共同となっています。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
野村證券(共同) | 8,646,900株 | 30.45% |
SMBC日興証券(共同) | 8,519,200株 | 30.00% |
みずほ証券(共同) | 4,645,800株 | 16.36% |
三菱UFJモルガンスタンレー証券(共同) | 4,645,800株 | 16.36% |
ゴールドマン・サックス証券(共同) | 644,500株 | 2.27% |
大和証券 | 516,700株 | 1.82% |
東海東京証券 | 775,100株 | 2.73% |
IPOに当選したい方は主幹事中心に申込んでおけば当選すると思います。大手のファーストインプレッションを確認する限り人気があるとは思えません。
どちらかと言えば公開価格割れさせないために各方面で動いているように感じます。
仮条件の大幅引き下げの可能性もあるかもしれません。どの辺りが適正な株価なのかわかりにくいそうなんですよね。
そもそもファンド出口案件なので市場が割安と判断できる株価まで下げないと上場は難しい気がします。超大型IPOですからね。
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KOKUSAI ELECTRIC[6525]IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。もしかしたら利益が見込めるかもしれないため注視しておきたいと考えています。個人的に超大型のIPOで損失となったのはソフトバンク(9434)とジャパンディスプレイ(6740)だけかもしれません。割れないと思い込んで損失だったパターンです。
※KOKUSAI ELECTRIC公式サイト引用
業績を確認すると2024年3月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上収益1,800.00億円で前期2,457.21億円から26.75%減、税引き前利益282.80億円となり前期558.95億円から49.41%減となります。
四半期利益は202.00億円となり前期403.05億円から49.88%減と大幅な減収減益予想となっています。配当金は11円予想なので0.58%です。
想定発行価格1,890円を基にした指標はEPS87.67からPER21.56倍、BPS793.70からPBR2.38倍になります。
業績が伸びているのであれば多少高いPERも許容されますが、2期連続で減益予想なのでIPOとしては厳しい目で見たほうがよさそうです。
親引けも行われないため不安材料が多いみたいです!
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