AViC(エイビック)[9554]IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。
売出株中心のIPOとなっているため警戒感もありますが公開価格は超えてくると思います。減収増益のタイミングで上場するため業績に勢いは感じられません。
※AViC公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,020円(公募・売出価格) |
上限値段 | 2,346円(更新値幅51円、更新時間10分) |
下限値段 | 765円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 255円以上、4,080円以下 |
新奇性がないビジネスになり類似企業も複数確認できます。同社はインターネット広告サービスやSEOコンサルティングサービスを行い直近3期ほど業績が好調に推移しています。
ただ今期売上が減収となることから上場ゴール感もあります。
減収となっている要因は、ウェブ広告の会計認識基準が総額方式から「純額方式」に変更されたためだと伝えられています。類似企業も同様になるため本来であれば増収となるようです。
しかし、そこまで調べて投資を行う方は少ないと思われるため上場時のイメージが良いとは言えないと思います。大手によれば総額方式なら前期比2.1倍となるそうです。
また類似企業のなかでは株価が高めに設定されているため割高感も確認されています。
上場による吸収金額は約13.2億円と小粒となっていますが、VC出資が多いためこの辺りも初値を押し下げる要因の一つになる可能性があります。時価総額は58.1億円です。
IPOでは人気が見込める事業で小粒上場になりますが、株主構成や業績水準の低さなどが問題となっています。上手い具合相殺され公開価格よりもやや上で発進するのでは?と個人的に考えています。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
AViC(エイビック)の上場データと初値予想を考察
AViC(エイビック)のIPOは広告代理店として評価が高い
AViC(エイビック)の上場直前の初値予想はこうなる!
AViC(エイビック)の上場直前の初値予想を調べてみました。ロックアップ解除価格が公開価格1.5倍の1,530円になります。そこまで到達できる需要があるのかはわかりませんが1,500円は節目として意識される可能性があります。
上場直前の初値予想は1,150円になります。仮条件時の予想範囲は1,300円~1,500円となっていました。
ベンチャーキャピタル出資が多いと個人投資家は警戒し初動に乗らないことも多くなっています。
売り気配で始まることはないと思いますが、ある程度の買いが入らないと追いかける投資家が少ないかもしれません。上場当日の気配を確認し投資を行う方が増えているように思います。
ロックアップ解除は初値が付いた後となっているため、公開価格1.5倍の1,530円から一気に売り注文が増えるわけではなさそうです。ただ心理的に警戒する投資家が多いと思われているため1,500円を意識しているようです。
業績自体は好調なのでVCが売り抜ければある程度の価格で落ち着くでしょう。
類似企業ではセプテーニ・ホールディングス(4293)の名前が取り上げられPER的に近いとされています。類似企業のPERは20倍程度あればと言った状況なので、上場後しばらくすればその辺りで落ち着く可能性があります。
業績への期待はありますが、ネット広告代理店では中堅に位置するため人気が見込めるのは不透明です。上場時だけ注目されるお決まりのパターンの可能性は高そうです!
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