ACW-DEEPがCAMPFIRE Angels(キャンプファイヤーエンジェルス)で株式投資型クラウドファンディングを利用した資金調達を発表しました。


将来的に上場(IPO)やバイアウトを用いてイグジット(EXIT)を目指すそうです。そのため募集内容を確認し投資家目線で評判と評価を行ってみました。


ACW-DEEPがCAMPFIRE Angelsでクラウドファンディング実施
※CAMPFIRE Angels公式サイト引用


同社は次世代VR「AVR(Advanced VR)」と「非接触型ヘッドセット」の組合せにより、これから業績を伸ばしたい考えのようです。


既に活用実績がありシミュレーション訓練が可能となっているため実力はあると思います。テレビや新聞でも取り上げられており、一定の信用や信頼を獲得していると考えられます。


これまでVRは問題がいくつかあり市場でなかなか普及しなかった一面もあります。同社の技術はそれら問題を解決できるとあり面白いと感じます。


VR酔いや映像ズレなどの問題をAVR(拡張仮想空間提供)システムにより改善できるサービスを行っています。


ACW-DEEPが解決したい課題とAVRの特徴を調べてみました

ACW-DEEP社が開発したAVR(アドバンスト・バーチャル・リアリティ)は、仮想現実のVR映像と現実世界の道具等を同時に認知できる技術を有しています。


AVRの画像合成処理技術は特許を取得していると言うことで、今後のサービス展開に期待が持てそうです。


ACW-DEEPの解決したい課題
※CAMPFIRE Angels公式サイト引用


現在は大手建設会社や運輸業者などで活用実績があり、現実に近いシミュレーション環境で訓練ができるとされ好評のようです。


これまではゲームなどでVR技術が用いられていましたが、同社では次世代技術を取り入れることで日本のみならず海外での販売を視野に入れています。


現在は建設作業中の高層ビルに登る高所作業訓練や、溶鉱炉の近くまで行く危険作業訓練に使用されているそうです。この他、利用価値が高く様々な業種でも利用することが可能のようです。


他業種への展開は、現在行っているサービスの充実が行われた後に横展開してくると考えています。


また、これまでのVRと何が異なるのか確認してみると以下のことが考えられます。


【VR酔いの要因】
  1. 自分の手足や周囲の環境を視認できない
  2. VR映像と実際の体の動きがリンクせず映像にズレが生じる
  3. ヘッドセットが重く密着感がある


上記3つの要因があり、同社サービスだと解決できるそうです。私はVRを体験したことがあり、面白いと思う反面、気分が悪くなります。そんな人も多いはずなんですよね。


知合いなどはゲームでVRを楽しんでいます。


向き不向きがあると思いますが、同社の技術はこれから社会貢献につながる可能性も秘めていると思います。


AVRの技術はVR用ヘッドセットの視線方向に高性能3Dステレオカメラを装着し、3Dステレオカメラで撮影される映像とPCが生成するVR映像をリアルタイムで合成し表示させるそうです。


これにより自分の周りにある備品などもリアルに表示でき、体験者は自分自身の体の動きを視覚的に認知可能になります。


他社に真似できない映像の合成処理技術を持っていることが同社の魅力となっています。AVRを利用すれば現実映像と仮想映像をリアルタイムで合成でき、使い方次第では様々な業種で応用できるはずです。


なかなか面白い技術だと思います。特許は映像の合成処理技術になり特許第6717486号となっています。


私は合成処理技術について詳しくないため、類似企業がどのような状況にあるのか判断できません。最先端の技術だと思いますが、競合他社も存在するはずです。


同社の特許を利用しなければならない技術の開発であれば、業績も右肩上がりになると考えられます。


【AVRの特徴】
  1. 現実映像と仮想映像をリアルタイムで合成
  2. 人間の習性に合わせた映像の合成位置設定


AVRの特徴は上記の2つになります。映像のずれを感じないほど早い合成処理速度が行われているそうです。


さらに「人間の習性に合わせた映像の合成位置設定」では特許申請中となっています。


実際に同社サービスを利用しているケースでは、西武建設株式会社で高所作業の安全教育として導入されています。高所作業時のハーネス装着が法律で定められているためその訓練に用いられています。


この他、大手鉄道やバス会社のドライビングシミュレーターへの活用となっています。


ACW-DEEPのビジネスモデルを確認!権利ビジネスを行い収益につなげる予定

ACW-DEEPではこれまで企業からの受託開発を行いオリジナルのシステムを提供していました。


しかし、受託を行うことで売上に限界があると言うことで、AVRの基幹ソフトウェアを特許化しその権利を販売するビジネスモデルへ転換します。


ACW-DEEPのビジネスモデル
※CAMPFIRE Angels公式サイト引用


収益構造は、コンテンツ開発力や営業力のある企業と開発パートナー契約を結び、共同で製品を開発します。


また、システム販売権をパートナー企業に持たせ、同社は基幹ソフトウェアのライセンスを販売し売上を得る流れになります。


このライセンス販売の仕組みが構築ができれば収益が上がると思いますが、どれだけ参画する企業があるの?と思うところがあります。


将来性あるスタートアップ企業だと思いますが、投資家も投資リスクがあると思います。そのため企業を応援する気持ちが大事だと思います。


kimukimu

非接触型ヘッドセットも開発パートナー制で生産するそうです!!



非接触型ヘッドセットとは、VRヘッドセットの重さを解決し、顔面への密着をなくすことでヘッドセット独特の圧迫感を解消した装置になります。


CAMPFIRE Angels(キャンプファイヤーエンジェルス)の公式サイトでは、一般的なヘッドセットが約800gなのに対し、軽量化したものは約300gと書かれています。そんなに軽くなるの?と驚きました。


また、新型コロナウィルス感染症により、顔面に密着する既存のヘッドセットだと感染リスクが高くなるため、非接触型ヘッドだと衛生面でメリットがあるそうです。


収益面では、受託開発から権利ビジネスへスイッチできれば面白いと思います。

ACW-DEEPの企業概要とECFの資金使途を確認してみました!

企業概要を確認しておきたいと思います。会社設立から既に8年以上経過しています。


バリュエーションは総発行株式24,000株から2.4億円になります。今回の募集は1株あたり10,000円となっています!



項 目その内容
会社名株式会社ACW−DEEP
設立年月日2013年3月27日
決算期12月
代表者代表取締役社長 山口聡
業種学術研究・専門・技術サービス業
本店所在地〒210-0004
神奈川県川崎市川崎区宮本町6-12 GS川崎ビル 川崎市役所オフィス21
会社概要法人向けVR教育訓練シュミレーションシステムの開発及び技術提供
発行済株式総数24,000株
※2021年8月11日調べ


ACW−DEEP(エーシーダブリュディープ)が株式投資型クラウドファンディングで上限の61,500,000円を集めた場合の資金使途は、「システム開発用の備品」「非接触型ヘッドセットのプロトタイプ1号機の開発費」「2号機から4号機までの開発費」「展示会出展等の広告宣伝費」「残額は営業要員の人件費」となっています。


61,400,000円以下であった場合「システム開発用の備品」「非接触型ヘッドセットのプロトタイプ1号機の開発費」に充当されることになっています。


成長と共に新たなステージに到達することも考えられ、将来的にはIPO(上場)も考えていると動画の最後で仰っていました。


稼げるビジネスに成長すればイグジット(EXIT)の方法は色々と考えられるはずです。


ACW-DEEPの業績予想から成長できる企業なのか考察してみました

VR市場はこれまで通りに拡大するとされています。そのためACW-DEEPの業績も右肩上がりとなることが期待できます。


VRグローバル市場は2020年で約1兆2,440億円、2024年になると約7兆5,465億円となる試算が出ています。※テクノロジー専門調査会社IDCレポート


ACW-DEEPの業績予想
※CAMPFIRE Angels公式サイト引用


同社公式サイトによれば、2021年の売上は約2,400万円となっています。またCAMPFIRE Angelsに口座開設を行っている方は営業利益や経常利益などを確認することが可能です。


もちろん黒字なのか赤字なのかも確認ができます。業績予想も確認できるため必ずチェックしておきましょう。


ログインしないと確認できない情報は記事に書けないためご想像にお任せしますが、私はしっかりしていると感じました。業績拡大のポイントはアジア圏への進出でしょうか。


アジア人はVR酔いの症状が出やすいみたいなんですよね。


2023年は開発した非接触型テスト機を世界最大のテクノロジー見本市と言われる米国CESで公開する予定だそうです。先の目標が具体的に書かれているため好感度がアップします。


同社の想定する2025年に売上15億円をクリアーできるのかはわかりませんが、その前にM&Aによるイグジット(EXIT)もあるかもしれません。特許を取得していることは優位性があるように思います。


CAMPFIRE Angels(キャンプファイヤー エンジェルス)の事について詳しく知りたい方は下記記事で内容を確認して頂ければと思います。


代表取締役社長の出縄良人氏にもインタビューさせて頂いています。私も知らなかった内容をご回答頂いています!




ACW-DEEPの評判と評価まとめ!!投資を行っても大丈夫なのか

ACW-DEEP(エーシーダブリュディープ)の代表取締役社長である山口聡氏は日立電子(現日立国際電子)やIMAGICAで経験を積み、CGを使用した撮影シミュレーションを開発しています。


映画やCMのプリビズ作業を担当していた経験も持ち合わせています。同社のホームページを確認すると作品紹介で多数の映画などを確認することができます。


また、直近では2021年5月07日に日刊工業新聞に取り上げられていました。


項 目その内容
発行する株式等の種類普通株
目標募集額13,200,000円
上限募集額61,500,000円
発行価額1株あたり10,000円
申込単位
  • 10株 100,000円
  • 20株 200,000円
  • 30株 300,000円
  • 40株 400,000円
  • 50株 500,000円
申込期間2021/08/11(水)~2021/08/25(水)


株式投資型クラウドファンディング(ECF)の募集情報詳細は上記のようになっています。


申込日から起算して4営業日以内に証拠金を振り込むことになっています。応募金額が目標募集額に達しない場合は株式の発行が見送りといなり預り金の返金が行われます。


法人向け人材トレーニング分野においてVRの活用方法が広がりを見せています。同社ではVR酔いや重量の問題をクリアーできる技術を有していることから業界内でも期待ができそうです。


仕事や生活に貢献できるVRシステム開発企業になる目標があり、代表の山口聡氏の真面目さも動画から伝わってきたように思います。


インキュベーション施設のかわさき新産業創造センター(KBIC)に設立時から入居していたことも投資家の刺激材料になりそうです。


これから1年~2年が勝負だと思っています。資金があれば新しいステージへ向かいそうな気がする企業だと思います。VR市場における技術革新のスピードが私には掴めませんが、しっかりとした企業だと感じました。


ご出資をご検討されている方は募集内容をしっかり確認しておきましょう!!




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