イオレ(2334)初値予想とIPO分析記事になります。既に当選を頂いていますが、大手初値予想は当日初値形成が出来るのか持ち越しなのか微妙なところです。翌日は小型上場が控えているため、持ち越しても早い段階で初値が付くでしょう。公開株数は少ないためある程度は期待しています。
業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:12月15日
BB期間:11月29日~12月05日
100株単位
公募株数 140,000株
売出株数 115,000株
合計株数 255,000株(2550枚) ←株数が少なく初値高騰パターンか?
※オーバーアロットメントによる売出し38,200株
想定価格 1,780円 ⇒ 17.8万円必要
仮条件 1,750円~1,890円
公開価格 1,890円決定!
【幹事団】
SBI証券(主幹事)
みずほ証券
SMBC日興証券
マネックス証券
藍澤證券
岩井コスモ証券
極東証券
東洋証券
むさし証券
イオレ(2334)IPOの評判と分析
仮条件上限は1,890円ですが、既に公開価格が1,890円に決定しています。
市場からの吸収額は約4.8億円、オーバーアロットメントを含めて約5.5億円となります。
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【主要サービス】
①日本全国の部活動、サークル、PTA等の団体活動従事者向けにグループコミュニケーション支援サービスを提供
する「らくらく連絡網」
②自社サービスの登録情報を基にした精度の高いデータを保有している『pinpoint DMP』と連携したDSP広告サービスである「pinpoint」
③大学生に特化したアルバイト求人情報提供サイトである「ガクバアルバイト」
④アルバイト求人情報ポータルサイトである「らくらくアルバイト」
⑤その他にも、他求人広告や他媒体広告、SPや学校連絡網などがある
「らくらく連絡網」とは、団体やグループでの活動に必要な出欠確認や日程調整、アンケート、安否確認等を、メールの一斉送信でカンタンに行うことができる無料のグループコミュニケーション支援サービスです。
無料で使うことが基本的に可能ですが、企業収益は有料版のツールからのみです。
前期の売上は2.2億円程度あるようですから、何かの切欠で大きく伸びる可能性もあるでしょう。
平成29年9月末時点で「らくらく連絡網」の会員数は669万人、アプリ会員数は138万人、有効団体数は38万団体となっています。
販売実績を見ると「DSP広告サービス」による売上が大きいようです。
【トレーダーズ・ウェブ】
2017年3月期の連結売上高構成比は、らくらく連絡網19.4%、pinpoint 29.8%、ガクバアルバイト16.7%、らくらくアルバイト9.3%、その他24.8%
イオレ(2334)IPO初値予想と幹事引受株数
イオレ(2334)初値予想4,500円【幹事配分株数】
SBI証券(主幹事) 216,400株 ←SBI証券でIPOをはじめるための3つのポイント
みずほ証券 12,800株
SMBC日興証券 7,700株
マネックス証券 5,100株
藍澤證券 2,600株
岩井コスモ証券 2,600株 ←後期型IPO申込です
極東証券 2,600株
東洋証券 2,600株
むさし証券 2,600株
イオレ(2334)IPOの上場類似企業
【業績等の概要】 平成28年4月01日~平成29年3月31日
売上高1,157,990千円(前年同期比21.9%増)
営業利益116,146千円(前年同期比509.8%増)
経常利益112,456千円(前年同期比674.8%増)
当期純利益127,577千円(前年同期は159,952千円の当期純損失)
第17期第2四半期累計期間(平成29年4月01日~平成29年9月30日)
売上高683,138千円
営業利益79,340千円
経常利益77,932千円
四半期純利益64,258千円
【類似企業】
VOYAGE GROUP(3688) PER23.11倍 PBR2.41倍
サイボウズ(4776) PER154.69倍 PBR7.02倍
フリークアウト・ホールディングス(6094) PER128.21倍 PBR8.06倍
イオレ(2334)IPOのロックアップとストックオプション
ロックアップ期間は90日間、ロックアップ解除倍率は記載なし。
ベンチャーキャピタル保有株は少ないため需給に問題はありません。
ストックオプション総数は286,600株存在し、行使期限を迎えているのは213,100株です。
株主優待や株主配当金の設定はありません。
⇒ イオレ(2334)IPO新規上場承認記事へ
EPS65.63を基んPERを算出すると約28.8倍、BPS474.8を基にPBRを算出すると約3.98倍です。
上場時発行済み株式総数2,270,900株を基に時価総額を算出すると約42.9億円です。
2017年02月期の業績予想は売上33.2%増、経常利益58.9%増の見込みとなります。
売上は好調に推移していることから、来期も期待ができそうです。
スマートフォンの普及により事業が拡大し、SNSを使う方が急激に増えたのも事業収益を押し上げていると思われます。
凸版印刷(7911)との資本提携も安心感があるようで初値に期待ができそうです。
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