デクセリアルズ(4980)IPOが新規上場承認されました。所属部署は東証1部なのか2部なのか未定となっています。グローバルオファリング銘柄となり海外への公募も予定されています。主幹事は大和証券で公開株式数は49,363,000株とかなり多くなっています。少し初値不安があるように思います。


デクセリアルズ(4980)IPO初値予想ブログ


業種:化学
市場:東証1部or2部
公開予定:07/29
BB期間:07/13~07/17


【事業内容】
当社グループは、「Value Matters-今までなかったものを。世界の価値になるものを。」をビジョンに掲げ、卓越した独自の技術を組み合わせ、お客さまのニーズ、課題に応え、エレクトロニクス分野や環境・新エネルギー分野などに、高度な材料技術やプロセス技術に支えられた新しい高機能性材料を提供することで、人間社会と地球環境の豊かさと質の向上に貢献してまいります。そして付加価値の高い製品を提供し続けるために、社名の元になっている「かしこく、機敏に」材料の力を組み合わせ、常に新しい価値を創造できる『人』を社内に創ること、が大切な使命だと考えています。

まとめると⇒ 光学材料、電子材料、接合材料等の製造・販売



100株単位
公募株数 0株
売出株数 49,363,000株
合計株数 49,363,000株(493,630枚)  ←かなり多めの株数ですね
※ 売出株⇒国内:31,243,000株、 海外:18,120,000株の予定


想定価格 1570円 ⇒ 15.7万円必要!
仮条件  1450円~1600円に決定しました


【幹事団】
大和証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券    auカブコム証券
SMBC日興証券
野村證券
みずほ証券
SMBCフレンド





■ デクセリアルズIPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出し4,686,000株
想定発行価格1570円を基に吸収金額を算出すると約775億円となり、
オーバーアロットメントを含めて算出すると約849億円と巨額な金額になっております。
これではIPO的な魅力はあまりないですよね・・・
吸収金額的に東証1部へ直接上場でしょう!
デクセリアルズHP⇒ 今までなかったものを・・・


デクセリアルズ(4980)IPOが新規上場承認
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開示情報からは赤字から黒字転換となりますが、実質上の事業活動は、
昭和37年3月からとなります。
ソニーがプリント基盤の国産化を目指し製造や販売を目的として作られています。
業種は化学となっていますが、個人的にはイメージがあまり良くないです。


50年以上の実績がありますが、現在のデクセリアルズ会社設立は2012年6月
からとなっており、上場を意識した編成ですよね。(東京都品川区大崎に本社)
社長は一ノ瀬隆氏で58歳となり、株式保有率は0.33%となっています。
従業員数は1746人で平均年齢41.6歳、平均勤続年数17.8年、
平均年間給与約693万円となります(連結従業員数は2368人)


※ソニー㈱の事業ポートフォリオ改革の一環として、ケミカルプロダクツ関連事業を㈱日本政策投資銀行及びユニゾン・キャピタル㈱がアドバイザー等を務めるファンドが出資した㈱VGケミカルが買収し、㈱VGケミカルの完全子会社となり、(旧)デクセリアルズ㈱へ商号を変更(平成24年9月)



デクセリアルズ(4980)ロックアップと評判
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【ロックアップ状況】
グローバル・オファリングに関連して、当社の株主である株式会社日本政策投資銀行、UC Universe(F),L.P.、UCユニバース投資事業有限責任組合、UC Universe(A),L.P.、UC Universe(B),L.P.、UC Universe Co-Investment(F),L.P.、UC Universe Co-Investment(A),L.P.、UC Universe Co-Investment(B),L.P.、UCユニバース共同投資事業有限責任組合、一ノ瀬 隆及び安藤 尚は、ジョイント・グローバル・コーディネーターに対し、ロックアップ確約書の締結日から上場日(当日を含む)後180日目(平成28年1月24日)までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、ジョイント・グローバル・コーディネーターの事前の書面による同意なしには、当社普通株式の売却等(ただし、引受人の買取引受けによる国内売出し、海外売出し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すことを除く。)を行わない旨を約束する書面を平成27年7月21日付で差し入れる予定であります。

 


ロックアップは180日間となっており、ロックアップが外れると厳しい展開が予想されます。
日本政策投資銀行が大株主としていますが、不良債権の溜まり場などとも言われて
おり、今度の動向次第でしょうか。
現在のところは利益が出ていいますが、どの程度評価されているのか専門情報機関
データを見てみたいと思います。
全て売出し株となっており、仮条件の動向で人気度が図れそうですね。

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