フィードフォースの上場1日目は初値付かずとなりました。よって上場2日目に持ち越しとなり東証から規制措置の実施が発表されています。気配上限は6,090円まであるため初値が翌営業日に付かないことはないでしょう。初値4倍に達することはないと言われており3,500円~4,000円あたりで初値形成となるのでは?と考えています。


フィードフォース上場2日目の初値予想


項 目気配運用の内容
板中心値段2,645円(公募・売出価格)
上限値段6,090円(更新値幅133円、更新時間10分)
下限値段1,984円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲662円以上、10,580円以下


初値予想4,000円!


公開株数は680,100株とオーバーアロットメント101,900株となっています。売板を見る限り売り渋り状態のようですが、翌営業日はどうなるでしょうか。また思ったよりも買板が少ない気がします。


リビン・テクノロジーズ(4445)が上場し大きく下げたことで投資家心理が悪化しているのかもしれません。最近は日本グランデ(2976)がかなり暴れているため吸収額が小さな銘柄が一部の投資家に人気となっているようです。


Sansanや新日本製薬は高値圏にあり上値追いするのか?と数日観察しています。


フィードフォース (7068)上場1日目の大引け気配画像
※フィードフォース大引け画像(SBI証券より)


【モーニングスター社】

東京証券取引所は5日引け後、同日にマザーズ市場にIPO(新規上場)したフィードフォース(フィードF)<7068.T>の売買について、8日の売買分から初値決定日まで規制措置を行うと発表した。

規制措置は、(1)初値決定日の買い付け(取引一任契約に基づく買い付けを除く)について、買い付け顧客から買い付け代金(現金)の即日徴収(2)初値を定める売買について、取引参加者の自己計算による買い付け(取引一任契約に基づく買い付けを含む)の禁止(3)初値決定日までの売買について、成り行き買い呼値の禁止、を行うとした。

初値決定までの気配運用は、気配更新の上限については、前日の最終気配値段の2.3倍とし、気配更新は需給動向を勘案しつつ、当該最終気配値段の5%(更新時間10分)又は直前の気配値段に基づく気配の更新値幅(同3分)をもって行うとしている。初値決定後は、当該初値を基準値段として呼値の制限値幅が適用される。



これまで赤字が継続していたのは開発費が先行したためだと言うことで、今後は業績期待があるようです。6月のIPOラッシュと違い7月は上場数が少ないことから期待されていますが、上場1日目の引けをみると初値4,000円も少し微妙な気がします。


また、同社事業は明確に比較対象となる企業は少なく競合的には一歩抜けた存在になるようです。


2020年5月決算予想の四半期利益は1.6億円の黒字ということで先行投資期待もあるのかもしれません。初値が低ければ買い向かう方もいると思いますが、米国市場が休場だったため市場全体に本日は勢いがなかったように感じました。


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