レオス・キャピタルワークス(7330)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。
割安感のない値付けとなっているため個人的にほぼスルーしていました。1回目の上場承認ではIPOに当選しましたが上場中止になりご縁がなかった銘柄です。
※レオス・キャピタルワークス公式ページ引用
東京証券取引所から発表されたの気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,300円(公募・売出価格) |
上限値段 | 2,990円(更新値幅65円、更新時間10分) |
下限値段 | 975円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 325円以上、5,200円以下 |
藤野英人氏が創業した投資信託を販売・運用する企業です。ひふみブランドで有名な企業です。
親会社がSBIファイナンシャルサービシーズになり、旧親会社のISホールディングスの力は上場によりさらに弱まると思います。藤野英人氏の力も弱まっていると考えられます。
また、前回承認時に主幹事を務めたみずほ証券との溝は深まったままのようです。
今回の上場規模は約48.1億円、時価総額は約160.9億円になります。
投資信託の設定や運用等を行う企業の初値が高騰した場合に自社の妥当株価の算出も出来ないのか?と言った意見もあったようです。そのため1,300円(PER14.8倍)なのかもしれません。
不人気材料が多くIPO抽選に参加した方も周りには少なかったように感じます。ただ地合いはかなり良いため公開価格割れはなさそうな雰囲気です。
考えてみればSBIグループになるため公開価格割れはないのかもしれません。楽天銀行のIPOに注力していた方が多く個人投資家には日程的なデメリットもあったようです。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
レオス・キャピタルワークスの上場データと初値予想を考察
レオス・キャピタルワークス(7330)の上場直前の初値予想はこうなる!
レオス・キャピタルワークスの上場直前の初値予想について調べてみました。大手の上場直前の初値予想は1,300円となっています。
NISAなどにより運用残高が増えているようですが人件費が業績を圧迫していると観測されています。
想定発行価格は1,400円で公開価格が1,300円決定のため機関投資家からの需要はいまいちだったと考えられます。最終的には上手く発進できると思いますが、機関投資家需要が多いとは考えにくい案件です。
同社のPERは公開価格1,300円算出で14.8倍と割高観測のためどうでしょうか。グロース市場に上場することは好感できます。
運用残高が大型になりパフォーマンスが低下しているとの観測もあり、積極的な買いは見込みずらい気がしています。
中長期的には昨年上場したSBIリーシングサービス(5834)のように下げ続ける可能性もありそうです。こちらもSBIグループになります。株価が下げ続けた後はTOBによる上場廃止というパターンもないとは言えません。
結局は業績次第だと思います。
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