プリモグローバルホールディングス(367A)がスタンダード市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。VC売出し案件なので気を付けたほうがよさそうです。


主幹事はみずほ証券とSMBC日興証券が共同で務めます。売出し株数6,466,800株、オーバーアロットメント970,000株です。上場規模は想定発行価格2,235円から計算すると約166.2億円になります。


プリモグローバルホールディングス(367A)IPOが上場承認
※プリモグローバルホールディングス公式サイト引用


また、大型のファンドイグジット案件が出てきました。小粒IPOは何処に行ってしまったんでしょうね。


日本では少子化問題がありますが同社の業績は伸びています。海外展開が好調なのかもしれません。アジア圏に積極的に進出しているようです。


アジアは若年人口が多く、経済発展が著しい海外市場として、日本の商品・サービスに対する関心や信頼が高いそうです。競合もあると思いますが業績には期待できそうです。


同社の主要商材は婚約指輪及び結婚指輪となっています。


プリモグローバルホールディングス(367A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日6月24日
市場スタンダード市場
業種小売業
事業内容ブライダルジュエリーの企画・販売
ブックビルディング6月09日~6月13日
想定価格2,235円
※2,150円~2,320円の平均価格
仮条件6月09日
売出価格6月16日
初値結果
企業情報https://www.primoghd.co.jp/
監査人EY新日本有限責任監査法人


項目株数データ
公募株数0株
売出株数6,466,800株
公開株数(合計)6,466,800株
オーバーアロットメント970,000株
上場時発行済み株数8,747,143株
想定ベースの時価総額約195.5億円
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
SMBC日興証券(共同主幹事)
SBI証券
楽天証券
マネックス証券
松井証券
岡三証券
東海東京証券
岩井コスモ証券
水戸証券
極東証券
あかつき証券
丸三証券
委託見込SBIネオトレード証券
岡三オンライン
DMM.com証券


プリモグローバルホールディングス(367A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格2,235円を基に吸収金額を算出すると約144.5億円となり、オーバーアロットメントを含めると約166.2億円規模の上場となります。


同社グループはプリモグローバルHDと連結子会社6社、持分法適用会社1社の計8社で構成されています。


2025年4月末現在、日本国内において87店舗(I-PRIMO 72店舗、LAZARE DIAMOND 15店舗)、海外においては台湾16店舗、香港5店舗、中国本土24店舗、シンガポール2店舗の合計134店舗を運営しています。


プリモグローバルホールディングス(367A)の業績
※有価証券届出書引用


自社ブランドの「I-PRIMO(アイプリモ)」と「LAZARE DIAMOND(ラザールダイヤモンド)」、


提携ブランドの「K.UNO(ケイ・ウノ)」と「STAR JEWELRY(スタージュエリー)」の4つの取り扱いブランドがありますが、ブランドイメージや商品コンセプト、販売方法、提供価格や各種サービスをそれぞれ差別化されています。


プリモグローバルホールディングスの株主優待制度の詳細
※有価証券届出書引用


同社グループの主要な商材であるブライダルジュエリーは、顧客に生涯にわたって身に付けていただくものであり、一生に一度の大切な買い物のため情緒的価値を求める傾向にあると考えているそうです。


顧客の特徴を踏まえ、同社グループはブライダルジュエリー専門店、パーソナルサポート、セレクトオーダースタイルの3点をValue Propositionとして事業を展開しています。


同社グループを代表するオリジナルブランドである「I-PRIMO」は国内72店舗、47都道府県で事業展開しているそうです。


海外事業においては2007年の台湾進出を皮切りに順調に業績を拡大しています。


プリモグローバルホールディングスの販売実績
※有価証券届出書引用

プリモグローバルホールディングス(367A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2020年12月14日、東京都中央区銀座五丁目12番5号に本社を構えます。社長は澤野直樹氏(1971年10月09日生まれ53歳)、株式保有率は2.73%(262,413株)です。※2025年5月21日調べ


従業員数3人で臨時雇用者0人、平均年齢47.0歳、平均勤続年数21年6ヶ月、平均年間給与7,215,000円です。連結従業員数は1,032人です。


セグメントは国内事業と海外事業の2つに区分されます。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
プリモ・インテグラル2投資事業有限責任組合7,235,348株75.27%
Innovation Alpha Primo L.P.1,147,565株11.94%
澤野直樹262,413株2.73%
プリモ・インテグラル1投資事業有限責任組合259,265株2.70%
藤江秀一104,965株1.09%
※株主上位5名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2025年12月20日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


親引けは以下のようになっています。全体で7.55億円となっています。


【親引け詳細】
  • 株式会社桑山が2.2億円を上限として要請予定
  • 株式会社ロージィブルーが2.0億円を上限として要請予定
  • 株式会社メディックスが1.0億円を上限として要請予定
  • 株式会社バンビが5,000万円を上限として要請予定
  • 東京真珠株式会社が5,000万円を上限として要請予定
  • セント・ピュール株式会社が3,500万円を上限として要請予定
  • 株式会社ムラオが1,500万円を上限として要請予定
  • プリモグループ従業員持株会が8,500万円を上限として要請予定


プリモグローバルホールディングス(367A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


【独自初値予想】
  • 第一弾2,000円~2,400円
※割れる可能性もありそう?


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同主幹事)-株-%
SMBC日興証券(共同主幹事)-株-%
SBI証券-株-%
楽天証券-株-%
マネックス証券-株-%
松井証券-株-%
岡三証券-株-%
東海東京証券-株-%
岩井コスモ証券-株-%
水戸証券-株-%
極東証券-株-%
あかつき証券-株-%
丸三証券-株-%


ファンド売出し案件なので人気がなさそうです。株主優待が既に設定されていることは好感できます。ただし年1回の300株以上なのでハードルが高そうです。


主幹事はみずほ証券とSMBC日興証券が引受けます。引受幹事も多く初値不安があります。


業績予想が出ていたため確認すると2025年8月期はしっかりとした業績を計上するようです。当期純利益16.70億円はなかなかですね。


kimukimu

ただVC案件の大型株なので不安が先行しています。スタンダード市場のブライダルジュエリーは盛り上がりに欠けるでしょう。



あのFUNDI(ファンディ)で新ファンドが登場予定となっています。今回も利回り10%以上が期待できるため投資準備を行っておきましょう。


透明性のある運用を行っている企業です。メイン口座でもサブ口座でも利用できると思います。詳しくは下記記事にまとめています。YouTubeライブ配信などもあり面白い投資ができると思います。


私も利用しているクラファン企業です。




今回のプリモグローバルHDの幹事に岡三証券が入っています。そのため岡三オンラインでもIPO抽選に参加できるはずです。入金不要でIPO抽選に参加できます。


現在タイアップ特典として1回取引で3,500円の現金をプレゼントしています。100万円まで株式手数料が無料なので簡単に3,500円を貰えると思います。詳しくは公式サイト又は下記記事で確認をお願い致します。


簡単なのでIPOに興味があれば口座開設しておきましょう!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2026年6月06日~2039年6月04日557,102株1,000円
2026年6月06日~2034年6月04日317,570株1,007円


上記はA種新株予約権とB種新株予約権の状況になります。


プリモグローバルホールディングスIPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

プリモグローバルホールディングスのIPOは大手予想をしっかり確認しながら参加スタンスを決めたいと思います。


IPOには当選しやすいと思います。


プリモグローバルホールディングスIPOのまとめ
※プリモグローバルホールディングス公式サイト引用


ウェブ広告、ブライダル専門雑誌、テレビCMなどの広告宣伝活動や、イベントやキャンペーン等のPR活動、さらに全国各地の婚礼施設や専門店等との顧客紹介制度等、さまざまな手段で顧客にアプローチしてきたそうです。


業績に期待できるのはわかりましたが、結局はVCのイグジットでIPOが利用されます。


配当などのインカムゲインが期待できないと厳しそうですよね。最新の予想配当が1株あたり95円なので配当利回り4.25%になります。


公開価格次第だと思いますが4%超えは少し魅力があります。ただVC案件なので売り圧力は高いと思います。


kimukimu

微妙なIPOだけどちょっと気にりますね。インカムゲイン期待で買われるか?



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ファンド毎にキャンペーンが行われることも多いため口座開設しておくとお得です。私も過去に口座開設キャンペーンに参加しました。詳しい内容は別記事にまとめています。


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