大英産業(2974)の初値予想と幹事配分記事になります。福岡証券取引所への上場となるため6.8億円規模の上場でも公開価格割れになる可能性があることは頭に入れておきたい銘柄です。マザーズやジャスダック市場と違い地方上場というだけで敬遠する投資家や機関投資家もいます。


流動性が低くなるため上場後3日間程度で撤退する方も見受けられます。


大英産業(2974)初値予想と幹事配分


項目株数データ
想定価格1,500円
仮条件5月16日
公開価格5月27日
公募株数312,000株
売出株数123,000株
公開株数(合計)435,000株
オーバーアロットメント15,000株
幹事団エイチ・エス証券(主幹事)
SMBC日興証券
岡三証券
岡三オンライン証券 ←前受け金不要
SBI証券
FFG証券
西日本シティTT証券
マネックス証券 ←完全平等抽選
ひろぎん証券


初値予想1,400円~1,700円


2019年9月期の連結業績予想は売上11.8%増(32.8億円増)、経常利益86.7%増(8.4億円増)の増収増益となる見込みです。第1四半期の経常利益は2.6億円の赤字を計上していることから不安視していましたが、四半期予想では黒字化するそうです。


事業の関係で3月計上になる利益が多いのかもしれません。本決算が9月になるため上場承認段階では赤字上場か?と心配していました。想定発行価格1,500円による予想PERは3.80倍になり類似企業と比べると割安水準だと思います。PBRは0.84倍あたりになり1倍を切っています。


業績確認や株主構成などは下記記事にまとめているのでよかったら参考にしてください。

⇒ 大英産業IPO上場と初値予想!エイチエス証券主幹事で超微妙なIPOだ


幹事名配分単位(株)引受割合(%)
エイチ・エス証券(主幹事)304,50070.00
SMBC日興証券30,5007.01
岡三証券26,1006.00
SBI証券26,1006.00
FFG証券17,4004.00
西日本シティTT証券17,4004.00
マネックス証券8,7002.00
ひろぎん証券4,3000.99


地方上場の不動産セクターというだけで参加をためらう状況にあります。何かに特化した事業を行っている訳でもないため買い需要が大きく発生するようには思えません。ただし、続くIPOがないことから地合いが良ければ参戦する投資家はいるでしょう。


米中貿易問題でトランプ氏が関税引上げを実行するのであれば市場は大きな打撃を受け、大英産業のIPOに参戦する方は減ると考えています。


事業は大規模事業を行い売上からしっかりした企業だと感じます。前期の事業別売上ではマンション事業が52.6%、住宅事業47.2%、その他0.2%となっています。


株主にはベンチャーキャピタル名はなく、ロックアップも最短90日間まで売却不可となっています。主幹事がエイチ・エス証券になり公開株とOAを含め45万株です。地方上場でなければ投資初心者にも参戦することをお勧めしますが、絶対に損失を出したくない方はSBI証券のIPOチャレンジポイント狙いがよいと思います。


現在のところ私は参戦したいと考えていますが、世界市場がこのまま下落を続けるのであればパスします。仮条件段階で株数が減らされたりすることもあるため注意しておきましょう。地合いが回復すれば公開価格を超えてくる可能性も十分あり得ます。


少し話はズレますが、SBIネオモバイル証券の口座開設を行い翌月のTポイント200Pは貰えないみたいです。チャットで反映されていないことを伝えると既に先月付与されていると言われました。確かに口座開設後に400P貰っていました。720円くらいTポイントが貯まったので追加投資を予定しています。地味ですが配当狙いでコツコツ積み立てしますよ!

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