フライヤー(323A)の抽選結果が出ました。ビジネス書の要約サービスを手掛け今期黒字化する予定の銘柄です。
IPOとしては吸収額が少ないリスキリング関連株として人気が見込めそうです!
ただしVC出資が多く公開価格1.5倍となる1,020円あたりが初値として意識されています。
最近の傾向からロックアップ解除を超えた初値は難しいため切のいい1,000円あたりが意識されそうです。
株数も少なく投機マネーが流入する期待はあるかもしれません。
ただ盛り上がっても長くは続かないと考えています。増収期待でも株価が異常値となっているため冷静に考えれば公開価格でも割高みたいですからね。
フライヤー(323A)の公開価格が決定しました
公開価格は仮条件の上限680円に決定しています。目論見によれば申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回る状況だったそうです。
また、申告された総需要件数が多数にわたり、需要の価格毎の分布状況は仮条件の上限に集中していたとあります。
幹事引受け価額は625.60円に決定しています。上場承認時の基本データや業績などは下記記事でまとめています。
「IPO承認」フライヤー(323A)の上場データと初値予想を考察!
フライヤー(323A)の幹事別抽選結果はこうなりました!
フライヤーの幹事別抽選結果を確認してみました。幹事名 | 抽選結果 |
みずほ証券(主幹事) | 落選 |
SMBC日興証券 | 落選 |
SBI証券 | 落選 |
楽天証券 | 抽選前 |
マネックス証券 | 補欠当選 |
松井証券 | 落選 |
岡三証券 | 落選 |
水戸証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | 抽選前 |
極東証券 | 口座なし |

マネックス証券の引受け株数は9,800株でした。よって98人が当選しています。
引受けた株数を全て抽選に回すため当選しやすい特徴があります。今回は引受株数が少ないため購入忘れをする方も少なそうです。
なので補欠当選が繰り上がることはないと考えています。それでも購入申込だけは行っておきたいと思います。IPOルールについては下記記事でまとめています。
マネックス証券のIPOルールについて詳しくまとめました。評判が良いことはわかっていますが、完全抽選方式を取り入れているため誰にでも当選チャンスがある証券会社です。当選実績も合わせてご紹介したいと思います。 …
フライヤーIPOの最新の初値予想は?
最新の初値予想について調べてみました。ロックアップ解除が一つの目安になりそうです。
大手予想の最新の初値予想は900円~1,000円となっています。
ロックアップ価格を超えることは現時点で考えられていないようです。PERが245.5倍と異常値なのでどのあたりの株価が妥当なのか判断しずらいようです。
公募組でIPOに当選された方は初値売却される方が多そうですね。
テーマ性ある銘柄ですが親子上場でVC出資が多く懸念材料もあります。黒字化タイミングは良いとして上場ゴール?ともとらえられそうです。

フライヤーの知名度が高いと判断されているので公募組は利益が見込めそうです。セカンダリーは難しそうですね。
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