ブレインズテクノロジー(4075)の最終初値予想を調べてみました。本日上場のサーキュレーション(7379)の初値が高かったことで同社も好発進となる可能性があります。


人工知能(AI)ソフトウエアの開発や販売を行う企業になり、個人投資家に人気の高い銘柄だと思います。投資情報を専門とするサイトでは引き続き高い成長期待が持てるとあります。


ブレインズテクノロジー(4075)IPOの最終初値予想
※ブレインズテクノロジー公式ページ引用


東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。


項 目気配運用の内容
板中心値段1,780円(公募・売出価格)
上限値段4,095円(更新値幅89円、更新時間10分)
下限値段1,335円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲445円以上、7,120円以下


上場による吸収金額は約16.8億円で時価総額は約95.6億円になります。幹事引受け価格は1637.60円と発表されています。


これまでAI関連の銘柄は40億円近い買いを集めていまいましたが、2021年6月のIPOから初値が上昇しない傾向にありました。


7月後半に上場する銘柄には少しづつ資金が戻ってきており、初値騰落率もやや改善傾向にあります。オリンピック効果なのかわかりませんが、日経平均も直近では戻り基調にあるようです。


直近上場のラキール(4074)には20億円程度の初値需要があったようです。


アシロ(7378)は初値で売却する投資家が37%程度と少なかったため、公開価格割れを避けられたと言われているようです。こちらも約21億円程度の初値需要があったことになります。


セカンダリーは銘柄により強弱わかれているため、より難易度が上がっているように思います。


同社の事業内容やこれまでの初値予想は下記記事にまとめています。よかったら参考にしてください。

ブレインズテクノロジー(4075)IPOの初値予想


ブレインズテクノロジー(4075)の最終初値予想はこうなる!

最終初値予想は高くなるようですね。7月上場も同社を含め3銘柄しかありません。


機械学習や人工知能(AI)などのキーワードもあり賑わいそうです。


最終初値予想


大手から発表された最終初値予想は5,000円となっています。ベンチャーキャピタル保有株のロックアップが公開価格1.5倍となっているため2,670円は軽くクリアーする期待が高いでしょう。


公開価格の1,780円算出のPERは81.61倍と既に高い水準にあります。


パークシャテクノロジー(3993)やヒーローズ(4382)と比べれば割安ですが疑問も感じるところです。業績規模から考えるとバリュエーションが既に高いと感じます。


2021年7月期の業績予想では売上8.6億円で四半期利益がやっと1億円を超える予想が出ています。成長性は高くても現段階で事業規模が小さいため、どこまで祭り化するのか読めない状況です。


人工知能(AI)関係なら何でも買われる勢いは現時点で考えられないため、大手予想の5,000円は欲張り過ぎな気もします。初値2.8倍予想ですからね。


5,000円の初値が付いたとしたらPERは229.25倍になります。新株予約権などを考えるとさらに高いPERになります。


サーキュレーションIPOも好調な初値が付きセカンダリーも断続的な買いが入っています。地合いが改善しているのは間違いなさそうですが、即金規制などが入る上場2日目も買い気配となるのか見ものだと思います!


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