TECROWD(テクラウド)案件で障がい者向けグループホームのファンドが登場しました。安定的に利益が見込めるためご紹介したいと思います。
運用期間は24ヶ月と長めですが、マスターリース契約が設定されているためリターン期待が高いファンド組成だと思います。
※TECROWD公式サイト引用
モンゴルやカザフスタンなどに注力している企業になりますが、日本のファンド組成もたまに行っています。そのためバリエーションも少しずつ増えています。
海外不動産に投資を行うことに不安を抱える投資家もいるため、ポートフォリオを安定させるためにも日本案件を組み入れると良いと思います。
個人的には小額投資を継続して行っているため利回り8.0%~11.0%あたりを狙いたいと考えています。私の場合は他社でも投資しているため分散投資ができていると考えています。
投資先企業を使い分けることもリスク分散になると考えています。では本ファンドの内容を詳しく確認してみたいと思います!
TECROWD32号ファンド障がい者向けグループホーム「AMANEKU平塚徳延」の詳細を確認してみました
TECROWD(テクラウド)のファンドも32号まで伸びてきました。サービス開始時は海外不動産への投資となっていることで不安視していた方もいたようです。実績も積み上がりこれから投資を行う方には安心感があると思います。サービス拡充も進んでいます!
※TECROWD公式サイト引用
項 目 | その内容 |
募集金額 | 72,100,000円 |
募集想定利回り | 5.5% |
運用期間 | 24ヶ月 |
募集期間 | 2022年7月14日~2022年7月31日 |
配当日 | 運用期間中に8回実施 |
最小投資金額 | 10万円 |
今回のファンド募集要項を確認してみると、直近に組成されたファンドに比べ小規模となっています。とはいえ他社比較だと大きな金額なので企業規模の違いだと考えられます。
TECROWDはインベスコアジャパン(インベスコアグループ)の子会社になり、グローバルに活動している企業です。
日本国内においては神奈川や東京、大阪を中心に請負事業と開発事業を展開しています。
※TECROWD公式サイト引用
本ファンドは賃料収入が配当原資になり、対象物件をTECRAの固有資産からファンドに組み入れることで投資家に提供します。
出資総額は80,160,000円になり劣後出資は約10.0%になります。
無難なファンドだと思うので中期的な投資を好む方に人気だと思います。収支の想定内訳は以下のようになっていました。
※TECROWD公式サイト引用
安定的に投資家に分配金を還元できるマスターリース契約って何なの?
TECROWD32号の障がい者向けグループホーム案件ではマスターリース契約が設定されています。マスターリース契約は物件の空室リスクを回避する手段の1つとされ、投資家保護につながると考えられます。
通常は入居者からの賃料を得てそれを配当原資として利用しますが、入居者がいなければ収入となるものがなく配当を支払うことができません。
そこでマスターリース契約を結ぶことで、物件所有者から借り上げ業者が賃貸物件を借り上げることにより、入居の有無に関わらず所有者に一定の賃料を支払いながら業者が入居者を募集することになります。
これにより入居率の有無に関わらず、一定の賃料が所有者に入るスキームが成立します。よって投資家に想定された分配金の支払いか可能となります。
借り上げ業者は「入居者から受け取る賃料」とマスターリース賃料の差額が収入となります。
それに本ファンドは入居者の障がい年金や生活保護を担う行政が支援しているため、入居者は軽い費用負担で入居することが可能となっています。
そのため家賃等の回収リスクが低く抑えられると考えられます。
なぜ借り上げ業者のことを説明しているのか?と思った方もいると思います。理由は同社グループ会社の株式会社AMATUHIが運営を行っているからなんですよね。
不動産投資型クラウドファンディングは現物不動産を取得する仕組みのためデフォルトリスクは低いと思います。ただ運営企業や親会社が倒産する可能性がないとは言えません。
これは何処に投資を行っても同じだと考えています。よって上記でも書いたように、他社にも資産を分散しておくとリスク軽減できると考えています。
本ファンドの場合は障がい年金や生活保護、そして行政から補助金が交付されるためマスターリース契約がなくても低リスク案件だと思います。
また、劣後出資とマスターリース契約のダブル保証と言えるため比較的安心して投資ができるファンドだと思います!!
利回りがやや低めだと感じますが、他社比較では一般的もしくはやや高めだと思います。
障がい福祉サービス関連予算が増加傾向にありニーズが急拡大している
TECROWD(テクラウド)の公式サイトを確認してみると、日本において障がい者認定を受けている方が約936.6万人にまで増加し、全人口の約7.4%を占めているとあります。要支援や要介護認定者よりも多く、人口の増減に比べて「知的障がい者」「精神障がい者」の人数が大幅に増えているそうです。
※TECROWD公式サイト引用
何とも言えない現実だと思いますが、本ファンドの「AMANEKU平塚徳延」の住所は神奈川県横浜市西区みなとみらいとなっています。
神奈川県でも障がい者数の増加傾向が顕著化となっており、県内のグループホーム供給状況が不足しているそうです。
そのため神奈川県は重要な施策としてグループホームの新規整備を重点的に推進しているそうです。
※TECROWD公式サイト引用
上記画像を見て頂くと増加傾向にあり、対応が急がれていることがわかります。神奈川県だけの問題ではなく全国的にこのような状況にあると推測されます。
中古空き家をグループホームに転用することも可能だと思いますが、障がい特性に対する安全面での課題や各種法令への適合が困難なケースが多いそうです。
様々な問題があり思ったように進まないのかもしれません。ただ同社のように積極的に投資を行いビジネスを行う企業も存在しています。
私も大卒後に病院に勤務したり、妻が医療関係の仕事をしているため比較的身近な問題だと認識しています。
TECROWDの障がい者向けグループホームのファンドまとめ!!
障がい者向けグループホームのファンド「AMANEKU平塚徳延」は過去にもファンド組成が行われています。そして稼働したため新たにファンド組成を行ってきたようです。全10室のうち9室が入居済になり女性専用ホームになります。住み良い立地条件が備わり安心して生活できるそうです。
※TECROWD公式サイト引用
配当スケジュールは上記のように予定されています。運用期間中に配当が8回行われ想定利回りは年利5.5%です。
運用期間が24ヶ月となっているため同社にしては長めの運用になります。
ただ本ファンドのようなインカムゲインによる収益をポートフォリオに組み込めば安定した利益を期待できると思います。好みがわかれる案件だと思いますがこれまで組成されたファンドは全て完売しています。
また、オンラインセミナーなどにより一定の信頼や信用を獲得できていると分析しています。
本ファンドについてはオンラインセミナーは行われないと思います。日本を対象にしたファンドで安定した利回りになるため募集金額の7,210万円は軽くクリアーしてくると思います。
本来であれば海外の高利回りファンドを得意としますが、今後日本を対象としたファンドも期待できそうです。高利回りファンドを期待している方は下記記事も参考になると思います。
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