IPOバブル状態が続いています。IPO投資家にとってこの上ない喜びを感じていますが、IPOに申込む方も増えています。また地合いによる影響もあり、初値後の値動きも良いと感じてします。そこで当選を考えた場合、主に「店頭証券で行われる裁量当選は有効なのか?」について考えてみます。


東京証券取引所


私の感覚による記事なので参考程度に考えて頂ければよいと思います。


証券会社や支店によりルールが異なると思いますが、支店をクリアーするなら人口が
少ない地方支店が狙い目だと思います。
都心になれば資産家が多くいますので、数百万円程度では相手にされないイメージが
あります。しかし、地方で数百万円単位だと意外に大きいお金の値動きとして把握され
るのではないかと考えています。


支店セミナーなどに出向くと、預入資産がそれほど多くない方に出会いますからね・・・
さらに支店セミナーでIPOに興味があるという方もあまり出会いません。
年齢層が高いのが原因でしょうか。


私は支店とのお付き合いに少し疲れたので、頻繁に電話する事もなくなりましたが、
それなりにお付き合いをするとIPOの配分や有料レポート情報、公募増資(売出株)
などの情報はこまめに頂けます。
担当者によりけりだと思いますが、話をしてニワンスで解る方もいます。


【IPOの裁量当選枠について】
① 預入資金がいくらなのか?
② 取引手数料を落としているか?
③ 担当者とのコミュニケーションは取れているか




上記内容をクリアーしていれば、それなりにチャンスはあると思います。
あとは個人の性格によりますが、「資産がまだ別にある」などのお話をしておくとよい
かもしれません。


という事でこのハードルを越える事が出来る方は少ないでしょう 
第一に金融資産が無ければ基本的に裁量当選は厳しいのです。
現金が無くても有価証券などがあればそれを基にお話しする事は可能だと思います。
現金化出来るタイミングや、投資意欲を伝えておくと好感されると思います。


また店頭に口座を持つことで営業の電話がかかってきます。
人と話す事が苦手な方は厳しいかもしれませんね。
まれに預け入れ資金が少なくてもIPOを貰える方もいるので、投資意欲や当選後の
資金で何か商品を買いたいなどと軽く伝えることもよいかもしれません。


これを繰り返すと、意外と仕事やメンタルに影響が出るため私は離脱していますが(笑)
お勤めの企業株を預け入れていると好感度もUP?
これについては、持株会やコンサルタント証券により様々でしょうか





次にインターネット抽選枠について考えます。
店頭証券ネット枠は基本的に引受株数の10%以上を抽選に回します。
これは、日本証券業協会に加盟している証券会社が守っているルールになります。


日本証券業協会IPO配分結果
↑クリックで拡大します(野村證券)


見て頂くと解るように、規則に基づく抽選配分が10%以上になっています。
残りは各証券会社のルールに従って配分されているはずです。
この10%枠で当選するにはかなりの強運が必要になると思いますが、口座数が増えれば
必然的に当選確率は高くなります。


次にインターネット証券の場合には引受株数のほとんどを抽選に回す企業が多いと
思います。ネット証券でも店頭を持っている企業ではその限りではありませんが、
完全平等抽選で有名なマネックス証券を例に上げてみます。


【インターネット証券のIPO当選について】
① 基本的に幹事引受株数の殆どを抽選に回す
② 預入資金や取引量による差が無い企業が多い
③ 落選しても申し込み続ける覚悟がある




マネックス証券IPO抽選ルール(完全平等抽選)
↑クリックで拡大します(マネックス証券)


画像を見て頂くと解るように個人への配分率が100%になります。
だからと言って当選確率が一概に高いと言えませんが、幹事引受株数が多くなれば
それなりにIPOへの当選チャンスはあります。


画像を見比べてみると、同じ銘柄があり個人への配分は野村證券の方が多いです。
しかし、野村證券の顧客数は2017年5月末時点で約5,347,000口座あるそうです。
マネックス証券の口座数は同月で約1,704,000口座になります。
ただし、どれだけの口座が稼働しているのかは解りませんし、IPOに参加している方も
把握が出来ません。
また、野村證券ではIPOに参加するには前受金が不要ですが、マネックス証券では
前受金が銘柄ごとに必要になります。


この辺りをどう考えるかですが、結論的にIPO投資をするならば出来るだけ口座を開設
しておくべきだと考えられます。
証券会社ごとにIPO抽選ルールを調べたり、配分結果を調べるのも勉強になります。
面倒なので、IPOブロガーの記事を読んだほうが楽ですかね(笑)


【IPO配分が完全抽選企業】
マネックス証券
岡三オンライン証券
SBIネオトレード証券
GMOクリック証券



実は調べると抽選によらない配分も存在する企業がありますが、当選したければ申込む
ほかありません。
何とかIPOバブルに乗っかり利益を追求できる事を願います。


IPO取扱いが多く預入資金に左右されない! 完全抽選で私も多数GET
マネックス証券


※マネックス証券の当選履歴などはこちらで確認

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