ケイファーマ(4896)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。今期黒字予想の慶応大学発再生医療ベンチャーになります!


主幹事がSBI証券と言うことで個人投資家に注目されているようです。注目と言ってもいい意味ではありません。


ケイファーマ(4896)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,040円
仮条件9月27日
公開価格10月06日
公募株数1,680,000株
売出株数0株
公開株数(合計)1,680,000株
オーバーアロットメント252,000株
幹事団SBI証券(主幹事)
岡三証券
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
極東証券
松井証券
楽天証券
委託見込SBIネオトレード証券
岡三オンライン
DMM.com証券


今期、一時的に黒字化する見込みのバイオベンチャー企業になります。


事業は「再生医療等製品の研究・開発・製造・販売」を行い、iPS創薬事業と再生医療事業にわかれます。


中枢神経疾患領域に対してiPS細胞を活用したiPS創薬、脊髄損傷等の神経損傷部位に移植する再生医療等製品の開発をメイン事業としています。


パイプラインは最も進んでいるもので第3相目前となっているものが1本あります。


難治性の神経疾患であるALSは高齢化を背景に世界的に増えているようです。そのため商品化されれば莫大な利益を得られると考えられます。


ただし現段階で商品化されるレベルに到達はしていません。他社比較では収益期待のALSを考慮しても企業評価はあまりできないようですね。


想定発行価格1,040円を基にした吸収金額は約20.1億円、時価総額は約120.2億円になります。20億円規模なら何とかなりそうな状況みたいです。


ただ急いで買う必要はないと観測されているようです。コーナーストーン投資家には好感できるようですけどね。


ケイファーマ(4896)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので、投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想950円~1,100円
※注目度B


上場承認時は黒字バイオなので印象は良いはずです。


それでも公開価格割れが視野に入る予想が出ています。もしかしたら9月15日上場予定だったChordia Therapeutics(コーディア セラピューティクス)が上場中止を発表したことも悪材料なのかもしれません。


こちらは野村證券が主幹事で、同じく上場承認時データでは黒字決算予想となっていました。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

「IPO承認」ケイファーマ(4896)の上場データと初値予想を考察!


ケイファーマ(4896)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で務めます。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)1,428,100株85.01%
岡三証券168,000株10.00%
SMBC日興証券50,400株3.00%
岩井コスモ証券16,800株1.00%
極東証券8,400株0.50%
松井証券5,000株0.30%
楽天証券3,300株0.20%


SBI証券主幹事なのでIPOチャレンジポイントが話題になると思います。


しかし大手初値予想を確認する限り使わないほうが良いと個人的に思います。基本的にバイオ株は不人気ですからね。


来期はまた赤字になると考えると評価が難しいと思います。


バイオ株は上場したら株価が右肩下がりになる傾向にあります。中長期投資を行うにしてもオンリーワン技術や商品化の目処が立たなければ株価に反映されないことが多いと思います。


積極的にIPO当選を狙うには現時点の判断は厳しそうですね。


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コンスタンスにファンド組成が行われ穴場的な存在となっています。利回りも高くサブ口座として活躍すると思います。




ケイファーマ(4896)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


現時点で人気化するような状況ではなさそうです。黒字バイオというだけで人気かも?と思いましたがあまくないようです。


ケイファーマ(4896)IPOの業績予想
※ケイファーマ公式サイト引用


業績を確認すると2023年12月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上10.00億円になり前期0円から一時的に売上が上がります。


経常利益は2.66億円となり前期-3.59億円からの黒字転換、四半期利益は1.80億円となり前期-3.92億円から完全黒字予想となっています。


想定発行価格1,040円を基にした指標はEPS17.69からPER58.79倍、BPS1,605.42からPBR0.65倍になります。もちろん配当金は出ません。


某紙では創薬ベンチャー企業に対して長期金利の上昇がデメリットとなり、今後の資金繰りなどを不安視するような内容も出ているようです。


全体的な評価は公開価格前後で発進すれば大成功のイメージみたいですね。仮条件発表後に評価が変わると思いますがスルーでもいいのかもしれません。


現段階では個人的に消極的参加予定になると考えています!


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