キャスター(9331)IPOの抽選結果報告！公開価格は上限決定

キャスター(9331)の抽選結果が出ました。公開株数が少ないため当選確率はかなり低いはずです。


相性の悪い大和証券主幹事なのでなおさら期待していません。ただ落選すると凹みます！





同社はクラウドソーシング中堅になり、仕事を受け各地に所在するリモートワーカーが代行して実施する「CASTER BIZ」サービスを主力にしています。


今期は黒字転換となるタイミングで上場するため注目されそうです。ただ黒字と言っても四半期利益が300万円のプラス予想なので最終的に赤字で終わる可能性もないとは言えません。


クラウドソーシング事業は大手企業でも収益に波があり安定しないと言われています。


同社の上場規模は約3.1億円、時価総額は約14.5億円に決定しました。PERは361.9倍と異常値になります！


業績規模は地方企業ながら評価できる水準のようです。しかし長い赤字によりVC出資が多く株主構成がIPOにおいて良いとは言えません。


割安な株価水準だと観測されているため初値は上昇すると思いますが、中長期で保有するには少し怖いと感じます。

キャスター(9331)IPOの公開価格が決定しました

公開価格は仮条件の上限760円に決定しています。


目論見によれば申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回る状況だったそうです。


また、申告された総需要件数が多数にわたり、需要の相当数が仮条件の上限価格だったとあります。


幹事引受け価格は699.20円に決定しています。上場承認時の基本データや業績などは下記記事でまとめています。

「IPO承認」キャスター(9331)の上場データと初値予想を考察！

キャスター(9331)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました！

キャスター(9331)の幹事別抽選結果を確認してみました。

幹事名	抽選結果
大和証券	落選
みずほ証券	落選
SBI証券	落選
岩井コスモ証券	抽選前
極東証券	口座なし
松井証券	落選
マネックス証券	落選

抽選に参加した証券会社を確認すると落選していました。


補欠当選もなく完全落選のようです。モチベーションがなかなか上がりません。後期型抽選は残っていますが配分数から考えて落選でしょう。


2023年下半期は積極的に申込めるIPOが少ないため利益見込みの高いキャスターは抽選を楽しみにしていました。結果、惨敗のようです。


このまま微妙な環境で年末のIPOラッシュに突入すると公開価格割れ続出かもしれません。ぶっ飛ぶようなIPOの登場に期待したいと思います。

キャスター(9331)IPOの最新の初値予想は？

キャスターの最新の初値予想について調べてみました。





最新の初値予想は2,000円～2,500円となっています！


公開価格が760円なので上場1日目は初値が付かない予想となっています。初値2,500円だと公開価格の3.29倍になります。


当選された方は上場日が楽しみですよね～


ただAVILEN(5591)の初値が予想よりも低かったことは同社に影響がありそうです。個人投資家がベンチャーキャピタルを警戒しているように感じます。


キャスターはファンド持ち分が多くてもロックアップ解除倍率の設定がないため行けそうですけどね。と言うことでキャスターのIPOは当選できませんでした!!


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