信和(3447)IPOが新規上場承認されました。上場場所は東証2部となり売出し株のみの案件です!
簡単に言えばベンチャーキャピタルのための上場になると思いますが、経歴を見ると1977年9月に仮設資材の製造販売を目的として岐阜県羽島市に信和商店を創業しています。何度もVCによる企業売却が行われ現在の株主に落ち着いているようです。イメージは悪いですね。






事業は建設現場で用いられる足場の製造・販売を行っている企業です。特徴としてシステム足場(くさび緊結式足場・次世代足場)が2016年出荷ベースで市場シェア1位を獲得しているようです。スローガンとして「10年後もメーカーとしてダントツの存在であり続ける」とあります。


上場イメージはあまりよくないようですが、ベトナムやフィリピンなどにも工場や事務所を構えているグローバル企業となっています。株主が入れ替わればそれなりに株価も上がりそうですが、半年~1年程度は難しいかもしれません。


信和(3447)IPOの詳細データ

項目 上場基本データ
市場 東証2部
業種 金属製品
事業内容 主に仮設資材、物流機器を中心とした金属製品の製造販売
公開予定 3月20日
ブックビルディング期間 3月02日~3月08日
想定価格 1,380円
仮条件 3月01日
公開価格 1,150円~1,300円
企業情報 http://www.shinwa-jp.com/


【手取金の使途】

記載なし



項目 株数データ
公募株数 0株
売出株数 11,995,800株
公開株数(合計) 11,995,800株
オーバーアロットメント 1,792,600株
上場時発行済み株数 13,788,400株
想定ベースの時価総額 約190.3億円
幹事団 野村證券(主幹事)
みずほ証券
大和証券
SMBC日興証券
東海東京証券
岡三証券 岡三オンライン証券
岩井コスモ証券 ←後期型IPOで申込み忘れ多い
SBI証券


信和(3447)上場評判とIPO分析

想定発行価格1,380円を基に吸収金額を算出すると約165.5億円となり、オーバーアロットメントを含めると約190.3億円規模の上場となります。
※売出株放出元はインテグラル2号投資事業有限責任組合10,800,900株とIntegral Fund II (A) L.P.1,194,900株


東証2部上場でこの規模だと厳しそうですね。しかも売出し株しかないため上場ゴールといわれても仕方がないのかもしれません。配当も実施していないようです。






業績は横ばいのようですが、2017年3月で利益が25.5億円程度あるようです(IFRS)
「仮設資材部門」では、建設現場などで使用される仮設資材の製造・販売を主軸に、仮設資材のレンタルサービス、OEM製品の受託製造等を行っています。「物流機器部門」では、主に工場や倉庫、建設現場における物品の保管・搬送等に使用される物流機器の製造・販売を行っています。




足場施工人員の不足や原材料の高騰なども今後予想されるようです。その他仮建設業界でも同社の競合先が存在するため価格競争などの懸念もあるようです。
販売実績などは下記の画像をご覧ください。





借入金は第3期連結会計年度末において、借入金残高7,387,879千円、総資産に対する借入金比率36.5%の計上がなされています。またのれんに関しては9,221,769千円計上、総資産に占める割合が45.6%と高いようです。
※2015年4月にリバーホールディングス株式会社と旧信和が合併したことにより生じた


信和(3447)の企業財務情報と配当性向

回次 第2期 第3期
決算年月 2016年3月 2017年3月
売上高 14,376,761 14,141,308
経常利益 1,544,997 1,734,435
当期純利益 1,330,671 983,461
包括利益又は四半期包括利益
純資産額 7,910,461 8,895,714
総資産額 18,525,953 18,972,001
1株当たり純資産額 573.70 645.15
1株当たり当期純利益金額
自己資本比率(%) 42.7 46.9
自己資本利益率(%) 19.7 11.7
株価収益率(倍)
配当性向(%)
営業活動によるキャッシュ・フロー(IFRS) 2,353,260 1,757,238
投資活動によるキャッシュ・フロー(IFRS) △374,857 △560,220
財務活動によるキャッシュ・フロー(IFRS) △2,514,120 △807,228
現金及び現金同等物の期末残高(IFRS) 1,227,564 1,617,353
※数値は千円単位


【のれん償却について】

日本基準ではのれん及び商標権(以下「のれん等」という。)を一定期間にわたり償却しておりましたが、IFRSではのれん等の償却は行われず、毎期減損テストを実施することが要求されます。この影響により、IFRSでは日本基準に比べて販売費及び一般管理費が534百万円減少しております。


信和(3447)従業員と株主の状況

会社設立は2014年8月11日、岐阜県海津市平田町仏師川字村中30番7に本社を構えます。
社長は山田博氏(1952年9月28日生まれ)、株式保有率は1.44%です。
従業員数は129人となり平均年齢は41.2歳、平均勤続年数8.4年、平均年間給与5,178,000円となります。連結従業員数は154人(臨時雇用者22人)となっています。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%)
インテグラル2号投資事業有限責任組合 12,414,900 86.28
Integral Fund II (A) L.P. 1,373,500 9.55
山田 博 207,000 1.44
則武 栗夫 103,800 0.72
平澤 光良 103,800 0.72
※株主上位5名の状況


【目論見抜粋】

引受人の買取引受による売出しに関連して、売出人かつ貸株人であるインテグラル2号投資事業有限責任組合及びIntegral Fund II (A) L.P.は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日含む)後90日目の2018年6月17日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及びその売却価格が「第2 売出要項」における売出価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う売却等は除く。)を行わない旨を合意しております。

また、当社新株予約権者である山田博、則武栗夫、平澤光良、平野真一、清水裕能、荒井功、髙田光康、中村芳弘、中村顕智及び山田修は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日含む)後90日目の2018年6月17日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等を行わない旨を合意しております。



上位株主には90日間(2018年6月17日)のロックアップが付与されています。
ロックアップ解除倍率は公開価格の1.5倍となります。しばらくは1.5倍を超えるようなことは無いと思いますが、気が付かないうちに超えているパターンか?


信和(3447)IPO大手初値予想と各社配分

想定発行価格1,380円に対して仮条件の範囲は1,150円~1,300円となります。下限方向に広げられており人気のなさが伺えます。これも想定内でしょう。


公開価格が1,300円に決定した場合の吸収額は約156億円となり、オーバーアロットメントを含めると約179.2憶円です。東証のデータ的には株数の変更はないようです。市場が悪化した場合や人気のなさから仮条件発表のタイミングで株数が変更されることはたまにあります。


EPS106.70からPERを算出すると約12.2倍となり特に違和感はありません。
2018年3月期の売上は8%増、営業利益△12.4%となっています。天候不順や人件費の高騰が主な理由です。VCが殆どの株を持っているため、ファンド売り圧力が非常に強いIPOとなっています。


初値予想1,380円~1,500円

追記、初値予想1,150円~1,450円


初値予想は修正を予定しています。どのみち公開価格あたりが初値となればすべて良しといえるIPOでしょう。唯一期待ができそうなのは配当金が43円を予定しており、配当利回りが3.3%と高利回りということです。今月は権利付きなので思惑買いもあるでしょうか。


個人的にはあえて取りにいかなくてもよい銘柄だと考えています。


幹事名 配分単位(株)
野村證券(主幹事) 10,316,200株
みずほ証券 839,700株
大和証券 359,900株
SMBC日興証券 120,000株
東海東京証券 120,000株
岡三証券 120,000株
岩井コスモ証券 60,000株
SBI証券 60,000株


類似企業 PER
PBR
中央ビルト工業 (1971) PER-倍 PBR0.73倍
アルインコ(5933) PER10.81倍 PBR0.92倍
ジェコス PER9.85倍 PBR0.92倍

株数が多いため貰いたい方は貰い放題か?ただし店頭口座じゃないと貰えませんね~
だいぶ株数が多いため裁くのも大変だと思いますが、どうでしょうか?東証1部に直接上場してもよさそうな案件ですが、東証2部にとりあえず上場ですかね。


信和のストックオプション詳細を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数(株) 発行価格(円)
2016年4月30日~2023年4月11日 601,200 500


ストックオプションは予想よりも少なかったようです。


信和(3447)IPO私見と申し込みスタンス

信和IPOは当選しやすいと思いますが、個人的には魅力は感じません。配当ありきと思いますが、現段階で配当金が出るのか分かりません。仮条件段階で考察したいと思います。


ツバキ・ナカシマ(6464)みたいになるのか見ものですが、時間がかかるため後はタイミングか?初値段階では人気になると思えないためスルーされる方も多そうですね。昨年のCasa(7196)みたいな感じでヨコヨコでしょうか~


無理して申込むまでもないと思いますが、仮条件を確認してからでも判断は遅くありません。後期型申込みを利用した判断でもよいかもしれませんね。


信和(3447)IPO幹事です!! 後期型IPO取扱い企業で穴場
⇒ 岩井コスモ証券公式へ







クラウドバンクを使った投資を4年間続けています!

1万円から投資可能でコツコツ貯まるから面倒くさがりの方にも向いている投資だと思います。利回りが以前より高くなり投資チャンス到来なのかもしれません。

クラウドバンクの待つだけ資産運用

詳しくは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。100万円投資すると1年間に69,900円の利益試算になります。地味だけどお小遣いになるから助かっています。

クラウドバンク投資4年の実績と評価記事