AeroEdge(エアロエッジ)[7409]が当選しました。売り圧力は低いと思いますがIPOとしてのセカンダリーはどうでしょうか。


初値高騰と観測されており、航空機エンジンの部品メーカーというニッチ事業に資金が集まるのか?とも感じます。ここは素直に当選できたことを喜びたいと思います。


AeroEdge(エアロエッジ)IPOの抽選結果は当選


同社は航空機エンジン部品等の製造や販売を行っている企業です。


仏エアバス社のA320neoファミリーと米ボーイング社の787MAXには同社製品が81%程度搭載されているようです。


LEAPエンジン向けチタンアルミブレードは世界で2社だけの供給になり、同社はその1社となっています。自動車とはレベルが異なりより高度な技術が必要になります。


上場後は航空需要回復により業績の上向き、また円安効果などで増収増益となる期待があります。


個人的には、ただの下請け会社でありグロース市場に上場する価値があるのか?と感じます。事業内容的にはスタンダード市場がお似合いだと思います。


上場規模は約15.5億円、時価総額は約62.6億円です。PERは公開価格算出で約8.8倍と低めの値付けとなっています!


AeroEdge(エアロエッジ)IPOの公開価格が決定しました

公開価格は仮条件の上限1,690円に決定しています。


目論見によれば申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回る状況だったそうです。


また、申告された総需要件数が多数にわたり、需要の価格毎の分布状況は仮条件の上限に集中していたとあります。


幹事引受け価格は1,554.80円に決定しています。上場承認時の基本データや業績などは下記記事でまとめています。

「IPO承認」AeroEdge(エアロエッジ)の上場データと初値予想を考察!


AeroEdge(エアロエッジ)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

AeroEdge(エアロエッジ)の幹事別抽選結果を確認してみました。


当選するなら主幹事からかな?と思っていましたが、なんと平幹事からの当選となっています。


ブリッジコンサルティンググループ(9225)に続いて平幹事からの当選で驚いています。やはり面倒でも申込み続けたほうが良いようです!


幹事名抽選結果
みずほ証券(主幹事)落選
野村證券当選
大和証券抽選前
SBI証券落選
楽天証券抽選前
マネックス証券落選
水戸証券口座なし


AeroEdge(エアロエッジ)の当選画像


一応、2024年6月期は2割程度の増収が期待できると観測されています。


主な原材料となるチタンアルミブレードの合金材料は仏SAFRAN社から無償支給されているため、費用面の変動が少ないそうです。


世界的に経済が再開し航空機需要の追風を受け高い評価につながるようですね。


メディアにも取り上げられることが多いと観測され多少は初値に期待できそうです。SNSで当選者を確認すると思いのほか少ないようでした。


AeroEdge(エアロエッジ)IPOの最新の初値予想は?

AeroEdge(エアロエッジ)の最新の初値予想を調べてみました。


直近上場の銘柄は乱高下しているためあまり期待せずに上場日を待ちたいと思います。


先に上場するW TOKYO(9159)のセカンダリーが盛り上がると同社株も恩恵がありそうです。IPOに資金が入ることを祈りたいと思います!


最新のIPO初値予想


最新の初値予想は3,000円~3,500円となっています。


現時点では初値2倍程度なら期待ができるようです。初値2倍でも十分な利益になるため楽しみに上場日を待ちたいと思います。


既存上場企業に航空部品に特化したメーカーはないと観測されているため明確な比較会社はないようです。ただ個人的には自動車部品メーカー等よりも少し高く評価される程度か?と考えています。


母体となった菊池歯車は非上場となりますが、現在でも航空機業界からの受注があるようです。菊池歯車は今回の上場で株式の一部を売出し持株会社から外れます。


本当に高い評価を受けることができるのかわかりませんが、初値2倍になれば嬉しい銘柄だと思います。


IPOに落選し続けた後に当選できほっとしています!


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