笹徳印刷(3958)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。包装資材やラベルなどのパッケージや印刷物の製造販売を行っている企業です。
創業133年周年になる老舗企業でIPOとしてのパフォーマンスは基本的に低いと思います。ただ大手予想では現時点で利益が見込める予想が出ています!
項目 | 株数データ |
想定価格 | 710円 |
仮条件 | 9月04日 |
公開価格 | 9月13日 |
公募株数 | 500,000株 |
売出株数 | 1,253,900株 |
公開株数(合計) | 1,753,900株 |
オーバーアロットメント | 263,000株 |
幹事団 | 東海東京証券(主幹事) SMBC日興証券 大和証券 SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 楽天証券 岡三証券 安藤証券 |
委託見込 | 大和コネクト証券 岡三オンライン |
業種が「パルプ・紙」になるため初値パフォーマンスは低いと思います。
しかし2023年9月のIPOは公開価格割れしそうな銘柄が多く、財務基盤がしっかりとしている同社が選ばれる可能性もありそうです。
そもそも上場規模が想定ベースで14.3億円と小さくこの程度なら知名度や業績面から吸収は容易だと考えています。時価総額は約43.9億円です。
また、親会社が王子グループになりますが上場後の保有割合が16.1%に下がるため持分法適用会社から外れる予定となっています。
大手によればこの手のIPOに急に資金が向かうこともあるため公開価格を超えた初値が付くと考えられているようです。低評価のIPOでも初値が高く始まることもありますからね。
と言うことで個人的に抽選に参加しておきたいと思います!!
笹徳印刷(3958)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。現時点で公開価格を割るような感じではなさそうです。東海東京証券の店頭口座を開設している方は支店経由の申込みだと当選率が高そうです。
最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度B
類似企業比較では既に妥当な価格にあると思われます。老舗企業と言うことで今後の業績期待は低いでしょう。
筆頭株主がファンドなどになると面白そうですけどね。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」笹徳印刷(3958)の上場データと初値予想を考察!
笹徳印刷(3958)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は東海東京証券が単独で務めます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
東海東京証券(主幹事) | 1,490,900株 | 85.00% |
SMBC日興証券 | 61,400株 | 3.50% |
大和証券 | 61,400株 | 3.50% |
SBI証券 | 61,400株 | 3.50% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 26,300株 | 1.50% |
楽天証券 | 17,500株 | 1.00% |
岡三証券 | 17,500株 | 1.00% |
安藤証券 | 17,500株 | 1.00% |
ネット組も申込みやすそうな幹事構成なので当選したければ頑張って申し込みを行っておきましょう。
久しぶりに安藤証券が幹事入りします。
私は安藤証券の口座閉鎖となりませんでしたが、知り合いは取引がないため口座閉鎖の案内が過去に届いた方がいました。ほぼ入金していませんが謎です。
公開株数が多いため平幹事からの申込みも行っておくと良いかもしれません。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事入りしているためauカブコム証券からも抽選に参加できます。
委託販売になりますが今回みたいに人気があまりないIPOの場合は抽選に申込んでおくと当選できるかもしれません。ここ数年は毎年当選を頂いています!!
未成年口座は持ってません。ここ数年はIPOに申込む方が減ったのかもしれませんね。後期型抽選になるため面倒なので見送る方も多そうです。IPOルールは下記記事にまとめています。
auカブコム証券のIPOルールを詳しく調べてみました。同社は三菱UFJフィナンシャル・グループなので基本的には三菱UFJモルガン・スタンレー証券引き受け分をauカブコム証券に回します。 …
笹徳印刷(3958)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。2023年9月上場分のIPOは吸収金額が低い銘柄に参加することになりそうです。また、値がさ株はしっかり調べないと簡単に数万円飛ぶこともありますからね。
同社の場合は単価が低いため比較的気軽に参加できそうです。
※笹徳印刷公式サイト引用
業績を確認すると2024年6月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上134.26億円となり前期130.40億円から2.96%増、経常利益5.03億円となり前期5.85億円から14.02%減となります。
四半期利益は3.47億円となり前期11.38億円から69.51%減の予想が出ています。大幅な減益となるようですね。
想定発行価格710円による指標はEPS64.46からPER11.01倍、BPS1,613.62からPBR0.44倍になります。配当は18円なので配当利回り2.54%となります。
目論見では2023年3月期までの開示でしたが、2024年6月期の予想まで確認することができました!
上場時の収益にはインパクトがあります。ただ今期2024年6月期の減益には驚きました。大手によれば実質無借金となるようなので財務面の心配はなさそうです。配当性向は30%目処。
個人投資家の資金は同日上場のファーストアカウンティング(5588)に向かいそうですが、同社は公開価格を超えた初値が期待できるようです。とりあえず参加しておきたいと思います。
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無料購読の方法は下記記事にまとめています。
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