アウトソーシング(2427)の株主優待について詳しく調べてみました。人気のクオカード(QUOカード)が貰え貸借銘柄のためクロス取引も可能です。
事業は工場製造ラインへの人材派遣や請負を主力としており、規模も大きな企業になります。製薬企業等から委託を受け臨床試験等のCRO業務なども行います。
※アウトソーシング公式サイト引用
また、M&Aなども実施し企業規模を拡大させています。海外でも活躍するグルーバル企業になり東証1部に上場しています。
同社によれば派遣型アウトソーシングでは多くの業者が乱立し過度な競争状況にあるそうです。
一部の業者では「人材の質の低下」「法令の不徹底」などのコンプライアンス問題も起きつつあるようです。
このような事から「コスト一辺倒」から「コスト・プラス・クオリティ」へのニーズ変化が起きているそうです。国会でも問題視されることが多い派遣業や請負業も、今後は一定レベル以上の企業に人材が集中するのかもしれません。
アウトソーシング(2427)株主優待の詳細を確認してみました
アウトソーシングの株主優待を貰うにはどうすればよいのか詳しく調べました。権利確定月は12月になります。過去に株式分割を行っているため株主優待を取得しやすくなっています。
私もアウトソーシングの株主優待を獲得してみました。100株だったため1,000円分のクオカード(QUOカード)になります。
取得株数により優待の内容が変更になるため気を付けてください。
保有株式数 | 優待内容 |
100株以上500株未満 | QUOカード1枚(計1,000円分) |
500株以上5,000株未満 | QUOカード2枚(計2,000円分) |
5,000株以上25,000株未満 | QUOカード3枚(計3,000円分) |
25,000株以上 | QUOカード4枚(計4,000円分) |
優待利回りを考えると100株取得が良さそうです。
2017年9月末に1株を5株に分割する株式分割の実施を行っています。優待内容に変更はなく100株以上保有していればクオカードを貰えます。
分割前の株主は100株が500株になるためクオカードが200株に増えたことになります。
QUOカードは、コンビニエンスストア・書店・ドラッグストア・ファミリーレストラン・ガソリンスタンド等全国約57,000店の身近なお店でお支払いの際にご利用いただけます。
アウトソーシング(2427)の株価はどうなっているのか調べてみました
株価は新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延したあたりに急落し、その後息を吹き返したように昇っています。株価も400円あたりから1,800円あたりまで上昇しています。
※ヤフーファイナンス公式サイト引用
コロナ禍により人件費カットのため、派遣や請負を行う企業への風当たりが強くなったことが下落の要因だと考えられます。業績悪化も追い打ちとなっています。
結果的にはここ数年スパンで見ても高値圏に株価が戻りホルダーも一安心のようです。
アウトソーシング(2427)の企業概要と配当金の詳細を調べてみました
企業概要は下記のようになります。社員数が多く事業も国内外で行っています。項 目 | その内容 |
商号 | 株式会社アウトソーシング |
本社住所 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館19F |
資本金 | 25,214百万円(2020年12月31日現在) |
設立 | 1997年1月 |
代表者 | 代表取締役会長兼社長 土井春彦 |
社員数 | 93,028人(2020年12月31日現在) |
事業概要 |
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2020年12月期の決算発表では業績が悪化しましたが、今期は大幅な増収増益予想がでています。配当金も2020年12月期は減らされましたが、21年12月期は増配予定のようです。
- 2018年12月配当21円
- 2019年12月配当24円
- 2020年12月配当10円
- 2021年12月配当予想31円
アウトソーシング(2427)の株主優待はお得なのか?まとめ
最後に株主優待の利回りを確認してみたいと思います。貸借銘柄のためクロス取引を行うことが可能です。また証券会社によっては一般信用売建を行うことができるため優待だけ貰うことも可能です。株主優待のクロス取引に興味があれば下記記事が参考になると思います。少しのコストで優待をタダ貰いできます!
株主優待を初心者がリスクなしで得る方法の問い合わせが多いため再度まとめたいと思います。過去に書いた記事の反響は良いと思いますが、サイト移行前の記事になるため少し見にくいようです。ご質問を頂くことを分かりやすく記事にしてみ …
現在の株価1,750円で株主優待利回りを計算すると最低単元の100株で0.57%になります。優待利回りが高いとは言えないようです。
単元株の100株でシュミレーションを行うと以下のようになります。
- 株価500円場合の優待利回り⇒ 2%
- 株価1,000円場合の優待利回り⇒ 1%
- 株価1,500円場合の優待利回り⇒ 0.67%
- 株価2,000円場合の優待利回り⇒ 0.5%
- 株価2,500円場合の優待利回り⇒ 0.4%
株主優待だけを考えると利回りが低く他の銘柄を選択したほうがよさそうです。
ただ一般信用売建を利用すれば優待だけ頂くことができるためありがたい銘柄だと思います。資金が余っていたらクロス取引を行うだけですからね。
また、12月末の権利確定で株主優待が到着する時期は翌年3月末の発送予定となっています。同社の株主優待は有名なので雑誌などでも取上げられることがあります。
現物保有だと優待と配当金を貰えるため長期保有を選択する投資家も多いと思います。上値抵抗線は過去のチャートから2,000円になりそうです。
最近はGMOクリック証券を利用してクロス取引を行う方も増えてきたようです。一般信用売建サービスが始まったことを知らない投資家もいますからね。
さらに、マネックス証券でも一般信用売建サービスが開始されています。短期信用というネーミングになりこちらも利用者が増えているようです。
IPO投資家の場合は証券口座をたくさん開設しているケースが多いため是非利用してみましょう!!
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