IPO抽選に複数の企業から申し込みを行っているとエース証券や極東証券といった対面型の証券会社の名前をよく見かけるようになりました。しかも頻繁に幹事入りすることが多くどうやったらIPO抽選に参加できるのか調べてみました。
日本証券業協会から発表されているデータを見る限り個人顧客にも完全抽選による配分が行われているようです。と言うことは当選のチャンスが存在するのではないか?と考えています。
エース証券の公式ページを確認すると口座開設には本・支店口座と金融商品仲介業者取引、さらに通信取引(コール取引)の3つの種類が用意されています。記憶によればインターネット取引もあったと思ったので調べると2014年5月に廃止になっていました。
だからと言ってインターネット口座でIPO配分はないためあまり意味はありません。
募集等に係る株式等のお客様への配分に係る基本方針を確認してみると新規公開株の需要申告の申込みは、取引店舗において対面又は電話で受け付けるとあります。注意事項として「お客様サービスセンターにおける通信(コール)取引及びインターネット取引による受け付けは行っていない)と書かれています。
このことから裁量配分になる可能性が非常に高いことがわかります。
当社は新規公開株の配分においては、ブックビルディングへの適切な関与の状況を確認させていただき、適切な需要申告をしていただいているお客様を優先して配分を行います。そのため、過去に行われた新規公開株における需要調査において、お客様の需要申告が適切であったかどうかを確認させていただきます。なお、適切な需要申告とは、個別銘柄毎に当該銘柄の状況等を勘案の上で行っていただく申告を意味します。
配分先については上記文言が書かれています。また配分の機会を公平に提供するため原則として一定割合について抽選されるそうです。
さらに気になるのは抽選による配分の数値です。出来るだけ多くの顧客へ配分するため配分予定数量の10%以上を抽選に回すとあります。このことから口座開設が出来れば本・支店経由でIPO抽選に参加できると考えてよいはずです。
ネット抽選で1%以下の枠を狙うよりもかなり当選確率は高くなると思いますが、営業の電話などがあるため口座開設も覚悟が必要でしょう。抽選は需要申告に番号(乱数)を付与しその番号を対象に抽選が行われます。
また原則として1人の顧客に対して半年で4回までの当選できるそうです。裁量枠で狙える方は頑張ってみましょう。
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過去の配分状況を確認してみると抽選による当選者もそれなりにいます。10%以上を抽選に回すとあるため確認するとしっかり抽選されています。
日本ホスピスホールディングスは「左記以外の抽選配分」が0になっていますが「抽選によらない配分」に156単元142人の当選者となっています。裁量配分だけの時もあるようです。
ステージ制につていは公式ページに書かれていないようなのでないと思います。
支店を調べてみると上記のようになり資金がある方は支店経由でIPOの抽選に参加されてみてはいかがでしょうか。ちなみにエース証券は非上場企業になり大阪市中央区本町に本店があります。
コール取引ではIPOに参加できないためご注意ください。
IPOに参加するなら本・支店口座を開設し担当者経由でIPOの申し込みを行うことが必要です。その代わり金融商品の営業があると思っておけばよいでしょう。
IPOの配分があれば購入しても良いですよね。
また、2018年3月23日付で主幹事候補証券会社として日本取引所グループに掲載されています。もしかするとエース証券が主幹事になることがあるかもしれません!
気になる方は早めに口座を開設しておくと配分があるかもしれません。
極東証券のIPO抽選に参加する方法を考えてみました
極東証券のIPO抽選に参加するには店舗経由の申し込みを行わなければなりません。そもそも富裕層を対象とした対面型の営業に特化している企業のためIPO目的で口座を開設しても配分は厳しいのかもしれません。ただ口座開設ができれば規則に基づいた配分を行わなければならず抽選に参加できます。
記事作成時点でインターネット口座はありません。また上場企業のため業績を確認してみると営業収益や純利益が数期連続で減っていることから業績に少し不安があります。インターネット証券に顧客を奪われているのかもしれません。
富裕層を相手にしていると言うことで売買手数料を調べてみると最低手数料が50万円以下の約定で約定代金の1.2312%になり、最低手数料は3,000円(税別)となっています。ちなみにネット証券であれば50万円以下の約定で250円(税別)です。
比較すると12倍の差があり、対面型手数料で割高なみずほ証券3サポートコース(対面取引)コースだと100万円以下の約定価格では「約定代金×1.13400%」になり最低手数料2,700円(8%税込み)になります。
証券会社により基本とするラインが異なるため割高と言えないところもありますがネット証券と比較すると割高です。同社ではネット証券よりもIPO配分率は高いと思いますが、預け入れ資産が5,000万円~1億円程ないと富裕層とはいえないでしょう。
営業的には富裕層とシニア層にアポをとり外国債券中心の運用提案行っているようです。また実績も出ているようです。
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上記はエース証券と同時期の幹事引受けになります。フレアス(7062)だけ被っていますが極東証券では抽選配分はなかったようです。全て裁量配分となっています。
証券会社の考え方や顧客層により配分傾向は異なると思いますが一般投資家への配分比率は全体の10%になっています。
抽選枠でも引受株数が多ければ抽選配分狙いで当選することも可能のようです。しかし、IPOのためだけに口座を開設しても対面取引になるため微妙な気がします。
個人的にはそこまでメンタルがないため口座開設は見送ると思います。本店が東京都中央区日本橋茅場町になり支店が8支店あります。
IPO取扱い実績はかなりあるため、自分が富裕層だと思う方は口座開設を行いIPO獲得を狙ってみるのも良いかもしれません。エース証券にも言えることですがIPO狙いの口座数はかなり少ないと思います。
よってライバルが少なく当選チャンスは十分あると思います。また、預け入れ資産よりも手数料として落とした金額による配分優劣が決まると考えられます。
思いのほかIPO取扱い数が多いため支店が近くにある方や資金が豊富にある方は口座を開設しておけば当選の機会がありそうです!
ここ数年は年間のIPO取扱い数が20件を超えているようです。エース証券のほうが取扱い実績はまだ多く配分期待があります。2018年比較だと極東証券20件、エース証券41件になるようです。
大手証券で手数料を毎月数十万円落としている方でIPO配分がない方はエース証券や極東証券に切り替えてみると当選するかもしれません。もしくは大手証券の担当者を変更してもらうと意外に当選できるかも?
立花証券が委託幹事を引き受けていた事実発見!
日本証券業協会から発表される資料を見ていてあることに気が付きました。それは立花証券が委託幹事を気が付かないうちに引き受けていました。委託幹事に入ると取扱いがあることをメールで知らせてくれる証券会社が多いと思いますが、立花証券からメールが届いたことはない気がします。今年は幹事入りする機会が少ないと感じていたとこ委託幹事で取扱いが行われていたようです。しかも引受株数を全て完全抽選に回していました。
申込んだからと言って当選できる訳ではありませんが、取扱いに気が付いていた方の当選確率は意外と高めだったのではないでしょうか?
幹事入りしていると申し込み者は多いと思いますが、委託幹事の場合は気が付かないことも多いため穴場化することがあります。
またオンライン入金を利用すれば入金手数料は無料、出金も無料なのでIPO取引環境は良いです。抽選に参加するのに費用はいりません。
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対面型の企業になりますがエース証券や極東証券と大きな違いがあるようです。
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※立花証券のIPO抽選ルール詳細はこちらの記事へ
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