ソフトバンク(9434)のTOPIX組み入れは2019年1月30日でした。これにより指数連動型ファンドは速攻で損失となります。そのため今後の業績による株価上昇期待になるでしょう。結果的に面白いほど短期間での下落となり予定配当が5.6%を超えています。決算は3月末なのでここから一旦下げて上げるパターンでしょうか?
流石に配当が7%台になることはないと思いますが、世界市場が下向きに反応すれば一時的に1,200円まで下げる可能性はあります。世紀の上場劇はこれからどのように導かれていくのでしょうか?
【日本経済新聞社】
1月30日の取引終了にかけソフトバンク(SB)と武田薬品工業に「爆買い」が入る。みずほ証券やマッコーリーキャピタル証券の試算によると1月末に実施される東証株価指数(TOPIX)構成銘柄の組み入れ比率の調整に従い、SBに約1800億円、武田に約1600億円の買い需要が見込まれる。買い手は指数連動型投資信託などTOPIXに運用成績を連動させるパッシブ投資家だ。
投資情報媒体では個人投資家がTOPIX(トピックス)に合わせて売が出ると予想していた通りになりました。下げたところで買いを入れて指数に合わせて売却を行う昔からあるメジャーな投資です。
IPO公募組は最高値で株を獲得しているため損切を行わなければ売れません。そして大量に公募株を掴んだ個人投資家はいまだに売るに売れない状況なのかもしれません。
公開価格は1,500円の一本値で決定し初値は1,463円となり、公開価格を2.47%割れました。幹事引き受け価格と合致することから事前にこの辺りで初値が付くことは予想されていました。しかしグレーマーケットでは期待させるような株価で取引され個人投資家もIPO当選者は配分を得る結果となった方も多かったようです。
現に私も購入し上場後数分で投げざる負えませんでした。その後は売一色となり上場2日目の株価は1,176円まで下げています。地合いも悪かったためイレギラー的に下げていますが、今後株価が持ち直すのかは未知数です。ネットでもソフトバンクは類似企業比較で高すぎるという情報も出てきているため、ソフトバンクは業績結果を出し続けなければなりません。
ソフトバンクカバレッジは予想外の高値だそうだ。何が本当なのか?
ソフトバンク(9434)の証券会社カバレッジが発表されています。SBI証券の目標株価は1,690円になるようです。この他みずほ証券なども発表していますが1,800円目標は高すぎでは?と考えます。これって完全に配当による算出じゃね?と思わせるような目標水準となっているようですが、ホルダーの方は勇気づけられますよね。海外勢は日本とは違いだいぶ価格帯が低いようなので心配です。
【ブルームバーグ】
野村証券の増野大作アナリストはリポートで、安定的な利益成長予想を基にしたEV/調整後EBITDA倍率と配当利回りの双方の観点から目標株価を1500円と試算し、現状株価(18日終値は1429円)との近さから投資判断を「中立」とした。
一方、CLSAのアナリストであるオリバー・マシュー氏は投資判断を強気の「アウトパフォーム」に設定した。日本の携帯電話市場は飽和していないとし、魅力的な通話・データプランがあることやキャッシュフロー創出力、配当利回りの高さを評価した。みずほ証券も「買い」と判断しており、目標価格は最も高い1800円に設定した。
結局一度も公開価格を超えていないことが大きな問題になっています。一度でも超えてきているなら対面口座で販売した営業マンも救われますが、それはそれは酷かったようです。株は自己責任ですが、信用をして購入をした株主も多くいるようですからね。
また、ソフトバンクTOPIX組み入れ額は約1141億円になるようです。どうやら予定されていた金額よりも少なかったようなので売り買い交錯し、売り優勢で終了したようです。1月30日の出来高を確認してみると87,808,500株となっています。ちなみに上場当日の出来高は106,361,400株、上場2日目の出来高は65,040,600株でした。
MSCI組み入れ日が119,721,000株となっているため、上場後4番目に多い出来高がTOPIXだったようです。年初来高値が初値になっていることで上値は重い状態が続くでしょう。
2019年春には携帯料金の値下げ合戦が再燃し、楽天が移動体通信事業者(MNO)としてサービスを開始します。どうなるのか全くわかりませんが、ソフトバンクの顔である孫正義氏ならやってくれそうな気もします。私は見ているだけですけどね。
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