TECROWD(テクラウド)から新ファンドが公開されました。36号ファンドの「Miras Townhouse」になります。想定利回り9.5%で運用期間9ヶ月の短期投資なので今回も人気だと思います。
カザフスタンのアルマティ市のファンド組成になり、31号と33号、35号ファンドの「KHAN VILLA」に続く案件になります。
※TECROWD公式サイト引用
同社はグループ企業の力を活かし、土地の仕入れから運営管理までワンストップで提供できる体制を整えています。
親会社のインベスコアグループは中央アジア諸国で金融業や不動産開発業等を大規模に展開している企業です。
そのため参入障壁が高い地域で不動産開発を行うことができ、本案件のように不動産投資型クラウドファンディングを投資家に提供することに成功しています。
本案件は海外不動産への投資になりますが、同社グループ企業がモンゴル証券取引市場に上場していることから一定の信用や信頼にもつながっているようです。
最近では日本を対象にしたファンド組成も行っているため投資妙味があると思います。では内容を確認してみたいと思います!
TECROWD(テクラウド)36号ファンド「Miras Townhouse」について調べてみました
36号ファンドの「Miras Townhouse」は4.1億円を超える大型のファンド組成となっています。これまで投資を行うことができなかった方には投資を行うチャンスになりそうです。最低投資金が10万円となっているため気を付けてください。
※TECROWD公式サイト引用
投資を行っている方のお話を聞くとまとまった金額で投資を行っている方も多いようです。
クラウドファンディングへ投資をはじめて行う方は10万円程度から投資を始める方が多いと思います。しかし利回りが高いためリターンを狙った積極的な投資を行う方も多いと聞いています!
本ファンドの公開情報は下記のようになります。
項 目 | その内容 |
募集金額 | 416,000,000円 |
想定利回り | 年利9.50% |
運用期間 | 2022年11月21日~2023年8月20日 ※9ヶ月を予定 |
募集期間 | 2022年10月20日~2022年11月20日 |
配当日(予定) | 2023年9月20日 |
最小投資金額 | 100,000円 |
運用期間が9ヶ月の短期間となっている理由は「土地造成工事完了までの短期運用型ファンド」だからです。
もちろん今回も優先劣後構造を採用し、インベスコアグループが劣後出資を引受けます。
ファンド償還時に元本割れが発生した場合は劣後出資の範囲でインベスコアグループが損失額を負担します。
※TECROWD公式サイト引用
劣後出資の割合を調べると20%となっています。
不動産の価値が1億円程度下がっても投資家は損失とはならないため、ある程度の余裕があると考えられます。もちろんこれまで元本毀損や配当遅延となったファンドはありません。
また、利便性と自然豊かな環境が融合した好立地をファンド化しているそうです。
カザフスタンのアルマティ市への投資になりますが、多くの方は現地を訪れたことがないはずです。投資を行う際にはファンド詳細を確認しておきましょう。
地図上で確認するとKHAN VILLAファンドで対象となった地域と近い距離にあるようです。
Miras Townhouseの投資対象地域を地図で確認してみました。自然豊かな地域で人気?
本ファンドはカザフスタン旧首都の高級住宅街タウンハウスプロジェクトになるそうです。ファンド情報によれば全4,950㎡の土地を開発し、計11棟、延床面積3,000㎡の住宅を建設するとあります。
※TECROWD公式サイト引用
カザフスタンはソビエト連邦の解体時に独立した国になり、世界第9位の土地を有しています。
昨今のウクライナとロシアの軍事衝突が気になるところです。
現時点でカザフスタンに何か影響があったとは言えませんが、多少頭に入れておいたほうが良いかもしれません。
アルマティ市の位置は上記のようになります。
ロシアとの国境からかなり離れている地域になります。キルギス共和国に近いと言えそうです。
ファンド対象となる地域はアルマティ市中心部から通勤圏内になるそうです。市内中心部にほど近い戸建てエリア・タウンハウスエリアとして最も人気のエリアだそうです。
公園やゴルフ場も近くにあり、南にある山々が綺麗に見える静かな環境だそうです。
ファンド情報に画像が用意されているため確認すると滅茶苦茶きれいな山脈を見ることができます。アルマティ市中心部には現代的な建物が多くあるようです。
Miras Townhouseのファンドスキームを確認してみました
TECROWD36号ファンド「Miras Townhouse」は、開発許可を取得済となっている開発用地を取得し、建物の建築確認の取得、また土地の造成のために組成されるファンドです。※TECROWD公式サイト引用
- 投資家から出資金を募集
- ファンド対象物件の借地権を取得
- 建築確認を取得
- 土地造成工事完了後、現地インベスコアのグループ会社に売却
- 投資家へ配当と元本の償還
また、気になる点として「借地権者」という文字があります。
中央アジアでは土地を取得するのではなく、借地したうえで開発を行うことが一般的だそうです。
カザフスタンにおける借地権(賃借権)は日本における旧借地権に相当し、借地権者が更新を希望する限り原則的に借地権が更新される仕組みとなっています。
借地権者の立場が強く所有権とほぼ同等に取り扱われているそうです。
カザフスタンの首都は1997年にヌルスルタン市に移転されていますが、旧都市のアルマティ市は現在も経済や教育、文化の中心地となっているそうです。
TECROWD(テクラウド)36号ファンド「Miras Townhouse」のまとめ!住宅関連が好調に推移
TECROWD36号ファンドへの投資は利回り期待の案件と言えそうです。不動産投資型のクラウドファンディングを行う事業者が増え続けていますが、同社に限っては他社との差別化が行えていると考えられます。
そもそも他社が容易に進出できる地域ではないと伺っているため独占状態にあるのかもしれません。グループ企業も大きくグローバルに活動を行っています。
※TECROWD公式サイト引用
アルマティ市には地方から人口が流入しているため、戸建住宅やタウンハウスの需要が高いそうです。
また、高級な物件ほど売れ行きが良いとファンド情報にもあります。銀行の住宅ローン残高も増え続けていることから相当な需要があると考えられます。
カザフスタンにおいて近年は民主化が進んでいるそうです。そもそも石油輸出志向の経済のため、燃料資源を輸出することで大きなリターンを得られているはずです。
住宅関連の需要が高いということで一般市民もようやくその恩恵にあるのかもしれません。
※TECROWD公式サイト引用
ファンドの運用スケジュールは上記のように予定されています。
- 住宅建設のプロジェクト
- 現地の住宅需要が追い付いていない状況
- 利回りが高く短期間運用のファンド
- 劣後出資は20%
- 元本保証の投資ではない
今回も利回りが高いため相当な人気が見込まれます。
ファンド組成金額が大きいため投資をしたい方には魅力がありそうです。地理的に投資することが怖い方は日本を対象としたファンド組成も行われるため会員登録を行っていると面白いかもしれません。
ファンドのバリエーションも増えているため投資妙味があります。
今回の36号ファンド「Miras Townhouse」に投資できなくても「KHAN VILLA」のようにシリーズ化してくる可能性もあるかもしれません。
同社への投資は利回りが高いことが1つの特徴なので、攻めの投資を行う方に特に人気だと思います。
投資を行う際に事前入金の必要はありません。ファンドへ申込を行うと同社から振込先口座情報が送られてくるため、期限内に振り込みを行うだけです。その後は「ほったらかし投資」になります。
ファンドが償還期日を迎えると元本が振り込まれます。分配金についてはファンド毎に異なるため確認を行っておきましょう!
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新規に会員登録を行った方と既存会員の方で、まだ投資を行ったことがない方が対象になります。詳しくは下記記事でまとめています。
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