揚羽(アゲハ)[9330]IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。上場規模が大きい案件が複数ある中で同社の場合は規模が小さく期待できると考えています。
ただ大手予想は渋い考えのようですね。業績水準が低く今期減益予想なのは残念です。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,390円 |
仮条件 | 8月31日 |
公開価格 | 9月11日 |
公募株数 | 350,000株 |
売出株数 | 100,000株 |
公開株数(合計) | 450,000株 |
オーバーアロットメント | 67,500株 |
幹事団 | 岡三証券(主幹事) 野村證券 SBI証券 SMBC日興証券 楽天証券 マネックス証券 松井証券 あかつき証券 |
委託見込 | 岡三オンライン |
同社はリクルーティング支援とコーポレート支援を行う企業になり後者が成長を引っ張る事業となっています。
リクルーティング支援は採用ターゲットに企業の魅力を伝えられるWEB制作や映像制作などを行う採用ブランディング支援になります。
コーポレート支援ではブランド力を上げるための支援活動、サステナブル社会の実現のための支援活動、企業理念や価値を定義し自社従業員等に対して浸透や共感を促す支援活動を行います。
難しく書いていますが、新味はなく多くの競合が存在する領域となっています。
公式サイトの取引先一覧には有名企業の名前がたくさん掲載されています。その割に業績水準が低いため大手予想もやや警戒しているのかもしれません。
想定発行価格1,390円による吸収金額は約7.2億円、時価総額は約18.8億円となります。オファリングレシオが約38%なので他の銘柄に比べると公開比率が高いと言えます。
しかし、10億円以下の吸収金額で割れるようなことはないと考えているため、個人的には積極的にIPO抽選に申込を行う予定です!
揚羽(アゲハ)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。予想を確認すると少し不安になる数値が出ていました。最新の初値予想は下記のようになっています!
大手初値予想1,500円~2,000円
※注目度B
※注目度B
増収減益予想となっていることで上値期待が低いのかもしれません。
公開価格割れはないと思うので申込できる証券会社から参加しておきたいと思います。数万円でも利益が出れば嬉しい環境ですからね。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」揚羽(アゲハ)[9330]の上場データと初値予想を考察!
揚羽(アゲハ)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は岡三証券が単独で引受けます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
岡三証券(主幹事) | 396,000株 | 88.00% |
野村證券 | 22,500株 | 5.00% |
SBI証券 | 9,000株 | 2.00% |
SMBC日興証券 | 4,500株 | 1.00% |
楽天証券 | 4,500株 | 1.00% |
マネックス証券 | 4,500株 | 1.00% |
松井証券 | 4,500株 | 1.00% |
あかつき証券 | 4,500株 | 1.00% |
割当株数から考えると主幹事の岡三証券からの申込みを優先しておいたほうが良いと思います。また、岡三オンラインも今回は当選確率が通常よりも高くなると思います。
主幹事以外の幹事から当選できたら奇跡に近いかもしれません!
特にSBI証券や楽天証券など証券口座が多いところから当選できたら凄いことだと思います。ただ毎回誰かに当選しているため余裕があれば面倒でも申込を行っておきましょう。
kimu
公募組なら面倒な作業でも乗り越えられるはずです。
ところでAGクラウドファンディングの既存キャンペーンが月末に終了します。そのため口座開設ベースで2,000円分の特典が貰えるキャンペーンが一時的に終了する可能性があります。
クラウドファンディングに興味があれば下記記事、もしくは公式サイトをご確認いただけたらと思います。タイアップは9月も継続だと連絡がありました!
AGクラウドファンディングと限定タイアップキャンペーンが始まりました。会員登録完了でAmazonギフト券(アマギフ)1,000円分をプレゼントさせていただきます。アイフルファンドの他に「不動産担保ローンファンド」が登場 …
揚羽(アゲハ)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。初値が高ければ初値売却が無難みたいです。上場規模が小さいためその時にならないとわかりませんけどね!
※揚羽公式サイト引用
業績を確認すると2023年9月期の単独予想を確認することができました。売上16.72億円となり前期13.98億円から19.60%増、経常利益1.09億円となり前期1.10億円から0.91%減となります。
四半期利益は0.70億円となり前期0.79億円から11.39%減となる予想が出ています。
想定発行価格1,390円によるPERはEPSが69.30なので20.06倍になります。類似企業比較では割高感があるようです。
岡三証券としては日本システムバンク(5530)とGSI(5579)に続く2023年3本目の主幹事になります。先に上場した2銘柄は地方案件で公開価格割れという結果になっています。
今回は東証グロース市場のため何とかなると考えています!
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