田中建設工業(1450)の初値予想暫定記事になります。上場市場はジャスダックになり、野村證券が主幹事を務めるIPOになります。2018年のジャスダック市場へ上場をした銘柄は公開価格割れを起こした銘柄は一銘柄もありません。このことに気が付いている方は少ないかもしれませんが、実績ある企業が多いためでしょう。
同社も会社設立36年になり、直近の業績が好調に推移しています。事業は「建築構造物の解体工事及びそれに付随する各種工事の施工監理」となっており、建築構造物の解体工事を通じて得られた経験やその間に蓄積したノウハウやアイデアに強みがあるそうです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 2,210円 |
仮条件 | 11月28日 |
公開価格 | 12月07日 |
公募株数 | 155,000株 |
売出株数 | 155,000株 |
公開株数(合計) | 310,000株 |
オーバーアロットメント | 46,500株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) むさし証券 みずほ証券 ちばぎん証券 東海東京証券 ←ソフトバンク幹事です 岡三証券 岡三オンライン証券 極東証券 |
初値予想3,000円~4,000円
2019年3月の業績予想は売上17.3%減、経常利益44.9%減(5億7,100万円減)になるようです。上場期に減収減益予想は厳しいと思いますが、初値はよさそうな数値が出ています。ここから修正されるとは思いますが、期待たいと考えています。
建設技能労働者の需給環境がひっぱくしていることから、労務単価の上昇や施工コスト面での不安材料はが依然として高いようです。経営は、民間建設投資・公共投資ともに堅調に推移し、安定した受注環境が続いているようです。
田中建設工業の詳細については下記の記事から確認をお願い致します。前期の37期がこれまでの過去最高益だったそうです。
⇒ 田中建設工業(1450)IPO新規上場と初値予想
想定発行価格2,210円から算出される予想PERは約9.74倍、PBR1.39倍となります。配当は70円を予定しているため利回りを計算すると約3.17%になります。類似企業比較では割安水準となっています。
ベンチャーキャピタル出資などはなく、既存株主には90日間(平成31年3月17日)までのロックアップが付与され需給面の心配はなさそうです。また、ストックオプションの採用もありません。
他企業との差別化は何処になるのか難しい銘柄だと思いますが、コンサルティングやエンジニアリングなども行っているため、大企業とのつながりがポイントでしょうか。廃棄物については、各種法令・条例に基づいた処理などを行うそうです。
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