ゴコウファンド(五黄ファンド)は不動産投資を少額からできるサービスを行っています。そのため、今回も投資家目線で評判や評価を行い、メリットとデメリットをまとめてみました。


口コミや実績なども取上げ、投資を行ってもよい企業なのか判断できるように材料を取上げてみました。


同社は不動産小口化商品というジャンルでしたが、電子取引業務の認可を受けることができ不動産投資型クラウドファンディングになりました。そのため類似企業と比較して劣るようなことはなさそうです!


ゴコウファンド(五黄ファンド)の評判と評価
※ゴコウファンド公式サイト引用


1口1万円からの小額出資が可能、そして想定利回りが比較的高いため人気となりそうです。ただし賃貸物件のファンド組成となるため不動産売却によるキャピタルゲイン収益は期待ができないようです。


投資スタンスとしては安定した分配金を得たい投資家に人気があると考えられます。実際の不動産に投資を行うにはハードルが高いため、同社のような企業へ投資を行う方が増えています。


私もクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)への投資金額が年々増えいます。安定した利回りが得られると考えているため資産運用の一つとして投資を行っています。


同社で組成されるファンドには複数の種類があり、投資家に人気が見込めるファンドも出てくると考えています。


デメリット的なことを考えると、運用期間が長いファンドがあったり、ファンド毎に分配金の受け取り方法が異なることなどが挙げられます。


ゴコウファンドに投資をすると儲かるの?劣後出資システムを採用している!

ゴコウファンドは不動産特定共同事業を用い、コンビニや飲食店、クリニック、複合商業施設など全国展開している施設や地方の商業活性化につながる不動産小口化商品を募集しています。


ゴコウファンドの投資スキーム
※ゴコウファンド公式サイト引用


2021年9月に電子取引業務の認可を受けているため、不動産投資型クラウドファンディングに扱いが変わるはずです。


kimukimu

同社に確認を取ると「不動産投資型クラウドファンディング」で間違いないと返答がありました。公式サイトでは不動産クラウドファンディングと書かれていますが同じです。完全クラウドファンディング化とも書かれています!!



不動産小口化商品の場合でもスキームはほとんど変わりません。電子的に書類のやり取りを行える環境になると「不動産投資型クラウドファンディング」に位置付けられます。


投資家の手間が軽減されるため電子的なやり取りのほうが投資しやすいと思います。全てネットで完結できますからね。


これからファンド組成も増えてくると考えられるため、投資家登録(口座開設)を行う方にデメリットはあまりないでしょう。


マンション投資など他の不動産投資では物件管理をオーナーが行う必要がありますが、同社の投資では管理などが必要ないため「ほったらかし」の投資ができます。


投資家は手間をかけずに不動産に投資ができるようになるわけです。


ただし、投資家(出資者)が対象不動産の所有権を取得することはありません。匿名組合契約になるため対象不動産の所有権や賃借権等は事業者に帰属することになります。


個人的には不動産が自分名義にならなくても問題ありません。何故なら事業者に所有権や賃貸権があるからです。実際に不動産を取得するため投資リスクが下がると考えています。


融資型や貸付型のクラウドファンディングになるとスキームが異なるため、投資初心者は不動産投資型のクラウドファンディングがお勧めだと思います。


ゴコウファンドの劣後出資
※ゴコウファンド公式サイト引用


同社の利回りは3%~6%となっています。ファンドによっては8%程度になる案件もあるようです。


関連会社が不動産の建築や施工を行っているため、上手く運用を行ってくれると思います。五黄不動産の親会社にあたる株式会社占部組(うらべ組)が関わるファンド組成が多いと考えられます。


占部組は1954年創業になり、関西や九州を中心に全国で商業施設等の建設に携わってきた企業です。


また、上記画像にもありますが劣後出資は10%~40%程度に設定されています。


kimukimu

対象不動産の評価額が下落した場合でも、劣後出資内であれば投資家は元本や分配金の毀損がありません!!



多くの企業が似たような仕組みを行っていますが、同社の場合は劣後出資が最大で40%にもなることがあるそうです。


元本保証は出資法で規制されているためどの企業も書くことができません。一般的にミドルリスクミドルリターン投資と言われています。


事業者が破綻した場合は投資家の元本が毀損する可能性があります。そのため信頼ある企業での投資が求められます。

運営企業の五黄不動産について調べてみました

ゴコウファンドを運営している五黄不動産について調べてみました。親会社は株式会社占部組になり創業66年以上の実績があります。


占部組は100坪~1000坪を超える商業施設やチェーン店などの店舗施工・開発を行っている企業です。私の地元でも活躍している企業になります。


ゴコウファンドの投資内容を動画で確認したい方は下記動画を参考にして頂ければと思います。





項 目その内容
会社名株式会社五黄不動産
本社〒812-0013
福岡市博多区博多駅東1-11-5 アサコ博多ビル10階
代表取締役矢野充一
資本金2億円
事業内容
  • 不動産売買
  • 賃貸・仲介業
  • 土地活用管理・運営・企画・設計
免許番号
  • 宅地建物取引業 福岡県知事(1)第18958号
  • 不動産特定共同事業 福岡県知事第4号
所属協会(公社)福岡県宅地建物取引業協会
※2024年4月22日調べ


最近はクラウドファンディング領域に本業から横展開する企業が増えています。それでも投資家の需要が追い付いていません。


同社も親会社との関係が強いようなので、魅力あるファンドを提供してくる可能性があります。利回りは類似企業比較で高めだと思いますが、さらに高くなる可能性もありそうです。


基本的に賃料収入によるリターンを投資家に提供する企業のため、インカムゲイン型の投資だと言えそうです。


親会社が全国展開の有名企業の施工や、地域密着のクリニックなど多数の商業施設の施工実績があり、オフィスビルやレジデンスへ投資を行っている方は分散投資のために同社を利用しても良さそうです。


特に先着順の投資でなかなか投資できない方は同社を選択してもよいかもしれません。


ゴコウファンドの口座開設手順と入金方法や分配金について調べました

口座開設(会員登録)を行う方法を調べてみました。


不動産小口化商品から始まっている企業のためだと思いますが、口座開設のスキームが他社とやや異なるようです。


ゴコウファンド(五黄ファンド)新規会員登録
※ゴコウファンド公式サイト引用


【口座開設から投資完了までの流れ】
  1. 新規会員登録
  2. パスワード登録
  3. ファンドの確認
  4. ファンドへ申込
  5. お振込み(入金)
  6. 本人確認(eKYCの場合)
  7. 契約成立
  8. 分配金の受取り


分配金はマイページで出金申請するためデポジットを採用しています。出金する際は自分で出金申請を行います。出金の際の振込手数料は投資家持ちになります。


楽天銀行が出金用口座に指定されているため、楽天銀行を出金先に登録すれば出金手数料が割安になります。出金用口座を楽天銀行に指定すれば52円(税込)になります。


楽天銀行以外の口座だと3万円未満が150円(税込)、3万円以上が229円(税込)になります。


ちなみに入金の場合も投資家が振込代金を負担します。口座開設は無料なので投資家が投資で負担するのは振込代金くらいです。デポジット口座があるため毎回出金する方は少ないと思います。


法人出資も可能となっています。


また、オンライン個別相談なども行っているそうなので、投資内容でわからない事があれば質問してみる方法もよいと思います。


ゴコウファンドの分配金
※ゴコウファンド公式サイト引用


同社への投資は株式投資や投資信託よりもリスクが低いとされています。


ただしここには隠れたリスクがあります。不動産小口化商品や不動産投資型クラウドファンディングの利益は雑所得になるため、株式などとは課税区分が異なります。


そのため一定の利益以上になると確定申告が必要になる方がいます。


分配金には「普通分配金」と「特別分配金(元本払戻金)」の2種類があります。元利均等返還タイプだと預けている出資金(元本)と分配金を最長運用期間で支払われる分配金で計算し、毎月ごと固定の支払額で均等に支払いが行われます。


【ファンドの種類】
  • プロジェクト型元本一括返還タイプ
  • 優良資産(築浅案件)元利均等返還タイプ
  • 空き家ファンド元利均等返還タイプ


分配金は組成されるファンド内容を詳しくチェックしておきましょう。


ファンドによっては元本と分配金が返ってくるタイプの商品があります。元本は特別分配金になり、分配金は普通分配金扱いになります。もちろん課税対象は普通分配金だけです。


元利均等返還タイプの分配金だと最長30年まで可能となっています。個人的には1年~2年で償還されるタイプのファンドが好きです。長期だと金利変動や不動産価格変動が起きる可能性があります。


また、元本一括返還タイプは途中解約ができませんが、元本均等返還タイプの場合は契約3年経過後であれば、1年経過毎に解約できるそうです。これは良い情報ですね!!


ゴコウファンドのメリットとデメリットを考察!投資前に確認しておきたいこと

ゴコウファンドのメリットとデメリットについて調べてみました。電子取引業務の認可を受けていることを考えるとスキーム自体は他の事業者と変わりないと思います。


独自性があるとすれば、親会社が絡んだ良質なファンド組成が期待できることでしょう。


占部組の施工実績
※ゴコウファンド公式サイト引用


小規模なリフォームやリノベーション案件よりも、店舗として賃料をえるタイプのファンドが多いようです。親会社の力がここに出ていると考えられます。


施工実績では大手上場企業や大手非上場企業の店舗を多く手掛けています。


【メリット】
  • 1口1万円からの投資
  • 利回りが比較的高い
  • 賃料収入をもとにした安定配当
  • 優先劣後出資を採用し最大40%の劣後を行う
  • ファンド購入手数料が無料
  • 口座開設費用や口座維持管理費用が無料



【デメリット】
  • 元本や利回りの保証がない
  • 運営会社が上場企業ではない
  • 入出金で振込手数料が発生する
  • 分配設定がファンド毎に異なる
  • 運営企業の倒産がないとは言えない


内容を確認すると他社比較でずば抜けていると感じるところはないかもしれません。


ファンドや分配金の扱いが他社と少し異なるように思います。同社に投資を行う投資家の層はクラウドファンディング(ソーシャルレンディング)を既に利用している方で、投資先がないと悩んでいる方だと思います。


メイン投資と言うよりもサブ的な投資口座になると思います。余った資金を運用する感じです。登録投資家が多くなるとファンド即売となるケースも出てくると思います。


また調べていて気が付きましたが、ファンドの譲渡ができるそうです。譲渡はいつでも可能で、1口につき500円の事務手数料をとなっています。相続の場合は無料と表記があります。


解約については上記でも述べたようにファンドにより解約が異なります。ただし、万が一やむを得ない事由が存在する場合には個別に対応する可能性があるようです。その場合は「お問い合わせ」から連絡をしてみましょう。


ファンド購入手数料や口座開設費用等は発生しません。会員登録を退会しても手数料は無料です!


ゴコウファンドを利用している投資家の口コミを調べてみた結果

ゴコウファンドの口コミを調べてみました。すると実際に投資を行っている方はまだ少ないようです。


きたのさんはツイートから口座開設されているようです。また直近では電子取引業務認可のツイートが多いようでした。


気になる事業者だけどまだ投資を行っている方は少ないようでした。










同じように不動産投資型クラウドファンディングを行う企業だとCOZUCHIの人気が高いように思います。勢いがかなり感じられ組成されたファンドの完売が続いています。


リターンの上限を設けない配当は業界でもインパクトが強かったと感じています。代表インタビューを行い詳しく内容をお聞きしているため、よかったら下記記事を参考にして頂けたらと思います。



また、主に富裕層や準富裕層を対象にした投資ができるTECROWD(テクラウド)も人気です。サッカーチームの支援なども行っているグローバル企業です。


社会的インパクト投資やESG投資に興味があればお勧めできる企業です。投資内容は記事で確認をお願い致します。




ゴコウファンドの評判と評価まとめ!人気化の可能性もあるぞ

ゴコウファンド(五黄ファンド)への投資はメイン投資ではないかもしれません。しかし他社があまり力を入れていない店舗等の賃料収入をもとにした配当期待ができます。


入居者が大手企業だと長期で安定した賃料収入が期待できます!


この辺りはこれから組成されるファンドを確認しておくと、どんな案件に強いのかわかってくると思います。大型のファンド組成も期待できると思います。


ゴコウファンド(五黄ファンド)の評判と評価まとめ2022年
※ゴコウファンド公式サイト引用


投資内容をまとめると以下のようなことが言えると思います。


【まとめ】
  • 1口1万円からの投資ができる
  • 想定利回りが高く設定されている
  • 運用期間が長いファンドがある
  • 独自性がやや感じられるファンド組成
  • リターン期待は高けど元本や利回りの保証がない投資


同社が運営を行ってくれるため投資家は入金後に何もする必要がない投資です。配当金も用意されたデポジット口座に入金されます。


最短半年の運用期間のファンドもあるため、試しに投資してみたいと思う方もいるかもしれません。また過去にアンケートを実施し投資環境を改善することも行っているようです。


投資家が増えるにつれサービス画面やサービス内容も改善されていくと思います。


不動産投資型のクラウドファンディングはどの企業も人気があるため、同社も知名度が高くなると投資家は競争しながら投資を行うことになるかもしれません。


個人投資家が不動産投資を少額からできるため人気が高まっている投資です。


評判や評価を落とさないようにするには、とにかく実績を積み上げるしかありません。親会社の力を利用しているあたりがポイントになりそうです。


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