プレ初値予想！トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)IPOの評価と業績を分析

トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)[5258]の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。三菱商事系の企業になりIPOでは人気の電子決済サービスを手掛けます。


大手予想では利益が見込めるとされているため積極的に参加する方向で考えています。ただ地合いが気になるため臨機応変に対応します。

項目	株数データ
想定価格	880円
仮条件	3月15日
公開価格	3月24日
公募株数	5,971,700株
売出株数	5,379,500株
公開株数(合計)	11,351,200株
オーバーアロットメント	1,702,600株
幹事団	野村證券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 東海東京証券 SBI証券 楽天証券 松井証券 岩井コスモ証券
委託見込	LINE証券 auカブコム証券 DMM.com証券

同社は三菱商事とトヨタファイナンシャルサービスの出資により設立された企業になり、株主には大手企業がズラリと並びます。


クラウド型電子決済を日本国内で初めて商用化し、キャッシュレス決済事業者と加盟店をつなぎ、あらゆるキャッシュレス決済サービスをワンストップで提供しています。


また、決済端末の販売や関連する開発等を行い収益に結びつけています。


上場規模は想定発行価格880円を基に計算すると約114.9億円、時価総額約324.5億円です。新興市場としては大きな吸収額になります。


業績を確認すると2024年3月期予想が出ており増収増益となることを確認できています。また、株価設定が高いようにも感じますが類似企業は更に高く推移している銘柄もあります。


大手では業績が拡大基調で類似企業の評価もそれなりに高いため堅調なスタートになると考えているようです。


米シリコンバレー銀行の破綻に続き、シグネチャー銀行も破綻し連鎖する企業が出てきています。悪材料が続くとIPOにも影響が出てきそうですね。

トランザクション・メディア・ネットワークス[5258]IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手初値予想の数値を調べてみました。


米シリコンバレー銀行が破綻する前に予想値が公開されていたため、修正値を待ってIPOの抽選に参加したほうがよさそうです。


最新の初値予想は下記のようになっています！




日程的には上場ラッシュが終わり、2023年4月1発目のIPOになります。単独上場になるため通常であれば需要が見込めそうです。


新興市場としては上場サイズが大きいためやや不安もありますが、人気業態のため公開価格を超えるとされています。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

トランザクション・メディア・ネットワークスの上場データと初値予想を考察

トランザクション・メディア・ネットワークス[5258]IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は野村證券が単独で引受けます。

幹事名	割当株数	引受割合
野村證券(主幹事)	10,216,100株	90.00％
三菱UFJモルガン・スタンレー証券	227,000株	2.00％
SMBC日興証券	227,000株	2.00％
東海東京証券	170,300株	1.50％
SBI証券	170,300株	1.50％
楽天証券	113,500株	1.00％
松井証券	113,500株	1.00％
岩井コスモ証券	113,500株	1.00％

公開株数が多いため野村證券以外からの当選も期待できそうです。


ネット組も主幹事から申込んでおくと通常よりも当選確率が高いと考えられます。野村證券のネット抽選には1,021,600株程度が回ると試算できます。


人数にすると10,216人程度になります。ただしネット抽選を確認すると200株の複数配分になっていました。


よって当選者が半減し5,108人の当選者となりそうです。


自己責任になりますがリスクを取れる方は申込んでおくと当選できるかもしれません！


米国株に投資を行っている方も多いと思います。そこで無料アプリでリアルタイムに株価を確認できるmoomooアプリをご紹介したいと思います。


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ヒートマップやスクリーナーなども利用できます。詳しくは下記記事でまとめています！

トランザクション・メディア・ネットワークス[5258]IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


米国市場次第だと思いますが、IPOの参加者が減ると当選確率が高くなるため最後までしっかり考えたいと思います。



※TMN公式サイト引用


業績を確認すると2024年3月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上94.23億円となり前期76.81億円から22.68％増、経常利益7.85億円となり前期4.00億円から96.25％増となります。


四半期利益は7.05億円となり前期3.90億円から80.77％増の予想が出ています。


想定発行価格880円から指標を計算するとEPS19.15から45.95倍、BPS276.72からPBR3.18倍になります。配当や株主優待はありません。


スマレジ(4431)やGMOフィナンシャルゲート(4051)あたりを意識してくれると公開価格を軽く超えてきそうです。


IPOとしての新奇性はありませんが堅調なスタートが予想されています。地合いが悪化しなければ大量配分でまとまった利益を得ることも出来そうです。


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